今秋から始まる新しいBiNDupではサイトシアターも使いやすくリニューアルします。
BiNDupはテンプレートの種類が多いので、どんなサイトにどのテンプレートが向いているかなど、今まではわかりづらかった点も改善。サイトシアターはいわばBiNDのホーム画面。よくすることで使用感が向上する大切な場所です。プロジェクトマネージャーの洪泰和とデザインチームのニタバルが、テンプレートを選ぶ際のポイントも合わせて語っていきます。
失敗しないテンプレート選びのコツ
選び方のコツは情報量とコンテンツの構成
ユーザーさんが作ったサイトを見て、テンプレートの使い方で気になっていたことは?
テンプレート選びのあるあるなんですが・・デザイン優先で選んだ結果サイト構造とやりたいことが合っておらず、修正している内にデザインが崩れてしまうケースです。
例えば、写真を大きく見せるダイナミックなテンプレートを選んだのに、実際はできるだけ多くの画像を見せたい場合、元のデザインが活きないことがあります。文字量についても同じで、タイポグラフィが美しいビルボードのデザインは長文のキャッチコピーでは不向きです。
またDressを駆使しているようなレイアウトが特異なテンプレートだとそもそもカスタマイズが難しいかもしれません。
サイトに掲載する情報量の精査が出来ていないために、テンプレートで実際に作成したもののコンテンツ量がマッチせずデザインの良さを失くしてしまう事が起こるんですよね。
イメージしている業種のテンプレートは機能面も好相性
自分が考える、おすすめのテンプレートの選び方とは?
基本的には飲食店なら実店舗紹介を想定したテンプレートなど、目的に添ったものを選ぶのがおすすめです。前回のバージョンから1デザインに対して複数の目的を持つ様になったので、デザインと目的の視点を両立させて選べるとベスト。
適したテンプレートが見つかる新サイトシアター
複数の条件を絞り込みテンプレートが探せる仕様に
今回、サイトシアターの改修で解決したかったとはどんなことですか?
今までの選択方法だと、デザインにばかり意識が向いてしまうようなUIだったので、目的が一致したものからも選べるよう、個々のテンプレートが持っている要素を考慮しながら選べる様になりました。
具体的にはどんなことが改善されていますか?
適したテンプレートを選びやすくする観点で言えば、
- カラー選択
- デザインテイスト選択
- 目的選択
- 業種のフリーワード検索
が掛け合わせて、絞り込み検索ができるようになりました。
それに加えて、
- お気に入りのテンプレートを登録
- BiND Press(ブログ)組込サイトの絞り込み
ができるようになっています。
ブログを更新するときのルートを短縮
編集したいブログにすぐアクセスできるように
テンプレート以外でも、ブログへの導線もつきました。その理由とは?
サイトをデザインする事と記事を更新する事は用途も違うし、運用も異なるだろうと、それぞれの導線が分かり易くなる様に設置しました。
また、ビジネスコースを使っている方は複数アカウントで一つのブログを更新できるようになります。アカウントごとにブログだけを編集できるように権限を設定できるので、ブログ更新者はBiNDのサイトシアターを介さず迷わずブログにアクセスできるようになるのも利点ですね。
個別の要望に細かく対応できるシステムが理想
これからさらに改善していきたい部分はありますか?
今でもサイトシアターからサイト解析ができたり、サイト編集以外のこともできますが、BiNDup全体のホーム画面としてアクセスしたいところへシームレスに移動できるような導線設計を心がけたいですね。
BiNDupを使う時に必ず誰もが通過するサイトシアターなだけに、今後も使いやすさを求めてUI/UXを改善していきたいですね。
次回は新作テンプレートの中身について、こだわりや魅力をデザイナーがたっぷりお伝えします。
新しいBiNDupの記事を読む
※新BiNDupは開発中のため、内容は変更となる可能性があります。
POINT
- テンプレートを選ぶときはデザインだけでなく、構成や情報量も重視
- 新サイトシアターではテンプレートの複数の要素から掛け合わせて探せる
- ブログへの導線を追加し、より更新しやすくなるように改善