ホームページ作成・制作サービスに関するお役立ち情報

ホームページのコンテンツをコピーする方法!著作権や引用ルールについても解説


文章の引用など、インターネット上で公開されているホームページのコンテンツをコピーする機会は少なくありません。しかし、どのようにコピーすれば良いのか、よくわからないという人もいるでしょう。この記事では、ホームページの画面をコピーする方法や引用に関するルール、著作権などについて詳しく解説します。ぜひ、参考にしてください。

1. ホームページ上の画像を保存する方法

ホームページ上の画像を保存する方法は簡単です。ここでは、パソコンとスマホに分けて、画像を保存する方法を解説します。

1-1. テキスト全体をコピーする

まずは、ホームページ上のテキスト全体をコピーする方法です。

  1. コピーしたいページを開く
  2. Ctrl+A(Windowsの場合)、Cmd+A(Macの場合)を押してコピーする

 
ホームページ上のテキストの一部分だけをコピーしたい場合には、コピーしたいテキストをドラッグして選択して右クリックし、「コピー」選択することでコピーできます。

1-2. 画像としてコピーする

ホームページを画像としてコピーしたい場合には、スクリーンショットを活用しましょう。ここでは、MacとWindowsでスクリーンショットを撮る方法を解説します。

Macの場合

  • ページ全体の場合は、「Cmd+Shift+3」を押す
  • ページの一部の場合は、「Shift +command +4」を押す
 

Windowsの場合

  • ページ全体の場合は、「Win+Prt Scr」を押す
  • ページの一部の場合は、「Windows」+「Shift」+「S」を押す

1-3. PDFとしてコピーする

ホームページをPDFとしてコピーすることも可能です。PDFとしてコピーする際には、印刷設定を変更しましょう。詳しいコピー方法は以下のとおりです。

  1. Windowsの場合は「Ctrl+P」、Macの場合は「Cmd+P」を押す
  2. 印刷の詳細設定ページが開かれる
  3. 印刷先から「PDFに保存」を選んで保存する

2. ホームページのURLをコピーする方法

ここでは、ホームページのURLをコピーする方法を、パソコンとスマホに分けて解説します。

パソコンの場合

  1. ブラウザ上部のアドレスバーをクリックする
  2. 右クリックもしくはショートカットキーでコピーする
 

スマホの場合(iPhone)

  1. ブラウザ上部のアドレスバーをタップする
  2. メニューが表示されるため、真ん中の「コピー」を選択する
 

スマホの場合(Android)

  1. ブラウザ上部のアドレスバーをタップする
  2. その後表示される四角いアイコンをタップする

3. 表示しているホームページのソースを取得する方法

ホームページのソースと取得したい場合もあるでしょう。ソースとは、ホームページを表示させるためにHTMLやCSSなどの言語で書かれたファイルのことです。ここでは、Google Chromeを例にあげ、ソースの取得方法を解説します。

  1. 表示しているページで右クリックする
  2. 「ページのソースを表示」をクリックする
  3. ソースが表示されたら右クリックして、「名前を付けて保存」をクリックする

4. ホームページのコピーなどを効率化するショートカットキー

ホームページのテキストや画像などのコンテンツをコピーする際には、ショートカットキーを覚えておくと便利です。ここでは、最低限覚えておくと便利なショートカットキーを紹介します。

データのコピー

Ctrl + C

データの貼り付け

Ctrl + V

切り取り

Ctrl + X

前処理の取消

Ctrl + Z

前処理のやり直し

Ctrl + Y

文字の検索

Ctrl + F

これらのショートカットキーを覚えておくと、ホームページのコピーなどの際に効率的に作業できます。

5. ホームページのコンテンツをコピーする際に知っておきたい著作権について

引用などでホームページのコンテンツをコピーする場合、引用ルールや著作権についてしっかり把握しておくことが重要です。著作権などの理解が疎かになってしまうと、法律違反に問われる可能性もあるため注意しましょう。

5-1. 著作権とは

著作権とは、「著作物」にかかる権利です。著作物とは、「思想や感情などを創作的に表現したもの」と定義されており、小説や絵画、音楽などの創作物を指します。著作者とは、著作物を作成した本人のことで、著作権は著作者に与えられます。
 
著作権には「財産権」と「著作者人格権」のふたつに分けられ、財産権とは著作物の複製や展示などを自由にできる権利で他人へ譲渡することが可能です。著作者人格権とは著作者の人権を守るための権利で、他人へは譲渡できません。

5-2. 引用と転載の違い

引用と転載を混同している人も少なくありません。どちらも著作物を複製して別のものとして公開するという点では同様ですが、引用と転載には大きな違いがあります。
 
引用とは、正当な範囲内での使用であれば著作者に許可を取る必要がなく、著作物の一部利用が可能です。簡単にいうと、コンテンツのメインが自身の著作物であり、補佐として他者の著作物を使っている場合は引用です。また、後述する引用のルールを守らなければなりません。
 
一方転載は、正当な範囲を超えて他者の著作物を複製、掲載することです。他者の著作物がコンテンツのメインになっている場合は転載にあたります

5-3. 引用のルール

引用のルールとしては、以下の五つが挙げられます。

  1. 必然性があること
  2. しっかり区別する
  3. 手を加えない
  4. 出典元の明記
  5. 主従関係が明確

 
引用する際には、引用しなければいけない明確な理由が必要です。また、引用する文章を枠線で囲むなど、自身の文章と引用先の文章を区別しなければなりません。
 
引用する際には文章の変更は不可となっており、手を加えずにそのままの文章を使う必要があります。出典元のリンクをつけるなど出典元がわかるようにする、メインは自分の文章で補佐的に利用することなども引用のルールとなっているため、これらを順守しましょう。

6. 自社のホームページのコピーを防ぐ方法

自社サイトのコンテンツをコピーされたくない、転載対策をしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。ホームページのコピーを防ぐことは可能です。ここでは、自社サイトのコピーを防ぐ方法を紹介します。

6-1. コピー禁止のタグを埋め込む

ホームページ上に、コピー禁止のタグを埋め込むことで、コンテンツがコピーできないようにします。コピーを禁止したい場合には、「body oncopy="return false"」のタグを埋め込みましょう。ホームページ全体のコピーを禁止することもでき、テキストや画像など一部分だけをコピー禁止にすることもできるため実用性の高いタグです。

6-2. 右クリック禁止のタグを埋め込む

右クリック禁止のタグを埋め込んでコピーを防ぐことも可能です。「body onContextmenu="return false"」のタグを埋め込むことで右クリックができないようになります。ただし、ショーカットキーを使うことでコピーされてしまいます。また、サイトによっては右クリックが必要なケースもあるため、ユーザーが不便になるケースもあります

6-3. サイト内で呼びかける

サイト内で、「無断転載禁止」と呼びかける方法もあります。サイトの見やすい箇所に記載して訪問者に呼びかけておくなどして、サイト上のコンテンツの複製や改変、転載が禁止である旨を伝えておきましょう。
 
また、コピーライトも記載します。コピーライトとは著作権のことで、ホームページ上のコンテンツの著作権を自社が持っていることを示します。「Copyright © 2022 〇〇 Inc. All Rights Reserved.」のように記載するのが一般的です。

7. 自社のホームページのコピー対策する際の注意点

ホームページのコピー対策を紹介しましたが、完全にコピーを防ぐことはできません。コピー禁止や右クリック禁止などの対策をしたとしても、ショートカットキーや直接画面を撮影するなどしてコピーされてしまう可能性があります。
 
また、引用ルールをしっかりと守れば、誰でも公開されている情報を引用できます。そのため、コピーできないと使い勝手が悪くなり、面倒だと思われたり悪印象を与えたりするケースもあるため注意しましょう。

8. まとめ

ホームページのコンテンツのコピーは簡単に行うことができますが、著作権や引用ルールを守りながら行うことが大切です。引用ルールを守らずに他者のコンテンツをコピーし使用してしまうと、無断転載となり法律違反に問われる可能性もあります。ホームページを構築、運用する際には気をつけましょう。
 
BiNDupでは、サイト構築や運用までトータルサポートを行っています。国産CMSであり、有料コースのみですが専用サポートもあるため、サイト構築が初めてでも安心です。自社のホームページ構築や運用をお考えなら、ぜひお申し込みください。

導入実績200,000社突破!ノーコードでWeb制作をはじめよう

料金プランを見る
  • [%title%]

BiNDupロゴ
BiNDupをはじめよう

サーバー込のサイト制作が 最大30日間無料!

半角英数字6~16文字。記号は _ - のみ

今すぐ、はじめる