SNSで人気のタテ型動画のメリットと活用ポイントをご紹介

SNSやアプリで、最近タテに長い動画《タテ型動画》が増えてきたと感じていませんか? スマートフォンの画面全面に表示される動画は、テレビや映画といった従来の画面に比べると、さすがに横への広がりは劣りますが、内容次第で見応えは十分にあります。

個人の投稿動画に限らず、この「タテ型動画」はいま人気が高まっています。写真から動画への比重が上がってきていることを反映してか、今年のiPhone 11からは、シャッターボタンを長押しすれば即ショート動画が撮影可能になりましたね。今回は、タテ型動画のメリットや活用ポイントを紹介していきましょう!

ビジュアルはヨコ型からタテ型へ

SNSサービスの多くは現在、PCなどのデスクトップデバイスよりスマホで利用されるほうが主流になっていますが、とくにInstagramのようにアプリからスタートしたソーシャルメディアではスマホでの利用者がほとんどです。

Instagramでは「正方形」の画像がデフォルトで使われています。しかしそれ以前、私たちの画像の基本的なサイズといえば横長の画像でしたから、Instagramのスクエア画像は、とても「おしゃれな」イメージがありました。

スマホは縦持ちで使うので、横長の画像や動画を見ると、とても小さくなってしまいます。正方形は、ほどよく画像と文字の情報がスマホの画面内に収まり、デザイン的にもバランスがよいサイズ感と言えます。現在のInstagramのタイムラインもほとんどはスクエア画像です。

これがさらに縦伸びし、最近では、正方形を超えスマホ全面に表示されるタテ型画像や動画が増えています。もともと、アメリカでは若年層に圧倒的な人気を誇るSnapchat(一度閲覧すると消去されてしまうメッセージングアプリ)で、9:16というタテ型の画像やショートビデオが使い始められたそうです。これがいま、InstagramやTikTokなどでも使われている縦長動画のフォーマットとなってきました。

正方形に比べて全画面のタテ型動画は画面占有が100%ですから、インパクトはさらに大きくなります。また短時間であれば多くの人に観てもらうことが可能(気に入らなければワンクリックでスワイプアウトすることが可能)なので、ユーザビリティ的にも必ずしもユーザーの邪魔になるということはありません。

サイズ比較

「タテ型動画」が支持される背景は?

全画面の動画といえば、従来は動画をスマホを水平に傾けて観る必要がありました。ところが、ゲームやオンラインビデオのサイトを観るとき以外は、スマホは垂直で使うのが基本です。SNSやサイト閲覧、メッセージなどのさまざまな隙間時間に行う動作は全てスマホは垂直です。

そうなると、その間に入ってくる動画のために、わざわざスマホをヨコに傾けるのは、面倒な操作ですよね。垂直で使うのが基本のスマホには、スマホ用のタテ型動画のほうが使いやすいし、自然に観られる。そんなことから、段々とタテ型動画を採用する人が増えてきたと考えられます。

タテ型動画はSNS広告の主力コンテンツになりつつある

タテ型動画が多く使われている人気のソーシャルメディアはどんなものでしょうか?順に紹介していきましょう。

毎日5億ユーザーが使うInstagramストーリー機能

日本で一番影響力の強いタテ型動画の採用例は、Instagramストーリーズでしょう。動画配信のIGTVに続き、画像や動画を短期間公開するストーリーズが登場してから利用者が急増。Instagramストーリーズは、2019年のDAU(デイリー・アクティブ・ユーザー)が5億ユーザーと言われています。個人からブランドまで、多数の人が使っているInstagram ストーリーズはタテ型動画の代表例。2018年は動画視聴時間が前年比80%増加し、画像メディアから急速に動画化が進んでいます。少額の広告費からスタートできるため、ビジネスアカウントのストーリーズを使った広告利用が200万アカウント以上と、非常に多くなっています。

Instagram ストーリー内の広告

視聴者=投稿者が多い動画サイトTikTok

中国発のTikTokもInstagramに迫る利用者数を誇ります。動画のみのSNSで次々に動画を再生できますが、起動時やその間にタテ型動画広告が表示されたり、動画を使ったキャンペーンが数多く行われていてユーザー参加が盛んです。フォロワーが多いユーザーがインスタグラマーとしてセレブ的な活動をすることでも知られるInstagaramの1対多の関係性に比べると、ユーザーの半分以上が自分でも投稿するユーザー全参加色の強さがあります。TikTokのトップでおすすめされるキャンペーン広告出稿は代理店を介して行ったり、企画も必要になるため、Instagramより大がかりになる傾向もあるようです。

TikTokの動画

F1層に人気のC Channel

C Channelは、若い女性利用者の多いタテ型動画メディアです。2018年末現在、2700万人ほどのフォロワーを有する国内最大級の女性向けメディアになっています。料理や髪型アレンジ、コスメ・女性向けアイテムの紹介などハウツーを中心としたショートムービーが視聴できます。配信者をクリッパーと呼びますが、一般人やタレント、読者モデルなどのインフルエンサーが出演者で、動画の製作は配信会社側で行っています。誰でも投稿ができるもののテレビのような受動的要素の強いメディアかもしれません。
企業が出稿する場合は、C Channelオリジナルの動画が制作されています。

cchannel内の広告

ユーザー数は爆増中Facebookストーリーズ

Facabookストーリーズは、Instagramストーリーとほぼ同じ機能のFacebookの動画配信機能ですが、Facebook広告(タイムラインに表示される従来のもの)に代わる広告エリアとして、利用が急速に進んでいます。Facebook ストーリーズのユーザーは、Messenger、WhatsApp(Facebook傘下のメッセージアプリ)を含めると5億人を超え、非常に巨大です。ストーリーズによる広告は、静止画・動画の組み合わせで手軽に作れ、没入感があるだけでなく、Messengerの画面などで友達のストーリーの間に挿入できるため、Instagramストーリーズと合わせて利用価値が高いと言えます。

Facebookストーリー

魅力のある動画を作る必然性!

動画のコンテンツは、以前にも増してインターネットで好まれるコンテンツタイプになってきています。Webマーケティング調査では、ユーザーも最も好きな試聴メディアタイプの1位がビデオになっていたり(Animoto, 2018)、ミレニアル世代は、SNSの広告を自分に関連性があるものと考えており、積極的に閲覧・クリックしたり、テレビのCMよりも関心を持ってチェックしているということがわかりました(アドビデジタルインサイツ)。

テキスト、画像に加え、よりユーザーや顧客に伝わるコンテンツにするには、動画コンテンツを誰もが配信する時代がすでに来ていると言えるかもしれません。

動画コンテンツは人気がある反面、フリックのいち動作ですぐに消せるため、関心のないものは瞬殺されます。コンテンツが見られるためには、SNSのオーディエンスデータや視聴データを生かしながら、ターゲットを絞り込み、対象者に向けてメッセージが伝わるコンテンツを作っていかないとなりません。

動画コンテンツはこれからさらに加速的に増えていくと思われますが、「ホームページにブログに、その上SNS動画なんか作れないよ」とおっしゃる方も多いでしょう。たしかに、そうですよね!

ただし、動画だからと気負って考えなくてもいいのかもしれません。

一般人が作った動画ならではのリアリティが支持される

タテ型動画は、製作会社が作ったテレビ番組のような込み入ったものもありますが、もっと個人が撮影したようなシンプルな動画もたくさんあります。インスタグラムが実際はインスタグラマーやインフルエンサーの素人写真のほうが「リアリティ」があって人気が出たのと同じように、タテ型動画にも同様の「一般人が作っているリアリティ感」が求められています。動画は、スマホひとつで撮影・投稿ができますから、チャレンジしづらい…と思っている人も、個人やお店のブランディングにトライしてみるとよいでしょう!

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