提供している商品やサービスによって活用すべきSNSは変わってきます。
今回は各SNSの特徴をうまく活用し成果を出している企業の事例とともに、自社の製品サービスに合うSNSを選定し、運用していく上での目標設定についても解説していきます。
4大SNSの特性をきちんと理解したい方は以下の記事も参照してください。
それではさっそくTwitter、インスタグラム、Facebook、LINE@という4大SNSについて、活用のヒントを企業の成功例、失敗例を交えて紹介していきましょう。
①Twitterの拡散力をうまく活用した企業例
Twitterの特徴として、テキストベースの投稿とリツイート機能による高い拡散力があります。
また、Twitter特有のネタ系のツイートなどライトな感じの投稿が拡散されやすい傾向にあり、そこをうまく捉えて「堅いイメージの企業公式アカウントが緩い人間味のある投稿をしている」という企業イメージUPにつなげている事例をご紹介します。
SHARP:学生に親近感を与え、求人活動に貢献
自社の採用ページ対して「美辞麗句で薄っぺらな言葉」と発言した上で「中の人実感として数年前よりずっとマシ」というような、SHARPの経営不振や鴻海精密工業からの買収などの過去を自虐的に使い、その時よりはるかによくなっているという、社員としての思いをリアルに表現することで、遠くなりがちな就活生と企業との距離が近づき、他のユーザーのSHARPに対する企業イメージも上がった投稿事例です。
POINT
- 一見SNS向きしなそうなサービスでもギャップやリアリティを生むことで支持を得られる
- SNSの炎上を避けるためには公式アカウントの管理だけでなく従業員の教育も大切
- SNSではフォロワー数よりエンゲージメント率を上げることを心がけよう