BiNDupのキービジュアルができるまで。マーブリングとの戦い。

BiNDのビジュアル作りは、昨年まではパッケージ制作の一貫として行ってきたわけですが、今年からはキービジュアルのみの作成です。
今までの様に箱としての制限(サイズなど)が無い分、こだわりました。

BiNDupのキービジュアルができるまで

キービジュアルの方針

今までのようにバージョンは上がらず、サービス名「BiNDup」のまま。使うことで成果も気持ちもアップするようにという基本コンセプトは変わらず、右肩上がりの動きでup感を出すようにしています。
それとは別に、BiNDupは従来のパッケージ版のソリッドな印象からは対照的に有機的な表現にこだわりました。
さらに、これまで制作ツールだったBiNDupに、本格的なマーケティング機能を新たに搭載することが決定。そのキーカラーである黄色をジョイントさせて、BiNDのキーカラーである緑にはじめて別の色を加える表現を試みました。

まとめると、以下のあたりが今回のビジュアル作りの軸になりました。

  1. Up感
  2. アナログ表現を継続←NEW
  3. 新機能を別カラーで表現←NEW

黄色カラーの意図

黄色カラーの意図
今回のバージョンアップでの大きなテーマの1つとして「マーケティング機能の強化」があるので、そちらのキーカラーとして黄色を採用。
黄色である理由はBiNDのキーカラーとの親和性もありますが、黄色の持つ、’注意を促す’意味のほか、’活発’、’楽しい’など、マーケティングのイメージに繋げたいカラーを選びました。

マーケティング機能についての開発秘話は以下より

サイトを改善したくなる!集客に夢中になるマーケティング機能へ

キービジュアルができるまで

前作ではインクを垂らす垂らして形作ってきましたが、今作では所謂マーブリングという手法で制作しました。

この手段以外にも思案・思考しましたが、今回BiNDカラー以外の色を足す事を考えた時にこの手法が適しているのではないか。ということで。

ちなみに参考にさせていただいたのはこちら

Packaging of the Worldより引用

https://www.packagingoftheworld.com/2015/02/costello-hellerstein.html

参考を見てクオリティの高さと、時間もあまりないしインク垂らして写すだけ、短時間で色んなパターンを作れるだろうという安直な気持ちでこの手法でいきましたが、正直、甘くみていました。
マーブリングめちゃくちゃ難しい・・・。

楽しいマーブリングの始め方(始める前)

以下は用意するもの。主にいんたーねっとで調べました。とても安価で簡単です。

  1. アクリル絵の具
  2. PVAのり(洗濯のり。100均で買える)
  3. 紙(画用紙・ケント紙など)

基本的にはPVAのりと水を1:1(いくつか割合を試した結果これがベストでした)で割って、絵の具を垂らして紙で写し撮ればできあがり!簡単!
早速できあがったものがこちら!
マーブリング試作

薄い。薄いし模様になっていないし何これ・・・。参考作品すごく綺麗にインク乗ってたじゃないですか・・・。
どうやら浮かべたインクは見た目以上に沈むらしく、全然形を拾えないことがわかりました。

楽しいマーブリングの始め方(第2部)

世の中にはマーブリング専用液なるものがあるらしく、アクリル絵の具に頼った自分が悪いんだと思い、急遽世界堂で調達(3日連続)。あと紙も変えてみました。

  1. マーブリング液←NEW
  2. PVAのり
  3. 和紙(破れにくく・墨乗りが良いもの)←NEW

マーブリング専用液

うーん・・・。初回よりは形になりましたが、何か違う。全体的に濃淡が弱いというかフラットすぎる
参考作品のように、インクとしてのシルエットを残したいし、無地の面とのメリハリも欲しい・・・。

楽しいマーブリングの始め方(最終)

試行錯誤の結果、(個人的)最適解はこちらです。

  1. 油絵の具←NEW
  2. テレピン(解き油)←NEW
  3. PVAのり
  4. 和紙

油絵の具によりインクをより浮かせようという試みです。今までの水性のインクに比べて滲み軽減も期待できます。(解き油の種類にも注意です)

マーブリング油絵の具マーブリング油絵の具

少しはそれっぽくなってきました(気がする)。

素材からビジュアルへ

ようやく最終段階へ・・・。作成したマーブリング素材から選定をし完成へと近づけていきます。
インクを変え、水溶液の割合を変え、紙を変え・・・。ここに到るまで試作品を含め(大体試作品ですが・・・)、用意した素材は40枚以上となりました。

マーブリング素材

9割くらいはボツ素材

数ある中から選ばれし素材はこちらです。
ビジュアル素材

・・・。
結局薄いのですが、そこは画像補正に助けを借りましょう。というかこの素材、最初に見限ったアクリル絵の具のやつだ・・・。
それはさておき、選定基準としては主に下記を意識しています。

  • シルエットの濃さ(できれば)
  • 右斜め上の動き(ラインの有無)
  • 2色の混ざり具合

素材が決まったら色を濃くしたり、色味を整えたり、向きを変えたり、ゴミをとったりして完成です。いかがでしょうか。

少し賑やかにするために別の素材を重ねたりもしています

今年もステッカー、あります!

ちなみにこれだけ試行錯誤しておきながら、最後まで参考作品の様なくっきりとしたマーブリングには至りませんでした・・・・・・・。
本当にどうやっているんでしょうね・・・。ご存知の方がいればぜひ教えていただきたいです・・・。

それはさておき!なんだかんだ、結構気に入ったマーブル模様ができたので、
ステッカー
パッケージの同梱物ではおなじみだったステッカーを今回のビジュアル仕様で用意いたしました!パッケージこそなくなりましたが、ステッカーはまだ生きています!コレクターの方はぜひ。
ステッカーは、BiNDupを一番おトクに購入できる優待販売からご契約の方にもれなくプレゼント※しています。
※デジタルステージマイページにて住所の登録が必要。

優待販売は9月末まで。間も無く終了となりますのでお急ぎください。

キービジュアル制作裏側に関してほとんど手法の話となりコンセプト部分は置き去りとなりましたが、苦労を重ねただけに愛着も湧いている新しいビジュアルをどうぞよろしくお願いします。
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