ウェブアクセシビリティとは
ウェブアクセシビリティとは、高齢者や障害者を含むすべてのユーザーがウェブで提供されている情報にアクセスし、支障なく利用できるようにすることを指します。
アクセシビリティの利点
ウェブアクセシビリティの向上は、障害を持つ人々だけでなく、すべてのユーザーに利益をもたらします。例えば、モバイルデバイスでウェブを利用する際の使いやすさが向上したり、高齢者がウェブコンテンツをより簡単に利用できるようになります。
また、検索エンジン最適化(SEO)にもプラスの影響を与えることがあります。
ウェブアクセシビリティに適したサイトを作成するためのポイントについて、いくつかご紹介します。
代替テキスト(altテキスト)
画像には説明的な代替テキストを付け、視覚障害のあるユーザーに画像の内容を伝えます。
字幕やトランスクリプト
音声や動画コンテンツには字幕や音声読み上げなどを含め、聴覚障害のあるユーザーが内容を理解できるようにします。
色の使用
色のコントラストを高めたり、色だけで情報を伝えないようにすることで色覚障害のあるユーザーも情報を認識しやすくします。
色の選択
色に頼らずに情報を伝えることが重要です。色視覚障害のある人や、モノクロの印刷物としてページが使用される場合など、色が意味を持たない場合でも情報が失われないようにします。
リンクの明示
リンクの目的が明確であり、スクリーンリーダーを利用されているユーザーがリンク先の内容を理解できるようにします。例えば、”詳細を見る”ではなく、”詳細を見る – クリックして〇〇のコンテンツを見る”のようにします。
明確で一貫性のあるナビゲーション
ウェブサイトの構造やメニューがわかりやすく、どのページにいるのか、次にどこに行くのかが直感的に分かるようにします。
理解しやすい言語の使用
専門用語や難しい言葉を避け、シンプルで明確な言葉を使います。また、適切な見出しや段落の使い方も重要です。