起業時やフリーランスに必須のクラウドサービス[2019年版]

独立・企業したらすぐに検討したいドメインやメールの手配は?

フリーランスとして独立したり、起業して会社を立ち上げようというとき、真っ先に検討しておきたいのが、メールアカウントや電話、ホームページ作成プロバイダーなどデジタル系の会社設立ツールの準備です。特にメールアドレスや電話番号など、お客さんへ渡す名刺に含める要素は、さっそく用意しておきたいですよね。

メールアドレスやドメイン名などのITまわりはどんな点に注意すべきでしょうか? 順番に見てみましょう。

1.自社専用のメールアドレス

自社アカウントのメールアドレスは、ビジネスをスタートするために持っていた方がいいもののひとつです。

「Gmailだけでいい」「プロバイダのメールがあるから要らない」

そんな声も聞かれますが、企業とやりとりしてきたフリーランスの経験から、フリーメールは私はあまりおすすめしません

まず、展示会や講演会、取材などで名刺を渡した際に、GmailやiCloudのアドレスだと、仕事であるにも関わらず「個人(お仕事されてない)の方ですか?」といった態度をとられることがあります。ゆくゆくスタッフを増やすとしたら当然ですし、自社メールを持てば、info@やcustomer@など、問い合わせ内容によってアカウントを使い分けられるのも便利です。

また、Gmailやmac.com、iCloudメールは、企業の厳しいセキュリティ仕様上、スパム扱いになったり、送信されないケースもあります。これは、同じフリーメールを使っているユーザーに悪質なスパムユーザーが存在するなどの事実から、メールサーバー側でブラックリストに登録してしまうことにより起こるので、簡単に解除することができません。

後に挙げるホームページを用意するなら、こちらでもドメインの取得は必要ですので、メールアドレスとドメイン、ホームページアドレスはセットで取得しておくのはよいでしょう。

2.仕事専用の電話番号(格安のIP電話アプリ・サービス)

取引先との連絡はメールやコミュニケーションツールが便利になってきて、電話の利用は減っていますが、外部の顧客向けに固定電話を確保するケースは珍しくありません。現在主流の固定電話はNTTのひかり電話が代表例ですが、固定電話のため、オフィスにいないと通話を受けることはできません。

最近では、スマートフォンアプリを使って050で番号が始まるIP電話を利用できるサービスがあります。この場合はスマートフォンアプリで受信・発信できるので、どこにいても外向け番号で通話が可能です。
また、通話料が安く済むことなどのメリットがあります。プライベートの携帯番号はWebや名刺に載せたくない場合も便利でしょう。以下に代表的な050サービスを紹介しましょう。

Skype電話番号サービスサイト

050のIP電話アプリ・サービスには複数あります。月額料金も安く、始めやすいサービスですが、アプリや通話の評価は少し差があるようです。050の電話番号は引き継ぎができないため、アプリ・サービスを乗り換えると番号も変更しなければならない点には、注意しましょう。

3.見積書作成から決算までできるクラウド会計

フリーランスや起業にあたって必ず生じてくるのがお金の管理です。売り掛けの確定と回収、請求書の発送、また、貯めると大変になる経費の登録、キャッシュフローなどビジネスオーナーとして把握し、帳簿を作成する必要が出てきます。そこで、ぜひ活用したいのが、クラウド会計サービスと呼ばれるサービスです。
従来、会社の帳簿を付ける場合はWindowsの会計ソフトを使うのが一般的でしたが、いまはフリーランスや小規模な会社を中心にクラウド会計サービスが人気です。
その理由は、アプリやWebを使ってどこからでも管理できる上、見積書の作成から請求書送付、面倒な銀行の明細やクレジットカードで使った経費の入力も自動でできるサービスだからです。各サービスに詳しい税理士がいるので、アカウントを共有することですばやく決算処理も行えます。もちろん、会計の基礎知識があれば、税理士に頼まないでセルフで決算書を作成することも可能です。
日本のクラウド会計サービスの主なものには、次のものがあります。

freee会計-トップページ

これらのクラウド会計では、バックオフィス業務に関わるサービスを多数提供しているのも特徴です。最近では、会社設立用の書類作成、給与管理、資金調達(与信)などのサービスも提供しています。

その他のおすすめのバックオフィス系サービスは、以下の記事にもまとめてあります。

フリーランスや自営業の雑務を減らすバックオフィスサービス15選

4.メンバー・関係者とのコミュニケーションツール

2人以上で起業し、ステークホルダーが複数だったり、アルバイトや外注者とプロジェクトを進めるには、円滑な連絡手段が必要ですよね。コミュニケーションツールを導入しておけば、その場の連絡だけでなく、資料の保存や仕事のやるべきことを振り返ったり、決定事項の記録にもなり安心です。
PCでもスマートフォンでも使え、主なビジネス向けコミュニケーションツールには以下のものがあります。SlackとChatworksがかなり人気ですが、本格的なプロジェクトやスケジュール管理機能を備えるサイボウズOffice、LINEとつながるLINE Worksも用途によってはとても便利です。

Slackサイトトップページ

5.ブランディングにつながるドメインの取得

ドメイン名とは、メールアドレスでは@以降の文字列です。ホームページにもwww.以降の文字列のオリジナルな部分ですね。ドメインの種類は、最後の数文字で地域や種類が違うことを示しています。たとえば「digitalstage.jp」は日本の企業、「digitalstage.com」なら一般的なアメリカのドメインとなっています。

日本企業なら、.jpや.co.jpなどが「日本企業らしく」見えるのでおすすめです。co.jpとjpのイメージには大差ないでしょう。

金額的に維持費が少し低くでき、.comや.netなどでもいいという場合は、海外ドメインを検討するのもいいでしょう。ただし、英単語を含む人気のドメイン名はかなり取りづらいです。

覚えやすくひと目で認識しやすいドメイン名は、ブランディングにも役立ちます。社名が決まっていれば社名に合ったものがベストですし、もし社名が確定していなければ、希望に近いドメインが取れるかどうか確認してから決めるのも手です。希望のドメイン名が使えるかどうかは、ドメイン名登録検索サービスなどで簡単に確認できます。

必ずしも会社名と一致していなくても、中長期的に使えそうなドメインがいいでしょう。1文字違いで別のサイトや同業多種サイトへしょっちゅう飛んでしまうような間違われやすいものや、あまりに短すぎて意味不明(xsl.comなど)になるもの、英語スペルを間違えたように見えるもの、などはあまり使い勝手がよくありません。ブランディングに役立ちそうで響きのいいものがおすすめです。

ドメインの取得については、ドメイン専門サービスで低価格に購入できる場合もありますが、ドメイン管理の操作に慣れない場合などは、プロバイダーでまとめて取得すると、管理や手続きや操作もまとめてでき簡単です。
ドメイン検索のページ

6.事業紹介を兼ねたホームページを

自社の事業紹介を確実に行っていくには、ホームページを作成することが必須です。起業してすぐに本格的なホームページの作成に着手できないときも、最小限の情報をまとめ、1ページだけでも公開しておきたいものです。パンフレットを印刷するより遙かに対費用効果は高く、幅広い人に情報を伝えることが可能です。
それだけに、ホームページのクオリティはとても大事。印象づけに成功することで、実績が少ない設立時も信頼性をバップアックすることになりますよね。

そんなとき「シングルページ」と呼ばれるタイプの1ページから成る、プロフィール紹介から問い合わせフォームまでを含めたタイプのホームページがオススメです。WebデザイナーやWeb制作業者に依頼する可能性もありますが、時間もお金も節約したいなら、BiNDupのようなオンラインホームページ作成ツールを使ってすばやく作ってしまうのも一つの手です。

シングルページのテンプレート

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