バージョンアップ時に心がけないといけないのは、大きな新機能の搭載も勿論ですが、日々使う部分のブラッシュアップです。
画像やテキストの選択、編集などWebサイトを運用していれば膨大に繰り返される作業を如何に効率化出来るか、ここを追求する事は大きな機能追加に匹敵するくらい重要な観点と考えております。
そんな訳で新作BiNDupでも、よく使う機能の改善を行なっておりますので、幾つかご紹介したいと思います。
画像が扱い易くなりました。
SiGNがあらゆる画像ブラウザからシームレスに起動できる
BiNDに備わっている画像編集機能『SiGN』が春に一新、使い勝手を見直しました。
参考記事:新SiGNでサイトが生まれ変わる!旬な画像が作れる7つの理由
以前より、全ての画像設定箇所からSiGNが起動出来ると良いのになと長い事思っておりましたが、BiNDupで遂に改善する事が出来ます。
主に背景画像の設定箇所からSiGNが起動出来ないのが難点だったのですが、画像ブラウザからSiGNを直接起動出来る様にする事で、殆どの画像をSiGNで編集出来る様になります。
BiNDからmaterialsの素材を検索できる
そして、これも数年前からアイディアとしては出ておりました、materialsの素材をBiND上から検索出来る仕組みです。
便利だなと感じるのは、購入した素材の管理も画像ブラウザで行える処ですね。
Web制作に於いて画像はテキストの次に最も扱う要素。
画像ブラウザが進化する事でより使い易さが洗練されると思います。
今後もどんどん改善して行きたいですね。
テキストも扱い易くなります。
文字サイズが数値入力できる
ブロックエディタ上で文字サイズを変更したい場合、極大〜極小の範囲で指定するしか出来ませんでしたが、BiNDupでは数値指定が可能になります。
極大より大きくしたいなどの要望にお応え出来ます。
そして、今まではブロックエディタ上で設定した文字サイズが分かりにくかったのですが、文字サイズの値が分かる様になりました。
Webフォントが日本語と欧文の併用ができる
Webフォントの設定で、日本語フォントと欧文フォントの併用が可能になりました。
これはデザイナー的には嬉しいのですが、どう云う事か簡単に説明しましょう。
例えば、これまではGoogle Fontsを設定した場合、日本語で入力した文字はデフォルトのフォントに置き換わってしまっていました。
BiNDupでは、日本語、欧文それぞれWebフォントを設定しておけるので、常に意図したフォントを表示させる事が可能です。
また、併用する事で以下のような独自のデザイン表現も可能になります。
さらにブロック編集も便利になります。
ブロックエディタの扱いもBiNDに於いては重要なポイント。
BiNDupでは、ここも改善しました。
共有ブロックを全ページに後から挿入できる
これまでブロックを共通ブロックとして扱うには、それぞれブロックを挿入して共有化する必要があったのですが、BiNDupでは共有化の際に全てのページ/コーナーに共有ブロックを挿入するか選択出来る様になります。
ブロックの移動が簡単に
ブロックの移動は1ブロックずつしか動かせませんでしたが、BiNDupではエリア内で最上部と最下部に一気に移動出来る様になります。
作業を短縮出来そうですね。
カラーピッカーに透過設定が加わる
最後に細かな処ではありますが、カラーピッカーに透過設定が加わりました。
透過させることで、ページの背景画像と背景色を組み合わせた表現などで活躍しそうですね。
よく使う機能の改善は作業の効率化に繋がります。
BiNDupは常にアップし続ける事をコンセプトとしているので、リリース後も細かな改善に努めて行きたいと考えております。
BiNDupを詳しくみる
POINT
- 背景画像もSiGNで直接編集出来る様になる
- Webフォントに於ける日本語フォントと欧文フォントの併用が可能になる
- ブロックの共有や移動が改善