お客さんの消費行動がわかる!BiNDupのマーケティング機能〜ユーザー解析編
こんにちは!UI・UXデザイナーのオモトです。
前回に引き続き、ホームページ作成サービス「BiNDup」の新登場のマーケティング機能「SmoothGrow(スムース・グロー)」をご紹介します。
今回は、その中でもイチオシの機能である「ユーザー解析」に注目してご紹介したいと思います。
主な機能をひと通りざっくり解説した記事は以下よりどうぞ。
「ユーザー解析」機能でできること
「ユーザー解析」は、サイト管理者のどんな人が来ているんだろう…という気持ちに寄り添い、サイトに来ている代表的なユーザーの特徴を具体的なペルソナ像にまとめています。ペルソナとは代表的な顧客の人物像のこと。
そのため人物像をキャラクター化して、どんなお客さんかをイメージしやすくしました!自由に名前をつけられるようにしたので、目指したいユーザー像に近づくように育てていきましょう。
- 代表的なユーザーの特徴
- モバイル端末ランキング
- 性別/デバイスの比率・年齢の分布
- ライフスタイルへの関心事ランキング
- お金や労力を使う関心事ランキング
次項から、それぞれについてざっくりご紹介します!
代表的なユーザーの特徴
この機能の一番のメリットは「ユーザー視点を得られる」点です。
「ユーザーの消費活動」を切り口に、定量的なデータを元にユーザー像が自動で作成されます。
みなさんはユーザー像を自分で想定してみたことはありますか?
実際にこの手のユーザー像を作ろうとした時には、ユーザーの性格の仕事や趣味のこと、ペットや恋人の有無などプロフィール的な情報を考えたくなりがちです。確かに人物像のイメージはしやすいのですが、作ってもその後だんだん使われないイメージが多いです。なぜ使われなくなるのでしょう。それは「消費活動」の情報が薄いからです。
サイト改善に役立つ情報はユーザーの消費活動
どんなにユーザーの背景となる情報が充実していても、消費に関する情報がないと、サイト作成者側は何をしたらいいかわかりません。サイトを作るほとんどの人の大きな目的は『ユーザーが自社のサービスや商品にお金を使って貰うこと』ですよね。ユーザーがどういうところにお金を出すのか、どういう情報があれば買ってくれそうなのか、いくらまで出せそうなのかというイメージをもてなければ、サイトに何を書けば説得力があるかがわからないというわけです。
前置きが長くなってしまいましたが、このユーザー像を元に、ユーザーの生活パターンや利用シーンに合わせてより効果的な媒体やメッセージを考えてみましょう。
右下のグラフは、初期設定ウィザード上で選んだユーザーと実際のユーザーとのマッチング度です。この図であれば、「想定した年齢より実際は若いユーザーがたくさん来ている!」という発見に繋げることができるので参考にしてみてください。
モバイル端末ランキング
ユーザーが多く使っている端末がランキング形式で表示されます。仕事で使うにはまだPCが根強いですが、一般的に多くのユーザーはPCを持っていなかったりして、スマホからのアクセスが多くなる傾向があります。
SmoothGrowでは、どんなモバイル端末で見られているかまで把握できます。上位3位くらいまでのスマホでの見え方は、確認しておきたいですね。
性別/デバイスの比率・年齢の分布
先ほどの代表ユーザーでは「これが1番」という特徴的な1面だけを切り取りましたが、性別や年齢の分布など全貌を知ることもできます。
たとえば、代表ユーザーでは「PC」の閲覧が多いという結果であっても、分布ではPCとスマホがほぼ同比率であれば「どっちもバランス良く来てるなー」など多面的な視点で見ることができますよね。代表的なユーザー像に囚われすぎないためにも、この表を確認して、データを俯瞰してみることも大切です。
ライフスタイルへの関心事ランキング
代表的なユーザー像である「映画好きで環境に優しい生活を送る人」という肩書きにあたる部分の詳細を知ることができます。ここでは主に「ユーザーの時間の使い方や、居心地が良いと思ってる生活スタイル」を理解することができます。
なんとなく眺めていくと、どういうところを生活の中心にしている人物かが見えてきませんか?
たとえばこの図でいうと、映画やアウトドアなど趣味系のライフタイルの出現の多さから、普段は節約しているかもしれないが「余暇を大事にしてる人」なんだなというのが伝わってきます。趣味の時間に多くを使うのが好きなので、その他の時間は手軽に済ませたいと思っているのかも知れませんね。サイトの商材が、趣味系のグッズであればその時間に没頭できるようなものであったりとか、それ以外の商材であれば、時間をかけない手軽さを求めていると仮説を立てることができるでしょう。
お金や労力を使う関心事ランキング
こちらはそのタイトル通り、実際に購入した物やお金を出したいと思っているものからユーザーが知ることが出来ます。
この図では仕事系の道具やサービスにお金をかけているのがわかります。仕事熱心なのが伝わりますし、「業務効率化」とかそういう類いの言葉が刺さりそうな印象を受けますね。
いかがでしたでしょうか。自分のサイトのユーザーが、データからどういう人かを具体的にイメージした上で仮説を立てて、サイトの改善に役立てて下さいね。
Webマーケティングが楽しくなるBiNDupを、どうぞお楽しみに!
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POINT
- 「ユーザーの消費活動」を切り口に、定量的なデータを元にユーザー像を自動で作成してくれる
- ユーザー像の消費行動やライフスタイルを分析して仮説を立てると改善策が立てやすい
- 代表的なユーザー像に囚われすぎず、全体のデータを俯瞰して見ることも大切