BiNDupで時代を読むWeb制作事業を展開。テレワーク支援やnote導入も
数あるWeb制作会社の中で、何を強みとするかは重要なポイントです。サイト開設後の保守運用に加えコンサルティングまでパッケージになっているものも多く見受けられますが、テレワークの需要が高まった時勢をいち早く汲み取り、ZoomやGoogle Workspaceなどのインフラ整備まで提供する「株式会社Spirare」の太田氏にお話を伺いました。
納品後もクライアントが手軽に情報を更新できるCMSとしてBiNDupを導入する以外にも、WordPress、noteも用途によって使い分けされているのにも注目です。
様々な事業内容をわかりやすく紹介するコーポレートサイト
Webサイト制作や社内インフラの整備支援など様々なサポート、SNS、Webツールの活用などの事業を展開している「株式会社Spirare」のホームページはホームページ作成サービス「BiNDup」で作られています。
具体的な悩みに応えるQ&Aや事例、お知らせ、オウンドメディアをそれぞれBiND Press、WordPress、noteを使い分けて情報発信し、サイト訪問者が事業内容を把握しやすくなっています。
「株式会社Spirare」 https://spira-le.com/
Web制作ビジネスを左右するCMS選び
Webマーケティングのあったらいいな、が実装されている
Web制作事業でBiNDupを採用している理由は何ですか?
太田氏「BiNDupを採用した理由は①機能の充実度と操作性の高さ、②デザイン性の高いテンプレートがあること、③セールスパートナー制度があることの3点です。
他のWebサイト作成ツールはJimdoやWix、WordPress、STUDIO、ペライチ等色々ありますが、デザインがひと昔前のテイストだったり、ドラッグ&ドロップでできてしまうからこそ体裁が揃わず素人感のあるサイトになったり、操作が難しかったりとどこか少し足りない部分を感じていました。」
太田氏「BiNDupの場合は、初心者が使うには多少難しさがありますが使いこなせさえすれば素人感のないホームページが作成できます。またグッドデザイン賞を受賞しているだけあり、次々と時代に合ったテンプレートが更新される点がとても良いです。最近はnoteとの連携など、Webマーケティングをする上で”あったらいいな”と思うものが新しく装備されていくためありがたいです。
またセールスパートナー制度を利用すればフィーも獲得でき、かつ初心者には難しいBiNDup運用のサポートのご提案も可能であるため採用いたしました。」
自社が権限を持ち運用することでただ存在するホームページから脱却
Webサイト制作ではどのような流れで受注から納品まで行っていますか?
太田氏「Webサイト制作の手順は以下の通りです。一般的なサイト制作であれば、デザインの提案をAdobe等で制作・固めてから確認いただきOKであればコーディングに移ります。しかしBiNDupの場合、デザインは制作段階のサイトや動きを見ながら編集ができるためお客様も分かりやすくこちらも手間が減ります。」
- 商談
- ヒアリング
- サイトマップ作成
- テンプレート・デザインテイスト決定
- 制作
- 納品
太田氏「また、基本的にはお客様にBiNDupをご契約いただくことで、ご納品後はお客様の方で小さい修正ができるようにしています。サポートが不要であれば無理に入りません。制作会社に依存してしまうと運用ができず”ただ存在するホームページ”になる場合が多く、何のために作成したの?という状態に陥ってしまいます。あくまでも“自社が権利を持ち、自社が自由に編集・更新でき、自社で運用ができるページ”として打ち出しています。いちいち制作会社に修正・更新に伴う費用を支払う必要がなくなるため、コスパもいいです。」
社内インフラ整備でテレワーク導入を支援
リテラシーの高くない人にもまずは選択肢として知ってもらい提案
Googleの各種WebサービスやZoomの導入支援のニーズはどうですか?
太田氏「例えばこれから起業をする方や、会社を大きくするための社内インフラとしてGoogle Workspaceなどは重宝されます。 何故なら、それ1つあればメール、チャット、カレンダー、ドライブ、スプレッドシート、ドキュメント、Web会議システムが包括されており、社内作業が全て解決できるためです。1つ1つ契約をする必要がないことと、全てクラウドシステムのため特にテレワーク導入企業に関してはニーズが高いです。」
太田氏「またZoomに関しては、地方は特にリテラシーの高い人が多くなく操作をするにも一苦労、何が可能なのか分からないというお客様が多いです。そういった場合に、テレビ会議で利用することはもちろん、複数社合同の説明会であったり、会合での企業訪問に利用したりと様々な選択肢があることをまずは知っていただきご提案しています。その結果、Zoomの操作研修会や、オンライン合同企業説明会の運営などに少しずつ携わっています。」
3つのブログツールをメリットごとに使い分け
情報収集に積極的なユーザーの多いnoteから共感・注目を集める
BiND Press、note、WordPressで使い分けている理由は何ですか?
太田氏「まず事例紹介に関しては、自社ホームページとデザインが統一されたものがいいという想いがあり、更新のしやすさとホームページとの連動を考えBiND Pressを利用させていただきました。
お知らせをnoteにしているのは、SEO対策一択です。当社は2020年2月に設立で全く知名度はなく、ドメインが育つまで時間がかかるとみていました。したがって、SEOに強いnoteでお知らせや事例紹介をUPしました、などの更新をしたところ、初期は自社ホームページよりも上部にnoteが表示される結果となりました。noteユーザーもnoteの世界観に共感する方や情報収集前のめりな方が多いため、よく”note見ました”と言っていただくことがありました。」
太田氏「最後にオウンドメディアをWordPressにしたのは完全別サイト・別デザインでよかったことと、オウンドメディアに強いテーマやプラグインがWordPressに多くあり手っ取り早くSEO対策・メディア化ができると思ったためです。今後の事業戦略に伴い現在は更新を休止していますが、また新たにリニューアルする予定です。」
こういうことができるんだ!とわかってもらえる情報発信
今後Webでの情報発信で取り組んでいきたいことは何ですか?
太田氏「とにかく導入事例の更新です。また更新に伴ってnoteで実際の効果やお客様の声を提示していきたいです。現在は社名や実績を出せないものも増えておりますが、そういった情報を出さずに”こんなことができるんだ!”と分かってもらえるコンテンツを作成していきたいです。」
BiNDupでもっとこうしてほしい等のご要望を教えてください。
太田氏「現在BiND CAMPで更新しているような使い方、デザインのコツなどを解説動画にしてYoutube等でも発信いただきたいです。また、SiGNと表・テーブルの機能や操作性がもう少し充実すると良いと思います。」
セールスパートナー制度で着実なWeb制作ビジネスに
BiNDupなら納品後、Web知識のないクライアントでも自社で簡単に運用することができます。BiNDupでホームページ制作を代行し、ツールの取次販売をしていただくと、売上の一部を報酬としてお支払いするセールスパートナー制度も用意しています。制作会社だけでなくフリーランスのWebデザイナーの方でもご利用いただけますので、興味のある方はこちらをご確認ください。
POINT
- デザインの作り込みができ、クライアントが更新しやすいBiNDupを採用
- Web構築の他、インフラ整備など時代のニーズに合わせてフレキシブルに対応
- BiNDのセールスパートナー制度によってWeb制作費以外の収入も確保