1年間でWeb集客の基本の施策をたくさん学んできました。顧客分析からSNSの効果的な使い方、成果につながるオウンドメディアの運用まで。Web集客のポイントはつかめたでしょうか?
2年目はみなさん自身で施策を運用いただけるよう、今回は、2019年Web集客の総まとめと2年目への目標設定についてお伝えしていきます。
自社を知り、顧客を知るのが全てのキホン
Webマーケティングでも、自社について知り、競合や顧客について知ろうとすることが大切です。
設定した「ペルソナ」にとことん寄り添う!
まず最初のステップとして、自社・他社、顧客の分析方法をお伝えしました。
売上につながる自社分析とは、自社の強みを知ることです。そこからさらに一歩踏み込んで、他社と差別化できるポイントを発見していきましょう。リピーター・ファンを獲得して、競合に勝ちつづけるために必要な作業です。
効果的なプロモーションのために、顧客分析も大切な施策でした。まずは、商品やサービスの典型的なユーザー像である「ペルソナ」を定めることから始めましょう。年齢や性別、居住地のほか、生い立ちやライフスタイルといった細かい身辺的特徴まで設定していきます。どのペルソナ向けかで、施策やプロモーションも変わります。
顧客のニーズを知るためにコトラーが提唱する市場特有の構成要素「7つのO」をご紹介しています。Web集客の効果を高めるペルソナ設定をしたい方はぜひご覧ください。
その次に、ペルソナ設定の次に試すべき、具体的なアプローチ法を学びました。ポイントは、「ターゲットの選定」「プロモーションの目的」「ツール活用」の3つです。ペルソナをもとに、誰をターゲットとするのかを決定しましょう。ターゲットに何を伝え、どんな行動をとってほしいかというゴールを明確にすることも重要です。そして、最も効果的なアプローチができるツールを活用していきましょう。
ペルソナの購買心理を把握できる「カスタマージャーニー」も有効なフレームワークです。ぜひこの機会に活用していただけたらと思います。
見込みのある人を広く集めて、ファンに育てていく!
そして、Webで広く集めたユーザーを、リピーター・ファンに育成するWeb施策を見ていきました。ファンになってもらうための施策は、「CRM(Customer Relationship Management)」と呼ばれます。例えば、購入の後のフォロー、顧客ニーズを汲み取った合わせ買いを提案するなどしてお客様にリピートしてもらえる工夫をしましょう。
POINT
- 自社や競合をリサーチしターゲットを選定することからスタート
- SNSやWeb制作ツールは自社に合ったものを選ぶ
- PDCAを回すことで自社サイトやオウンドメディアやSNSを最適化していく