BiNDupは、ホームページ作成サービスです。Web上では、BiNDupに関するさまざまな評判があります。この記事では、BiNDupのよい評判や気になる評判について、詳しく解説します。BiNDupに向いている人と向いていない人の特徴も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
BiNDupとは
BiNDupは、株式会社ウェブライフが提供しているホームページ作成サービスです。提供会社は、クラウドサービスやソフトウェアの企画・開発・販売はじめ、Webサーバーなどのインフラ構築を手がけています。
BiNDup3つのコースの評判
BiNDupでは、3つのコースを提供しています。それぞれの特徴を確認しておきましょう。
エントリーコース
エントリーコースは、初年度無料で利用できるコースです。2年目以降は月額528円で利用できます。機能などの詳細は、以下のとおりです。
- Webアプリ:1ライセンス
- デスクトップアプリ:なし
- マーケティング機能:上限PV数 5000/月
- サポート:なし
- 独自ドメイン設定:なし
- 常時SSL:非対応
エントリーコースは、お試しでの利用がおすすめです。
基本コース
基本コースの月払いは3,278円です。年払いは月額換算で2,728円とお得です。詳細情報は下記をご確認ください。
- Webアプリ:1ライセンス
- デスクトップアプリ:2台まで
- マーケティング機能:上限PV数 10万/月
- サポート:あり
- 独自ドメイン設定:5ドメイン
- 常時SSL:対応
基本コースは、公開できるWebサイトの数が無制限など、機能が充実しています。手頃な価格で、一番人気です。
ビジネスコース
ビジネスコースの月払いは10,780円です。年払いは月額換算で8,983円です。機能などの詳細は、以下に記載のとおりです。
- Webアプリ:20ライセンス
- デスクトップアプリ:20台まで
- マーケティング機能:上限PV数 50万/月
- サポート:あり
- 独自ドメイン設定:40ドメイン
- 常時SSL:対応
公開できるサイト数に制限はありません。複数人で運営したい人におすすめです。
BiNDupのよい評判
Web上では、BiNDupに対するさまざまな評判が記載されています。ここでは、数あるよい評判の中から以下をピックアップして紹介していきます。
操作が簡単
BiNDupは、初めて利用する人でも操作が簡単と評判です。ヘッダーやメインコンテンツなどの各構成要素では、テキストや画像の入れ替えだけでホームページを作成できます。各要素(ブロック)ごとに編集が可能なことから、ブロック編集とよび、BiNDupのブロック編集は特許を取得しています。
BiNDupでは、スマホの画面サイズに対応できるレスポンシブWebの作成も可能です。必要項目を入力するだけで、デザイン性の高いホームページを作れます。
ノーコードでサイトを制作できる
BiNDupは、ノーコードでサイトが自在に構築できると評判です。ノーコードとは、HTMLやCSS、PHPなどのプログラミング言語を使用せずに、Webサイトやアプリを制作できることを指します。そのため、プログラミング言語に詳しくない人でも、簡単にWebサイトの作成が可能です。ノーコードと上述したカスタマイズ性をあわせて活用することで、オリジナルのWebサイトを作成できます。
デザインが充実
BiNDupのよい評判のひとつが、デザインテンプレートの種類が豊富なことです。BiNDupでは、業種別に380種類を超えるテンプレートを利用できます。国産のCMSで、最大541書体の日本語フォントに対応しています。2007年度のグッドデザイン賞では、BiNDupのデザインにこだわりをもった機能が評価され、「中小企業庁長官特別賞」を受賞しました。
コーポレートサイトからオンラインショップまで、幅広いWebサイトを制作できます。
カスタマイズ性が高い
BiNDupは、カスタマイズ性の高さでも評価されています。ノーコートでも作れますが、HTMLやCSSの知識を習得すれば、任意でタグを挿入でき、こだわりのデザイン制作が可能です。
さらに、BiNDupは、アニメーションの実装レベルも高いと評判です。画像が切り替わる「スライドショー」はエリアのほか背景全体にも使うことができ、別ページへ遷移するときに効果的な「ページアニメーション」、スクロール時にブロック単位で動かせる「アニメーションブロック」などの機能があります。他にも、ナビゲーションメニューを自由に配置できる機能も搭載されています。
実績が豊富
BiNDupは、豊富な実績がよい評判に繋がっています。ベンチャー企業から上場企業、大手企業まで、累計で20万社以上の企業で導入されています。制作実績は大手企業サイトなどが多いですが、クリニックやフィットネスなどの多種多様な業種の事業者に利用されています。
別途レンタルサーバーが不要
BiNDupは、自社でレンタルサーバーを借りる必要がないことも、よい評判のひとつです。BiNDupを導入した場合、独自ドメインや常時SSLに対応している大容量のサーバーを利用できます。ドメインやレンタルサーバーの手続きが不要なため、ホームページの作成後すぐに公開できることも支持されています。基本コースやビジネスコースを選べば、外部サーバーのアップロードも可能です。
SEO対策に適している
BiNDupは、SEO対策に有効なサービスとして評判が高くなっています。BiNDupには、「SEOアシスタント」と呼ばれる機能があります。「SEOアシスタント」とは、作成したWebサイトの設定が最適化されているか、自動でチェックしてくれる機能です。ページタイトルやディスクリプションなどのシンプルな設定も可能です。また、Googleの解析ツールとの連携にも対応しています。
オフライン環境での作成や編集が可能
BiNDupは、オフラインでもホームページの作成・編集ができる機能が評判です。オフライン環境で利用する場合は、デスクトップにインストールして使用できる「ソフト版」が有効です。ソフト版は追加料金がかかりません。オフラインで作成・編集したWebサイトは、外部サーバーにも公開できます。オフライン環境での作成・編集機能は、他のツールでは見られない機能です。
関連サービスが充実
BiNDupは、上述した機能の他にも、以下の機能を利用できます。
- ネットショップ(BiNDカート):オンラインショップの作成・運営サービス
- Webフォーム(SmoothContact):SSLに対応した問合せフォームを作成できる
- ブログ(CMS)機能:Webサイトにブログを組み込める
- 素材ダウンロードサービス:画像や音楽、テンプレートなどの素材を無料で入手できる
- 画像編集ツール:画像の加工や編集、バナー作成ができる
他にも、SNSやYouTube、noteなどの外部連携機能もあります。
サポート体制が整っている
国産CMSならではの充実したサポートを受けられることもBiNDupの強みです。BiNDupのサポートセンターは国内に拠点があり、日本語によるサポートを受けられます。
サポートセンターへ問合せする場合は、コントロールパネル内にある「お問合せフォーム」を利用しましょう。操作方法がわからず困った際は、専用のマイページにあるメールフォームからの問合せも可能です。
BiNDupの気になる評判
BiNDupについてはよい評判が多くありますが、気になる評判がいくつかありました。以下では、BiNDupの気になる評判を紹介します。
費用がかかる
BiNDupの導入で気になる評判として、費用面での負担が大きいことがあげられます。BiNDupの料金プランは月額制と年額制の2種類があります。他のホームページ制作ツールと比較した場合、比較的割高です。ただし、簡単に更新できるホームページの作成であれば、制作会社に依頼する必要がありません。追加の費用がかからないため、トータルで割安になる可能性も考えられます。
ブロックエディタによる簡単な操作
BiNDupのブロックエディタは、気になる評判のひとつです。一般的なCMSは、編集画面で作成したものがWeb上にそのまま表示される、「WYSIWYGエディタ」を採用しています。WYSIWYGは「What You See Is What You Get」の略称で、Googleドキュメントなどのように、文字の色・サイズの変更や、画像の挿入などの操作が可能です。ただし、作成段階で細かい修正をおこなう必要があります。
一方で、BiNDupのブロックエディタでは、ヘッダーなどの構成要素がブロック分けされているため、直感的な操作ができます。また、ブロックの追加や削除、入れ替えが自由におこなえるため、レイアウトが崩れることもありません。操作方法に慣れるまで時間がかかる場合もありますが、自由なレイアウトやカスタマイズをしたい場合は、ブロックエディタがおすすめです。
細かくカスタマイズするには知識が必要
BiNDupで気になる評判には、カスタマイズする際に専門的な知識が必要なことがあげられます。BiNDupはカスタマイズ性が高いため、より詳細な設定ができるだけの知識が必要です。ただし、マニュアルが準備されているので、確認しながら操作ができます。また、BiNDupの利用方法を解説しているYouTube動画で学ぶことも可能です。
BiNDupが向いている人の特徴
BiNDupは、本格的なWebサイトの作成・運用を行いたい人に向いています。なかでも、個人事業主や中小企業に活用されています。充実した機能が搭載されているため、Webデザイナーや制作会社で利用されるケースも珍しくありません。BiNDupは、コーポレートサイトや店舗のホームページを作成したい人、アーティスト・デザイナー・クリエイターにおすすめです。
BiNDupが向かない人の特徴
BiNDupに向いていない人も少なからず存在します。たとえば、BiNDupの利用料金は、初年度無料のコースはありますが、企業ユースの運用をベースにしていることから、ホームページ制作や運用にコストをかけたくない人にはおすすめできません。また、BiNDupはブロックエディタを採用しているため、WYSIWYGエディタを利用したい人にも向いていません。
BiNDupの申込方法
自社でBiNDupを導入したい場合は、ブラウザから登録が必要です。まずBiNDupの公式サイトにアクセスし、最下部に表示されている申込ページまでスクロールしましょう。次に、メールアドレスなどの必要事項を入力します。個人情報の取り扱いに同意後、「今すぐ、はじめる」をクリックすると申込が完了します。
「BiNDup」を30日無料体験する
BiNDupは初月無料で始められる
BiNDupのよい評判には、実績が豊富、SEO対策に適しているなどがありました。一方で、費用がかかるといった気になる評判も見られます。しかし、割安になるケースもあるため、必ずしもすべての人に当てはまるとは限りません。
BiNDupは、Webの知識がなくてもホームページ制作が簡単にできるサービスです。初めての人でも、デザインにこだわったホームページを制作できます。更新の手間や運用コストを最小限に抑えることも可能です。SEO対策や分析に関する機能もあるので、集客までサポートしてくれます。まずは登録からお試しください。
POINT
- BiNDupはデザイン性に優れたテンプレートと高度なカスタマイズ性が評判
- 基本はノーコードで作れるが、知識があればタグを記述することもできる
- 費用も考えると、腰を据えて本格的にサイト運用したい個人事業主や企業向け