地方移住や二拠点生活、新しいライフスタイルを繋ぐサービスについて知る

2020年、コロナ期にブーム化している都市近郊・地方への移住や、2つ以上の家をもつ複数拠点生活。いまは都市に住んでいるけれど、リモートワークが可能になって、手狭なマンションよりも子どもも大人ものびのび過ごせそうな地方移住に興味を持っているという方も増えているのではないでしょうか? 今回は、地域創生や地方移住の視点から注目されているオンラインサービスや、行政との共創などを紹介していきたいと思います。

地方移住に興味があるけど、農林水産業がしたいわけでもない…

都心に比べて高齢化、過疎化がはやく進んでいる地方では、若い世代が住みやすくし、移住を促進するための取り組みはこれまでも行われてきました。Iターン、Uターンは今年はじまったブームではありません。
自然がたくさんあって、家賃がリーズナブルで、保育園の待機児童がゼロ、静かな住環境で野菜や魚などの地域で採れる食べ物なども安くおいしい…! そんな地方や都市近郊での生活は、子育て世代に限らず、若者からリタイア世代まで、魅力に感じる人は多いはずです。コロナ禍でレストランやショッピングなど混み合う場所は自粛となってみて感じるのは、真っ先に行ってみたいのも山や海などのリラックスできる場所…テレビやメディアでそういった生活者を見て、移住したい…と思うことがある一度や二度ではありませんよね。

しかし、人間生活を立てるには収入が必要です。地方に職を見つけて移住するといっても一人暮らしでなければほかの家族の職業や将来設計にまで影響しますし、そもそも移住のために仕事を辞めたいわけではない! 地方では給与平均も低いので就職が適当かも不明です。地域に根ざした仕事や農業などに関連する仕事をしたいのであればいいですが、いままでのように仕事を続けながらの地方転職は、いかにコロナ禍となっても悩ましいかもしれません。

そこで、必ずしも地方転職を考えていないけれど地方で暮らしたい人におすすめできる面白いサービスがあるのでピックアップしてみました。

職場は変えずに都市のまま、地方に住んでみたい

現在の生活圏は、便利とはいえ密な環境で都市中心部にある自宅も手狭。毎日のリモートワークにストレスが溜まっている。少し余裕のある場所へ引っ越したいが、マンションなどをいきなり買い換えるわけにもいかない……。そんな人に、「ADDRess 定額住みたい放題」のようなサービスはどうでしょうか?
ADDress公式サイト
ADDRessには全国100箇所以上に拠点となる家具や生活備品などもそろった「家」があり、1週間ほどの期間を目処に連泊ができます。定額会員費で全国に住みたい放題。しかも会員料金は4万円ですが、1人だけはなく一緒に住む家族やパートナーに追加料金はありません。

少し地方での生活を楽しみたい、仕事をしながらリフレッシュしたいという人にとって、多拠点のため都心近郊の街から北海道などの大自然に囲まれた環境まで「住んでみたい場所で試してみる」ことができるのは大きな魅力です。
法人でADDRessを契約して、いま政府の後押しもあり注目されている「ワーケーション」の利用を促進している企業もあるとか。移住するように住んでみる。楽しそうですね!

コミュニティや自治体で地方創生を意識

二拠点や多拠点の生活で、都会に暮らしながらも地方にも新しい拠点を持つというスタイルも数年前から注目されています。とくにコロナ以降はほとんど出社しなくていいケースも増え、仕事の関係で東京都心とは縁が切れない場合も、ふだんは田舎暮らしをすることが可能な時代になりました。

地方の空き家を上手に活用

その一方で、跡継ぎがいなかったり老朽化などで地方では空き家が社会問題化。これを解消していくためのひとつの試みに空き家バンクがあります。自治体が提供する物件や土地を移住希望者に安く譲るもので、地域創生活動の一環です。人によっては自治体が空き家活用のために提供するお得な物件や土地情報が見つかります。空き家バンクを利用する場合は希望の自治体のサイトなどにあたる必要がありますが、全国横断の検索サイトなどもあるのでまずは覗いてみるのもいいでしょう。

もっとサクっと最少額でいいからそのまま譲りたい…という人も多いので、古い掘り出し物空き家の場合、「家いちば」のように掲示板的に直接やりとりできる家や土地を売り買いするC2Cサービスも存在します!

家いちばのホームページ画像

好きな場所で暮らしながら働き方を模索

また、不動産・住宅情報サービスのLIFULLグループでは、ライフプランや仕事のなどの制約に縛られず、好きな場所でやりたいことをしながら暮らすためのコミュニティサービス「LivingAnywhere Commons」を運営中。「ただ、住む場所を移動する」だけではなく、50以上の企業・自治体を含む賛同団体と、働き方の実践や実証実験を行っているそうです。

その一例としては、「石巻で空き家をリノベーションして、廃材でワークショップする」や「八ヶ岳のキャンプ場でオフグリッドな生活をする(家は無し、オートキャンプ生活!)」などなど。コミュニティや地域参加などの計画が盛り込まれており、興味によって仲間づくりや拠点探しができるのが魅力的です。
LivingAnywhreコモンズのサイト

テレワーク求人や移住求人を探す!

Uターン、Iターンなど、地方移住情報、ワーケーション、地域おこしなどそのほかの情報を提供するサイトやサービスも多数あります。自治体が提供するサイトや移住を専門とする就職サイトまでさまざまありますが、ここではちょっと変わった2つをご紹介。

若い人からも支持。地方に関わる生き方を提案

まずは「Nativ.media」。ネイティブ株式会社という地域マーケティングの専門企業が運営する移住メディアです。幅広い情報と求人があります。ユーザーは18歳から34歳までが50%を締め、若い人が非常に注目していることがわかるサイト。移住、地方興し、テレワーク、などなど、地方に関わる生き方を提案しています。
Nativ.mediaトップページ

マッチングでお誘い、移住スカウトサービス

移住してみたいと思っても、自分の職場の環境が許さなければ、仕事を辞めざるを得ず、なかなか実践しづらいものです。面白法人カヤックの運営する移住スカウトサービス「SMOUT」は「好きに暮らそう。好きな場所で。好きな時に。」というキャッチフレーズのもと、会員になると地域からお声がかかる移住スカウトサービスです。マッチング情報でお誘いがあると、いろいろ悩んでしまう人にとってはいいですよね。仕事の内容は、短期集中の仕事や体験(研修)のように1週間以下で完了する体験ものや、数ヶ月のワーキングホリデー、オンラインセミナーなどさまざまです。地域の人に移住相談をすることもできます。
SMOUTの公式ページ

仕事で得たスキルをシェアしたり、場所をシェアしたりする

知らないところへ移住する楽しみ半分、地域に知り合いができないのはさみしいなあと思う方も多いでしょう。日本の地方都市は、一軒家に住む人が多かったりクルマを主体にするうえ、夜は東京のように最寄りに人があつまる盛り場がたくさんあるわけでもないので、引っ越してすぐ知り合いができるというのもなかなかハードルが高いです。それなら、地域に根ざすシェアリングエコノミーサービスで助け合いながら、移住先の人達と知り合うという方法もあるかもしれません。

スキルのギブ&テイクで助け合うシェアサービス

生活密着型クラウドソーシングサービス「Any+Times」は、ちょっとしたお手伝いから助け合いを依頼しあえるコミュニティサービス。助ける/助けてもらうの両面があり、助けるほうが空き時間にやりがいやモチベーションが生まれ、助けてもらう人も家庭のちょっとしたことが頼める安心感がえられる地域貢献活用になっています。
スキルシェアサービスANYTIMESの公式ページ画像

スキルを活かして地方で本格的な副業探し

また、Skill Shiftは、これまでのキャリアの能力をシェアする、もう少し本格的バージョン。地域貢献副業プロジェクトという名の、地域であなたのスキルを活かせる副業を探します。募集側も正社員にかわる新しい人材確保の方法として、経験者を募る道にもなり、移住の希望さえあえばWin-Winになりそうなサービスです。たとえば鳥取県では「とっとり副業兼業プロジェクト」として鳥取県の起業の副社長を週1回行うような募集も成功例として紹介されています。

移住を目指すあなた自身の「魅力」を上げるには?

ウィズコロナの時代のひとつの特徴は、これまで押しても押してもなかなか進まなかった「デジタルトランスフォーメーション」や「オンライン事業化」、「持続可能なライフスタイル」などの変革が大きく後押しされたことだと思います(もちろん伝染病の蔓延や事業への影響など危機的なこともある一方で、デジタル面では大きな変化の年(いい意味で)となっているのは事実で、できるだけポジティブに対応していきたいですよね)。

そして、移住に憧れていた人にとっては「郊外に住みたいけど職場に通うのが辛そう」とか、「ワーケーションとはいうけど自宅や旅行先なんかでちゃんと仕事できるのかな?」とかいったことを悩まなくてよくなってきました。うっすらやってみたかったことに副業で挑戦したり、都会とのつながりをもちながらも新しい地域とネットワークをつくり、新しい生活をはじめてみるのも良いものです。

SNSだけではなくストック型のWebメディアを持つ意味

実はそんなときに、「自分は何者か?」名刺代わりになるものがあれば、説明しやすくわかってもらえやすい。何ならちょっとしたハクがつくものだと相手からの信頼度もアップします。人によっては、SNSを使って情報や意見を発信する場合もあるでしょう。ただ、SNSは、いわゆる「フロー」タイプの情報流通に向いていて、繋がった人達とリアルタイムにコミュニケーションしながら関係性を築くのには向いていますが、まったく知らない人との出会いをオンライン上で促進する効果は高くありません。もしも自分の得意なことや目指すことを理解してもらいながら、オンライン上での認知度を上げるならば「ストック」タイプで、過去の記事も参照されやすいメディアをひとつは持ちましょう! そうなると、スタンダードなウェブサイトが一番最適なメディアです。

ウェブサイトは構築やメンテナンスに手間がかかるから無理…と思っている方も多いかもしれませんが、ブラウザ上のサービスでホームページの構築ができ、テンプレートから最短1日程度で公開できてしまうのがウェブ制作ソフト「BiNDup」の特徴です。クラウドサーバーも付いているのでサーバー契約を考えるような面倒さもありません。サイトとSNSをつなげることで、フローとストックを繋ぎ、メディア力を高めることができます。

移住や二拠点生活、副業などの「新しい生活」に向けて、より広くはやく多くの人に自分の得意分野を理解してもらうための情報発信、あなたもはじめてみませんか?

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