BiNDupのキービジュアルができるまで
今年もBiNDの統合によってより一層バタバタしましたが、無事に9月27日「新BiND」を発売することができました。
そんなBiNDupのビジュアルができるまでの制作の裏側をご紹介します。
キービジュアルができるまで
今回もパッケージを作るにあたり、今までと同様まずはコンセプトというか方向性を考えました。
ちなみに今回のキーワードはこちら。
- Up感
- パッケージとクラウドの融合
- 新サービス
案出し
上記キーワードを整理してデザイン案作っていきます。全体的に意識したのは1つめの「Up感」で、要所要所で右上りのラインを心がけています。
案AとBは今までのBiNDの流れ・雰囲気を強めに残した感じになりますが、今回は「新サービス」というのもあり、C〜Iは今までにないビジュアルで印象のものを用意することに。
結果C〜Iの方向性で話がまとまり各案をブラッシュアップ。最終的にはロゴや余白のバランス、コンセプトなどを総合的に見て案Cとなりました。
ビジュアル作りの裏側
今までのBiNDのビジュアル(パッケージ)はデジタルデータのみで制作してきましたが、今回は初のアナログ表現。
いつもはイメージをそのまま形にすれば良かったですが、線を計画的に作りすぎると違和感が出るし、偶然生に頼りすぎると中々まとまらない。など、中々コントロールが難しく、何度も試行し丁度いいバランスのものを探し出しました。
ロゴマーク
ロゴはパッケージとは少し違い、ほぼ「Up」の印象を伝える事に注力しました。
これは1人で完遂するのは難しいのでデザイン部署総出で案出し。最終的には12案が出てきました。間違い探しみたいな感じのものもありますが・・・。
敗者復活
メインロゴ自体は案12で決まったわけですが、実はボツ案の中で一部生き残ったものもいます。案07は、メインロゴとは別に単独でBiNDupを表すシンボルアイコンに。右上りのラインでUp感を表現しています。
余談
実は「BiNDup」という名称はかなり後から決まったので、当初は違うコンセプトで作っていました。「パッケージとクラウドの融合」というテーマは決まっていたので、「ユーザー毎で使い方が千差万別な様」を表現できないかと銀紙にパターンを印刷して万華鏡のようなイメージで作ったりもしていました。が後に名称が確定し、お蔵入りに・・・。さようなら・・・。
今までと違う雰囲気のビジュアルに戸惑いを覚えた方がいらっしゃるかもしれませんが、新しいパッケージを気に入っていただけると嬉しいです。
POINT
- 新キービジュアルは、Up感を大事に
- パッケージで初めてのアナログ表現