Web集客に強いサイトにする、SEOアシスタントのはなし
おはようございます。
お盆休みで閑散としたIIDで、今日も元気に開発を続ける四家です。
昔、先代社長のヒラノさんに「『半径200mの人をシアワセにする』という意識で、アプリの仕様でも何でも考えて」と指導を受けていましたが、今回、紹介する機能は、まさにそんな想いから生まれたものです。
デジタルステージにはEC班(Eコマースですね)というのがあり、Google Analyticsや、Google Search Consoleを日々研究しては、一喜一憂している、オクノくんが班長なのですが、そのオクノくんのために作った機能が「SEOアシスタント」です。
今までのBiNDでは、UXの基本として、「ユーザーの見えない所で勝手に設定を変えない」という思想から、検索ロボット設定や公開設定のオン・オフなどを自動で切り替えるような事はやってきませんでした。
ただ、その一方で、人知れず、検索ロボットに引っかからない設定(noindex、nofollow)になったままアップロードされてしまい、ウェブマスターであれば青ざめてしまうような事故も起こりやすい状態でした。
「SEOアシスタント」は、こうした不安を解消し、よりウェブ集客に効果的なサイトにするためのツールです。
1.SEO関連の項目が、適切に設定されているかをチェック
「SEOアシスタント」は、3つのタブに機能が分かれています。
1つめのタブは「設定チェック」。
これは、SEO関連の項目が、適切に設定されているかをチェックします。
・noindex、nofollowが設定されてしまっていないか?
・ページタイトルがサイト内で重複してしまっていないか?
・descriptionが未設定になっていないか?
・画像にaltが設定されていないものがないか?
・ページタイトルが、スマホでGoogle検索で表示された時に、適切に表示される長さか?
などをチェックします。
2.ウェブ集客に強い「リンクテキスト」にする
2つめのタブは「リンクテキスト」です。
ウェブ集客に強いサイトには全体のテーマがあり、各ページにも、そのテーマそのものや、関連語、共起語が含まれていると良いとされており、そのページへのリンクのテキストにも、関連語、共起語を使うと効果が上がるとされています。
「リンクテキスト」の画面は、リンク先のURLを確認しながら、リンク元のテキストを編集できるようになっています。
リンクを設定した画像のALTも、ここで一括修正できるんですよ!便利!
将来的には、サイト全体のテーマを検出しつつ、オススメの関連語や共起語を表示するような機能も搭載したいなと思っています。
3.公開サイトのリンクエラーなどをチェックする
3つめのタブは「オンラインチェック」です。
大きめのウェブサイトですと、フォルダ毎に別サイトデータにして管理したり、他のソフトで作ったデータが混在してきたりすると思うのですが、そうしたオンラインにアップロードされている状態で、リンク切れや、noindex、nofollowになってしまっていないかのチェックを行うものです。
長い間ウェブサイトの運営をしていると、リンク先の外部サイトが、いつの間にかNot Foundになっていたという事も良くありますが、こうした問題を検出する事ができます。
今日は、開発中の「SEOアシスタント」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
あまり人数のいない会社だけでなく、割と大きな会社でも、ウェブの担当者が1〜2名というケースも聞きますし、なかなか細部まで手が回らない方々にこそ、有用なツールになるのではないかなと思っています。
集客に強いサイトを運営したい人へ
最後にご紹介しておきたいのが、オクノくん推薦の本です。
BiNDでは、初期バージョンの頃から、「小手先のSEOに頼るのではなく、コンテンツに力を入れてアクセスを伸ばしましょう」と言ってきましたが、これは言い換えれば「内部対策」の事に他なりません。
この本にはSEOにまつわる広範囲な施策がコンパクトに説明されており、「SEOアシスタント」の開発でも参考にさせてもらいました。
もし、よろしかったら、読んでみてください。
皆様のウェブ集客が、少しでも上手く行きますように!
※画像は全て開発中のものです。変更する可能性があります。
POINT
- descriptionやタイトルが適切か、SEOに不利な点はないかのチェックができる
- SEOに強くなるリンクテキストのチェック、ALTが一気に編集できる
- リンク切れや、noindex、nofollowになっているページが分かる