ホームページは公開後、管理し続けることが大切です。
この記事では自社ホームページ作成の内製化を検討中の担当者さんに向けて、ホームページ管理の概要や費用の目安などを解説。ホームページ管理の費用相場なども合わせて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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ホームページ管理とは
ホームページは開設して終わりではなく、公開後も定期的な管理が必要です。実際にどのような管理が必要なのかわからないという人もいるのではないでしょうか。以下では、ホームページ管理の概要を解説します。
管理とはホームページを閲覧可能な状態に保つこと
管理とは、ホームページが正常な状態を維持できていることを指します。正常な状態とは、いつどの端末からでもホームページを閲覧できる状態のことです。たとえば、パソコンだけでなくスマホやタブレットなどでもアクセスできる、画面に合わせてホームページが適切なサイズで表示されるなどが挙げられます。
ホームページを閲覧可能な状態を保つためには、トラブルや不具合への対応やサーバー・ドメインの管理なども必要です。サーバーやドメインについては後ほど解説します。
管理と合わせて運用も重要
ホームページは管理だけでなく、運用にも配慮しなければなりません。運用とは、コンセプトや目的のためにホームページを活用することを意味します。具体的には、ホームページが検索結果ページで上位に表示されるためにSEO対策を施す、定期的な情報の更新などを行います。
ホームページを開設するなら、管理と運用のどちらも重要です。
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ホームページの管理には様々な費用がかかる
ホームページ管理費用とは、ホームページの運営でかかる経費のことです。実際にどのような費用がかかるのか、以下で解説します。
ホームページの基本的な維持管理費
ホームページの維持管理費として、ドメイン費用やレンタルサーバー費用、SSL費用がかかります。以下で詳しく解説します。
ドメイン費用
ドメインとはURLの一部で、インターネット上におけるホームページの住所のようなものです。ホームページを運営するうえで、ドメインの取得は欠かせません。ドメインにはさまざまな種類があり、ホームページでは「.co.jp」や「.com」などが一般的です。ドメインは、年間数百円~数千円程度の価格で販売されています。
レンタルサーバー費用
サーバーとは、ホームページの情報を保管しておくためのスペースのようなものです。ホームページの開設には、ドメインと同様にサーバーの用意もしておかなければなりません。サーバーは、レンタル会社から年間数千円~数万円程度で借りることができます。支払方法は月払いが一般的ですが、長期で契約を結んだほうがお得なケースが多いです。
SSL費用
SSLとは、「Secure Socket Layer」の略称で、インターネット上でデータを送受信する際に情報を暗号化する技術のことです。SSLを利用すれば、データの改ざんや不正アクセスの脅威からホームページを守ることができます。
SSLを実装していない場合、「保護されていない通信」とアドレスバーに表示されるケースもあります。アドレスバーに表示されることでユーザーからセキュリティ対策を適切に行っていない企業と判断されないように、SSLの対応も検討しましょう。無料でSSLを提供するサーバーもあるため、費用は年間0円~数千円程度になります。
ホームページの運営に関わる費用
ホームページを運営する際に、いくつかの費用が発生します。たとえば、ネット広告を掲載する場合は掲載料としてネット広告費がかかります。さらに、検索結果ページで自社のホームページを上位に表示させるために、SEO対策を施す場合にも経費が必要です。
さらに、ホームページを閲覧するユーザーの属性などを調べたいときにはアクセス解析が不可欠です。SEO対策やアクセス解析を外部に委託した場合は、業者に委託費用を支払わなければなりません。ただし、自分で行う場合は無料で行えます。
ホームページの内容修正や更新などにかかる費用
ホームページの内容の修正や更新作業にも費用が発生します。たとえば、ホームページのデザインの大幅な修正や掲載するコンテンツの更新などが挙げられます。また、ホームページを簡単に作成できるCMSを利用する場合は、メンテナンス費用も頭に置いておかなければなりません。
自分ですべての作業を行う場合は費用をかけずにできますが、業者に委託する場合は、委託する内容によってかかる費用が変わります。
監視システムの導入・障害対応に関する費用
ホームページのトラブルやアクシデントに適切に対応するためには、監視システムの導入・障害対応のための費用が発生します。たとえば、ホームページが表示されない、不正アクセスによるコンテンツの更新などのトラブルが発生した場合に、緊急対応してもらうための費用も必要です。業者に対応を委託する場合は、委託先によって提供するサービスやかかる費用は異なります。
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ホームページの管理費用の相場
ホームページの管理を外部に委託した場合、更新頻度の回数や規模、SEO対策を任せるかどうかで費用は変わります。管理費用の相場は、月額5,000円以下~月額300,000円以上です。費用相場ごとの特徴を以下で解説します。
5,000円以下
ホームページの管理を自社で行った場合、管理費用は月額5,000円以下に抑えることも可能です。5,000円以下の費用には、ドメイン費用やレンタルサーバー費用、SSL費用などが含まれています。ホームページの開設に最低限必要な費用になるため、監視システムの導入やコンテンツ・デザインの修正などは別途で費用が発生します。
5,000円~20,000円
月額5,000円~20,000円の管理費用に抑える場合は、一部の格安料金を設定している業者へ委託できます。業者に任せられるのは、ホームページ管理で最低限必要な更新とコンテンツの修正などです。業者によっては、障害などのトラブル対応を行ってくれるケースもあります。ただし、広範囲にわたるデザインの修正やコンテンツの新規作成などは、別途で費用が発生します。
20,000円~50,000円
ホームページの管理費用に月額20,000円~50,000円かけた場合は、充実した内容の管理を業者に委託できます。たとえば、定期的な更新や障害などのトラブル対応、簡単なレポート作成、アクセス解析などが挙げられます。ただし、本格的なコンサルティングサービスは受けられないため、どの程度の効果が得られるのか確認しておくことが大切です。
50,000円以上
ホームページの管理に月額50,000円以上の費用をかける場合は、運営や管理はもちろん、効率的な集客方法などのアドバイスを受けられる業者に委託できます。たとえば、アクセス解析結果に基づいてユーザーのホームページの離脱率が高くなる原因がどこにあるのかなど、具体的な集客アップのためのコンサルティングサービスを受けられます。
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ホームページ管理に関する注意点
ホームページを管理する際は、いくつか気をつけなければならないことがあります。以下では、注意点を解説します。
ホームページ制作開始時に管理費用も念頭に置く
ホームページを長期間運用するほど管理費用の負担も増えていくため、ホームページを作成するときには、初期費用だけでなく管理費用も明確にしておくことが大切です。ホームページの管理を外部へ委託する場合は、スムーズな運営ができるように制作と管理の両方を委託できるのか、費用はどのくらいになるのかを見積り・相談しておきましょう。
業者に委託するほうがいいのか?
ホームページの管理を業者に委託すると、ある程度の費用がかかります。ホームページの作成や管理にかけられる時間や予算、人員などの状況を見ながら内製化するのか、外部へ委託するのかを検討するようにしましょう。また、ホームページの作成や管理には、最低限の知識が必要です。内製化する場合は、対応できる人材や時間を用意できるのかも合わせて確認しておきましょう。
委託する場合の注意点
ホームページの作成や管理を外部へ委託する場合は、自社で行える作業と外部に委託すべき作業を明確にしましょう。作成から管理までのすべての作業を業者に丸投げしてしまうと、余計な費用がかかることはもちろん、トラブルが発生した場合に業者を通さないと対応できないため、対応が遅れてしまいます。
レンタルサーバーとドメインの契約は自社でする
ホームページの管理の中で自社が行うべき作業は、レンタルサーバーとドメインの契約です。レンタルサーバーとドメインの契約の更新が適切に行われないと、ホームページが表示されなくなります。支払期日を大幅に過ぎると、ホームページのデータを失う可能性もあるため、レンタルサーバーとドメインの契約は自社で責任を持って行いましょう。
更新頻度に合わせて契約形態を選ぶ
更新頻度が多いWebページの更新作業を外部へ委託すると、委託費用が高額になる可能性があります。また、自社が思うタイミングでWebページを更新できないなどのデメリットもあるため、注意が必要です。たとえば、CMSを導入して自分でホームページを更新するのもひとつの方法です。一方で、更新頻度が低いWebページの更新作業は都度業者への委託がおすすめです。
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自社でのホームページ作成管理におすすめの方法
自社で適切なタイミングに更新したい、情報を発信したい場合は、ホームページの作成や管理を自社で行うのがおすすめです。以下では、自社でホームページの作成や管理におすすめの方法を解説します。
ホームページ作成ツールやシステムを利用する
ホームページを作成するにはHTMLやCSSを用いる方法と、自分でホームページの作成や更新、運営が行えるツール・システムを活用する方法があります。一般的に有名なのがCMSです。CMSとは、「content management system」の略称で、HTMLやCSSなどの知識がない人でも、簡単にホームページを作成できます。また、ツール・システムによってはSEO対策まで行えるものもあります。
ちなみに、HTMLは「Hyper Text Markup Language」 の略称で、Webブラウザに文字を表示させるための言語のことです。CSSは「Cascading Style Sheets」の略称で、文字や背景の色などWebページのスタイルを指定する言語を意味します。
まとめ
ホームページの作成や管理には、さまざまな費用がかかります。予算が限られていると、すべての作業を外部へ委託できない場合もあるでしょう。なるべく費用を抑えて自社でホームページを作成するなら、「BiNDup」がおすすめです。
最大30日間無料で試せるBiNDupは国産のCMSで、「内製化」に必要な機能がそろっているWebサイト作成ツールです。各種テンプレートもあり、デザイン性・カスタマイズ性にこだわったWebサイトを簡単に作れます。更新が簡単なうえに、SEO対策も可能です。有料コースでは専用のサポートを受けられる点も安心です。
POINT
- ホームページは開設して終わりではなく、公開後も定期的な管理が必要
- 外部委託には都度費用がかかることを念頭に置いて、管理と運用の計画を立てる
- 管理・運用を自社で行うなら、サポートの手厚さや更新しやすさも考えてCMSを選ぼう