ホームページを作成する際は、サーバーを用意する必要があります。サーバーにはさまざまな種類があり、何を選べばよいのかわからないという人もいるでしょう。この記事では、ホームページ・サーバーを選ぶ際のポイントや注意点を解説します。おすすめのサーバーも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
ホームページ・サーバーとは
ホームページ・サーバーとは、ホームページをインターネット上に公開するためのデータを保管する場所です。ユーザーがサーバーにリクエストを出すことで、コンテンツを閲覧できます。サーバーはインターネット関連の事業者や、ホームページ作成ツールの提供会社などからレンタルできます。
ホームページ作成ツールのBiNDupは大容量サーバーが備わっており、常時SSLや独自ドメインなども使用できるため、別途サーバーを用意する必要はありません。
→サーバー付属のホームページ作成サービス「BiNDup」を30日間無料体験する
無料のホームページ・サーバーを選ぶ際のポイント
無料で利用できるホームページ・サーバーもあります。以下では、選ぶときのポイントを解説します。
独自ドメインを利用できる
無料のホームページ・サーバーを選ぶ際は、独自ドメインを利用できるものかを確認しましょう。取得した独自ドメインでホームページを作成すれば、他社のサービスの干渉を受けずに運営できるため、ホームページそのものが資産になります。無料のホームページ・サーバーのなかには、無料のドメインがセットになっているレンタルサーバーもあります。
処理速度の速い通信規格にも対応している
ホームページ・サーバーの性能が、どの程度のものかを確認することも大切です。データの処理速度が遅いサーバーを選ぶと、ユーザーのリクエストに対して迅速に対応できません。コンテンツが表示されるまでに時間がかかると、ユーザーが離脱しやすくなります。ひとつの目安として、通信規格がHTTP/2に対応しているサーバーを選びましょう。
十分な保存容量がある
ホームページ・サーバーは、提供会社ごとに保存できるデータの容量が決まっているため、十分な保存容量があるものを使用しましょう。保存容量が少ないサーバーを選べば、ホームページにコンテンツや最新情報などを追加したい場合、容量が足りず掲載できない可能性があります。無料サーバーは保存容量が少ない傾向にあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
商用利用できる
営利目的でホームページを作成する場合は、商用利用できるホームページ・サーバーを選ぶことが重要です。無料サーバーのなかには、商用利用を禁止している場合があります。商用利用できないサーバーを利用して営利目的のホームページを作成すると、規約違反になり、予告もなくサーバーが利用できなくなるケースもあるため注意しましょう。
WordPressを設置できる
WordPressを使用してホームページを作成する場合は、WordPressに対応しているサーバーを選びましょう。WordPressはサーバーとの連携が必須であるため、非対応のサーバーではホームページを作成できません。一般的に、有料のサーバーは、WordPressと連携できるものが多くあります。
→サーバー付属のホームページ作成サービス「BiNDup」を30日間無料体験する
ホームページ作成に無料サーバーを利用する際の注意点
ホームページの作成に無料のホームページ・サーバーを使用する場合は、以下の注意点に気を付けましょう。
広告表示の有無を確認しておく
無料のホームページ・サーバーは、強制的に広告が表示される場合が多いため、事前に広告表示の有無を確認しておきましょう。広告表示有りの場合は、ホームページやコンテンツに紐づけられていない広告が掲載されてしまいます。無料サーバーを利用する場合は、広告を非表示にできる設定機能があるものを選ぶことが大切です。
自動バックアップ・復元できるサービスがあるか
無料のホームページ・サーバーは複数の契約者で共有しています、そのため、同じサーバー内でアクセスが集中すると、接続環境が不安定になったり、コンテンツの表示速度が遅くなったり、サーバーダウンを起こしたりします。自動バックアップ・復元サービスがあれば、ホームページのコンテンツを守れます。
セキュリティ対策・サポート体制は十分か
充実したセキュリティ対策やサポート体制のサーバーを選ぶことも大切です。セキュリティ対策が不十分なサーバーを利用すると、なりすましや不正アクセスなどの被害を受ける可能性があります。通信データを暗号化できるSSL化など、セキュリティ機能があるか確認しておきましょう。また、24時間体制でサポートしてくれるとトラブル時に備えられるため、安心して利用できます。
→サーバー付属のホームページ作成サービス「BiNDup」を30日間無料体験する
おすすめの無料ホームページ・サーバー3選
ここでは、おすすめのホームページ・サーバーを3種類紹介します。無料サーバーを検討する際の参考にしてください。
XFREE
XFREEは、エックスサーバー社が運営している無料サーバーです。保存容量は1GBで、WordPressとの連携機能も搭載されています。広告表示は、一部のプランを利用した場合に、スマホやタブレットのユーザーに表示される場合があります。
XREA
XREAは、GMOデジロック株式会社が運営している無料サーバーです。保存容量はXFREEと同じ1GBです。WordPressとの連携や無料のSSLも利用できますが、広告は自動表示されます。
スターサーバーフリー
スターサーバーフリーは、ネットオウル社が運営している無料サーバーです。保存容量は上述した2種類のサーバーよりも多い4GBです。広告は自動表示されますが、パソコンユーザーには表示されません。
ホームページ作成に無料サーバーを使用した場合のメリット
ホームページの作成に無料サーバーを使用した場合に得られるメリットを、以下で解説します。
安いコストでホームページを運営できる
無料のホームページ・サーバーはレンタル費用がかからず、無料でホームページを開設・運営できます。コストをかけずにホームページを作成できるため、試験的な運用をしたい場合にも効果的です。無料のサーバーは保存容量が比較的少なく、法人よりも個人のホームページ作成に向いています。
メンテナンスに手間がかからない
無料のホームページ・サーバーは、運営会社がシステムのアップデートなどのメンテナンスを行います。自分で定期的なメンテナンスを行う必要がなく、余った時間やコスト、労力はコンテンツの作成に使えます。また、サーバーの管理もすべて運営会社が実施するため、人的なコストの削減も期待できます。
→サーバー付属のホームページ作成サービス「BiNDup」を30日間無料体験する
ホームページ作成に無料サーバーを使用した場合のデメリット
無料のホームページ・サーバーにはデメリットもあります。以下では、使用前に把握しておきたいデメリットを解説します。
突然サービスが終了する場合がある
無料のホームページ・サーバーは、有料のサーバーよりも収益性が低い傾向にあるため、経営の悪化などの理由によって突然サービスが終了する可能性があります。大手が運営する無料のサーバーが閉鎖した事例もよく聞かれます。特に、有料のサーバーへ移行できない場合は、ホームページを一から作成しなければなりません。
サーバーが不安定になりやすい
無料のホームページ・サーバーは他の契約者とサーバーを共有していることから、アクセスが集中すると一時的に表示速度が遅くなりやすいです。サーバーダウンを避けるために、サーバーの運営会社が意図的にアクセス制限をかける場合があります。アクセス制限をかけられると、ホームページが表示されなくなってしまいます。
→サーバー付属のホームページ作成サービス「BiNDup」を30日間無料体験する
ホームページ作成ツールとは
クラウドサービスのホームページ作成ツールは、追加料金の必要もなくホスティングサーバーを利用できます。ホームページ作成ツールとは、HTMLやCSSなどの専門知識がない人でも、プロ並みのホームページを作成できるツールです。ただし、クラウドサービス以外のツールは、サーバーを別途用意する必要があります。
ノーコードにも対応したホームページ作成におすすめのツール
ここでは、ホームページの作成におすすめのツールを紹介します。ホームページ作成ツールを検討する際に役立ててください。
BiNDup
BiNDupは、株式会社ウェブライフが提供しているホームページ作成サービスです。業種別のテンプレートが豊富で、質問に回答するだけでホームページを作成できます。グラフィック機能が充実しており、ワンランク上のバナーも作れます。常時SSLや独自ドメインが使える大容量のサーバーがセットになっており、別途サーバーをレンタルする必要はありません。
Goope
Goopeは、GMOペパボ株式会社が提供しているホームページ作成サービスです。メニュー・サービスなどの画像と価格を一緒に掲載できるページや、スタッフ紹介ページ、自由にレイアウトできるフリーページなども作れます。
ホームページ・ビルダー
ホームページ・ビルダーは、株式会社ジャストシステムが提供するホームページ作成ソフトです。パソコンのデスクトップにインストールして使用するため、オフラインでの作成が可能です。ただし、クラウドサービスと異なり、サーバーはセットになっていないため、別途用意しなければなりません。
サーバー以外に必要な機能もオールインワインのBiNDup
無料のホームページ・サーバーを利用する場合は、常時SSLや独自ドメインに対応している大容量のサーバーを選ぶようにしましょう。特に、自社でホームページを作る人は、BiNDupがおすすめです。
BiNDupは、専門知識がない人でもトレンドのホームページを作成できる国産のCMSです。独自ドメインや常時SSLに対応している大容量のサーバーもあり、パスワード付きページの作成やWebメール機能なども搭載されています。また、有料コースは専用サポートも受けられます。最大30日間の無料トライアルがあるため、まずは登録してみてください。
POINT
- 独自ドメインの設定・容量・通信規格・商用利用の可否に注意してサーバーを選ぶ
- 無料のサーバーでは、強制的に広告が表示される場合が多い
- クラウドサービスのホームページ作成ツールならサーバーが追加料金なしで使える