具体的な顧客像やペルソナが把握できていない状態ではプロモーションを仕掛けても的外れになってしまいます。今回は、顧客分析のポイントと、正しいペルソナの設定方法をご紹介していきます。
ペルソナとはなにか?
プロモーションを仕掛けていくうえで、ペルソナの把握は必須と言えます。そのペルソナですが、「ペルソナとはなにか?」と聞かれたときに皆さんは正しく説明できるでしょうか。
『ペルソナ』…商品やサービスの典型的なユーザー像。マーケティング関連において活用される概念。
ペルソナで定められる顧客像には、
氏名、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、
価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル……
など、身辺的特徴までかなり細かい情報を設定していきます。
マーケティング関連の用語の中に、ペルソナに似た言葉として「ターゲット」「ターゲットマーケティング」というものもあります。混同してしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
商品やサービスのユーザー像を考えるという点ではペルソナもターゲットも同じですが、人物像の設定をどれだけ深くするかが違います。「ターゲットマーケティング」より「ペルソナマーケティング」の方がより深く詳細に情報を設定していきます。
ペルソナの実例
次に、具体的なペルソナの実例をご紹介していきます。
POINT
- ペルソナが把握できていないとプロモーションを仕掛けても的外れになることも
- ペルソナとターゲットの違いは人物像の設定をどれだけ深くするか
- 顧客のニーズを知るため、市場特有の構成要素7つのOを意識しよう