メールの送受信が出来ない(送受信が不安定)
作成されたメールアカウントにおいて、「メールの送受信できない」「メールが遅れて送受信される」等、メールの送受信動作が不安定な場合に考えられる可能性と確認すべき項目をご案内します。
外部で提供されている各メーラーをご利用でメールが正常に受信できない場合は、以下の外部サポートページをご参照ください。
また、以下の内容も合わせてご確認ください。
メールの受信が不安定(出来ない)
■メールアドレス作成から間もない
メールアドレスは作成から2時間前後でシステムへ反映されますので時間を置いてからお確かめください。
■メールサーバーの容量が逼迫している
メールサーバー上のメールデータを長期間そのまま残しておくと、メールサーバーの容量が圧迫され、メールの受信動作が不安定になるケースがございます。
この場合ご使用のメールクライアント(メールソフト等)側で、「定期的にサーバー上から古いメールデータを削除する設定」を行なっていただくことを推奨いたします。
※Roundcube(Webメール)をお使いの場合も、不要な受信メールは定期的に削除することを推奨いたします。
■メールサーバーへメールを取得するタイミングが短い
メールクライアント(メールソフト等)をお使いの場合、メールサーバーへメールを取得するタイミングを「1分に一度」などと高頻度に設定されている場合、その都度読み込みが発生し、メールデータ量によっては受信の動作が不安定となるケースがございます。
この場合、メールを読み込むタイミングを10分に一度にするなど、長めに設定されることを推奨いたします。
■メールクライアントでのメールアカウント設定が正しくない
メールクライアント(メールソフト等)をお使いの場合、ご使用のPCにインストールされているセキュリティソフトやメールソフトのアップデートにより、メールアカウントの設定内容が自動で変更されるケースがございます。
この場合、現在のパスワードやメールサーバーの設定値にお間違いないか、ご確認をお願いいたします。
Mac /iPhone Mailのケースとなりますが、こちらもご参照ください。
■メールドメインのMXレコード設定が正しくない
(※「従来の独自ドメイン設定」を利用されている場合、ご確認ください。)
メールアカウントを利用いただくには、メールアカウントに使用する独自ドメインとメールサーバーを紐づける2つの「MXレコード設定」が必要ですが、
この設定値が間違っていたり、2つのうち1つしか設定が完了していない場合は、メールの受信動作が不安定となるケースがございます。
この場合、独自ドメイン管理会社様の設定画面で、以下のMXレコード設定が正しく完了しているかご確認ください。
———————————————–
●MXレコード1
種別: 「MX」 を選択
サブドメイン: 空欄
値: bs-mail-mta01.weblife.me
優先: 10
●MXレコード2
種別: 「MX」 を選択
サブドメイン: 空欄
値: bs-mail-mta02.weblife.me
優先: 100
———————————————–
メールの送受信が不安定、送信したメールがエラーで返ってくる
■独自ドメイン自体が利用できない状態になっている
作成元となる独自ドメインが有効期限切れとなっていないか、あるいは利用制限がかかっていないか等を、独自ドメイン管理会社にご確認ください。
■過去に受信済み、閲覧済みのメールが再度配信される
ご利用のメールクライアントの設定にて「受信済みのメッセージをサーバーに残す設定をOFF」へ変更してください。
※こちらの設定はご利用のメールクライアント毎に異なるため設定の詳細は各種メールクライアントの提供元へとご確認ください。
■メールアドレスがブラックリストとして、登録がされている
ブラックリストとは、接続元IPアドレス等が一定の基準にて、受信拒否リストに登録されることです。
一例となりますが、SpamhausにIPアドレスが登録されると、メールの送受信に影響を及ぼします。
ご利用されてるプロバイダー様の接続元IPアドレスが、Spamhausのブラックリストとして、登録がされていないかご確認ください。
Spamhausへアクセスし、「ブロックリストの削除」から、ブラックリストの登録状況の確認と解除手続きができます。
送信先のメールプロバイダやキャリアの、独自のセキュリティにより、メールの送信がブロックされる事例もございます。
詳細については、大半の受信拒否がされた際のリターンメールには、ブロックリストの事業者名が記述されているため、そちらへご確認ください。
ブラックリストに登録される条件については、一般には公開されておらず、ご不明点がある場合は、該当のブロックリストの事業者名へとご確認ください。
■Gmail宛に550-5.7.26エラーで送信できない
Google側の仕様が関係するため、2023年6月での情報となります。不明点や最新の情報についてはGoogle側へご確認ください。
コントロールパネルより、メールアドレスを作成している該当ドメインの「DNSレコードの設定値」に「TXTレコード」を追加し、以下の値を設定をお試しください。
〈設定値〉
※2024年2月27日に行ったメールサーバーのメンテナンス後、設定値が下記に変更となりました。
手動でSPFレコードの設定を行っている場合は、以下の内容に変更をお願いいたします。
(変更後)
v=spf1 include:_spf.weblife.me ~all
(変更前)
v=spf1 a mx ip4:122.219.43.142 ip4:122.219.46.7 ip4:122.219.46.23 ip4:122.219.46.39 ip4:122.219.46.55 ip4:210.131.150.91 ip4:210.131.150.92 ip4:122.219.45.73 ip4:122.219.40.14 ~all
DNSレコードの追加については、こちらのサポートサイトをご参照ください。
DNSレコードの設定値変更はサポート対象外の範囲になります。前述したTXTレコードの設定をされた後に
メール機能に影響を及ぼす事象が発生されましたら、元の値に戻してください。