InstagramやYouTubeでクリックされるサムネイルの傾向は?規格や注意事項も

サムネ(サムネイル)とは、InstagramやYouTubeといったSNSで、コンテンツの中身をわかりやすくまとめた小さめの画像です。

サムネ作りに必要な素材や手順はこちらの記事でも詳しく紹介していますが、せっかく良いサムネイルが完成しても、SNSごとの規格や傾向を把握していないと上手に活用しきれないことも。
この記事ではサムネイルのサイズやクリックされやすいポイントを一気に解説。おしゃれにサムネイルが作れるアプリも紹介するので参考にしてください。

サムネイルとは

サムネイルは英語の「親指の爪」ですから、なんとなく小さいサイズとは想像しやすいですね。もともとは、「要旨」といった意味や、写真やイラストなどのデジタル画像を小さく一覧表示したものを指す言葉として使われていますが、最近では「サムネ」と略して、SNSに埋め込まれたリンクの画像、YouTubeの動画一覧やWebサイトの記事一覧表示で表示される画像を差すことが増えています。別名、アイキャッチ画像とも呼ばれます。

各SNSで使うサムネイルの種類と規格

画像一覧やSNSのOGPで指定して使われるサムネイルですが、利用先によってサイズやフォーマットに注意しておく必要があります。以下を参考にしてください。

Instagramの動画サムネイル

Instagramでは基本的に他メディアの記事へリンクできませんので、サムネに気を使うとなるとリールや動画投稿のカバー画像となります。
サムネイル画像は、動画の一部から選ぶこともできますが、効果的な画像を使いたい場合は、作成したリール動画は1080×1920pxの縦画像、そのほかにも動画のサイズは正方形や横長画像もあります。サムネイルが一覧表示されるときは、正方形にトリミングして中央が表示されます。これを意識して、正方形のグリッド表示で文字が読めるように、正方形のサムネイルを作りましょう。

カバー画像は、動画公開前の設定で、スマートフォンのカメラロールからアップロードできます。
インスタグラムの動画カバー

YouTubeの動画サムネイル

関連動画などが積極的に表示されるYouTubeのサムネイルは、クリックを促すためとくに気遣われる一つでしょう。
YouTubeの動画はすべて横型で、サムネイル画像は1280×720 pxの横長画像で作るのが一般的です。制作アプリの都合などで画像サイズがわからない場合も、画像のアップロード時にトリミング画面が表示されるので、横長画像を左右を少し多めに余白にしておけば、だいたいうまくトリミングができるでしょう。

YouTube Studioの動画サムネイル編集画面

Twitterのサムネイル画像

Twitterでは、Webの記事や動画、アプリなど様々なメディアへリンクが可能で、それぞれにサムネイル画像を表示できます。YouTube動画はシェアすれば自動的にYouTubeのサムネイルが共有できますが、特に記事の場合は「サマリーカード」と「大きな画像のサマリーカード」の2種類があり、基本的にはタイムラインで目に留まりやすいように「大きな画像のサマリーカード」を利用します。

Twitterカードの大きなサマリーイメージの例

大きなサマリーイメージの画像表示サイズは、600×314 pxです。画像がだいたい同じ比率で作ってあれば、余白がトリミングされて調整され、表示されます。

サマリーイメージの設定は、OGP imageで行います。

Facebookのサムネイル画像

Facebookでは、シェアされる動画や記事にサムネイル画像を1枚表示できます。サムネイル画像のサイズは、横長の推奨で1200×630 pxです。比率としてはTwitterのサマリーイメージ、YouTubeのサムネイルとほぼ同じです。

なお、企業のアカウントで広告としてシェアする画像は、Facebookのポリシーに従っている必要があります。

参考:Facebookの広告ポリシー

SNS別クリックされやすいサムネデザインの特徴

SNSの種類ごとにサムネイルも好まれ方が違います。

Instagramは写真を立たせるのが主流

Instagramは、ストーリー画像やインスタ画像やオリジナルの素材をもとに、文字やスタンプを使って、新しいカバー画像を気軽に作ることができます。ストーリーズでは凝ったデザインも多くありますが、サムネイルの場合は、一覧でも写真をメインに見せたいため控えめな装飾のサムネイルが主流です。中央にロゴや商品名、メッセージを置くくらいのパターンが主流のようです。

検索結果では動画の冒頭がいきなりループ再生されることも、あまりサムネイルに懲りすぎない理由かと思います。

エヴィアンのインスタアカウント動画一覧

@evianwater

YouTubeは日本では赤文字がやはり多め

テレビのテロップの影響もあるかもしれませんが、YouTubeのサムネイル画像については、日本の動画はサムネイルに多めに解説を入れるのが定番化しています。たとえば、以下はアメリカの設定のYouTubeトップです。

YouTubeのトップ画像(英語設定)

サムネイルに文字が入っているものが英語の動画にはありません(右上の日本語の動画は文字が入っています)。下は日本語の設定です。かなり文字が入るとともにどんな動画なのか、タイトルの文章を読まなくてもイメージが湧いてくることに気付きます。書体を工夫したり、文言もキャッチーな工夫がしてあるモノも多くあります。

YouTubeのトップ画像(日本語設定)

人気YouTuberの動画やテレビの宣伝画像に倣うところが多いと思いますが、メッセージを載せてチラシ広告のようにまとめるのは現在のところ、YouTube動画サムネの王道です。内容をわかりやすく伝えるタイトルをつけるコピー力も必要になります。

TwitterをはじめとするWeb記事のサムネイル

TwitterやFacebookでは記事広告への誘導も多いので、記事のサムネイル画像について紹介してみると、どちらも文章を読むことがメインのSNSであることから、サムネイルそのものへはあまり文字は入れず、ヒキのある写真を選ぶのが主流です。

場合によっては4枚までまとめて写真をシェアできるTwitterの良さを活かして、画像はOGPでなくネイティブにシェアし、記事へのリンクをつけるという方法も有効だと思います。

InstagramやYouTubeでクリックされるサムネイルの傾向は?規格や注意事項も

(@80Cjp)

Facebookの場合は広告でない限り、外部メディアへのリンクはほとんどユーザーのフィードに表示されなくなってしまいました。そこで、広告以外ではTwitterの例と同じようにオリジナルの文章と画像をシェアした上でリンクのURLを付けるような苦肉の策も、最近では見られます。

参考にしたいサムネイルのギャラリーサイト

サムネイルデザインは、読みやすさ、キャッチーさなどのノウハウが凝縮されたものですから、流行のポイントやデザインのコツを上手に盗むことで、オリジナルでもクリックされやすいサムネが作れるようになるでしょう。

たとえば、「SAMUNE」は、ジャンル別にさまざまなYouTubeのサムネイルを集めたギャラリーサイトです。左メニューは様々な製品カテゴリー、テイスト別に分類されたサムネイル画像が一覧でき、デザインのヒントになります。

InstagramやYouTubeでクリックされるサムネイルの傾向は?規格や注意事項も

こちらはPinterestのキーワード検索なども使うとサンプルを探すこともできます。下の図は、「youtube-サムネイル」で検索しました。

Pinterest検索結果

アドビのサイトでもYouTubeサムネイルに特化したページを展開。テンプレートを提供しています。次の項ツール紹介でも取りあげます。

InstagramやYouTubeでクリックされるサムネイルの傾向は?規格や注意事項も

おしゃれなサムネイルが作れるおすすめツール

サムネイル画像は、スマートフォンの画像作成サービスや、PCの画像編集ソフトで作れますが、ここでは、SNSのサムネイルが作りやすいおすすめのサービスをいくつか紹介しましょう。特に、テンプレートが提供されているサービスは、好みのタイプのものを選んで文字と写真を加えて手早く作れるというメリットがあります。

Adobe Creative Cloud Express:初心者にもやさしい画像作成ツール

Webブラウザで使える画像作成ツールです。豊富なテンプレートから好みのものを選び文字や写真を変更するだけでサムネイル画像が作成できます。Webかスマホアプリで無料で使い始められます。テンプレートはInstagram、Facebook、Snapchat、Twitter、Pinterestのストーリー向けやサムネイル、ほかにコラージュやチラシの作成なども作成可能です。
https://www.adobe.com/jp/express/

AdobeExpress 画面

CANVA:SNS画像作成全般で人気の画像作成サービス

CANVA(キャンバ)は、Webブラウザでグラフィックデザインの作成編集ができるオンラインサービスです。以前もWeb制作・運営の便利ツールとして紹介していますが、スマートフォンでコンテンツを作成・投稿することが多いユーザーに、人気があります。

Web担当者は必読!ホームページ制作・運営が断然ラクになるサービスまとめ

CANVAにも様々なテンプレートがあります。テンプレートを探すときは、canvaのトップページから検索してみましょう。以下は、「YouTubeサムネイル」での検索結果です。テンプレートをクリックし「編集する」をクリックすると、編集画面が起動します。
InstagramやYouTubeでクリックされるサムネイルの傾向は?規格や注意事項も

VistaCreat: 豊富なテンプレートのSNSに特化した画像作成サービス

Canvaライクなインターフェースで数千点のテンプレートが用意されたWebで使える画像編集サービスです。Crelloから名称変更しました。ダウンロード数は限られますが、無料プランでもすべてのテンプレートにアクセスできます。

VistaCreatのトップページから使用するSNSと用途を選択すると、適した画像サイズをテンプレートが表示され、すぐにサムネイルを使い始められます。

InstagramやYouTubeでクリックされるサムネイルの傾向は?規格や注意事項も

まとめ

いかがでしたか? SNSのサムネ画像の規格から人気の傾向、画像の作成サービスまでまとめて紹介しました。
力を入れて作成したコンテンツは、ひとりでも多くの人に見てほしいものです。そのためにも、まずはクリックしてもらえるチャンスを増やすためのサムネイル作りにチャレンジしてみませんか。

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  • POINT

  • Instagramのサムネイルは、正方形を意識し写真メインの控えめな装飾が主流
  • YouTubeのサムネイルは、チラシ的に文字を目立たせ分かりやすいコピー力が重要
  • TwitterやFacebookのサムネイルそのものは文字が控えめ、リンクの設定もしよう

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