1度に伝えられる情報が多く、見る人の印象に残りやすい動画は、今やネットプロモーションの中心的な存在です。YouTubeでの本格的な動画配信に加えて、Webサイトを使った集客も行っている方に、サイトを持つ理由について話を伺いました。
今回は、YouTubeでの収益化に欠かせないチャンネル登録を、SNSやブログと連携させたWebサイトを使って強化している、東京グルメラボ・なり氏にインタビュー。サイトを作ることになった経緯や、動画制作へのこだわりについてご紹介していきます。
Webサイトは名刺代わりになり、検索からの流入も期待できる
なりさんがWebサイトを作るに当たり、選んだのは「BiNDup」です。Webサイトは、名刺代わりとして、運用している「東京グルメラボ」サイトのコンセプトを分かりやすく伝えられるのが魅力と言います。
サイト内では、簡潔にYouTubeチャンネルのいいところをまとめて、「FOLLOW US」ボタンやチャンネル登録を促す導線をしっかり確保。Instagramのビジネスアカウントとの連携や、動画の中身を解説したブログページも用意しているので、SNSや検索からの流入も期待できるサイトです。
動画で分かりやすく伝えることにニーズがあると考えた
年間約300日は外食、グルメ好きが高じてYouTube投稿へ
YouTubeでの動画制作を始めた経緯を教えてください
なり氏「家の周辺に話題のお店が多く、日頃から美味しいお店を巡り、趣味でInstagramにグルメの投稿していました。すると、友人や知人から恵比寿でデートに使えるカフェはない?接待で使えるおすすめのお店はない?などと聞かれることがあり、ニーズがあるなら…と、YouTubeで“ちょっぴり大人なグルメ”を紹介することにしました。動画で行き方/内装/雰囲気/メニュー/値段などを分かりやすく伝えることで、実際のお店選びの参考になるようにしています。」
デートや接待が成功するように、役に立つ情報を盛り込む
動画作りにかけている時間やこだわりは何ですか?
なり氏「初めて訪れる人が知りたい情報や為になる情報を必ず盛り込むことです。お店の選び方は、“食べログ”や“Rettyグルメ”などの口コミで人気のあるお店はもちろん、グルメのニュースなどを日頃チェックし、気になったお店の中からピックアップしています。そしてその中から、検索ボリュームが多いお店を優先して投稿しています。撮影は食べている時に撮るだけなので簡単なのですが、1番大変なのは「編集」です。1本あたり6時間以上はかかっていると思います。人気のお店であることは前提なので、視聴者がその先でどんな情報を知りたいかを考え、注文の仕方や価格などの悩みを解決するような情報の提供を心がけています。」
YouTuberやインスタグラマーにWebサイトは必要か
名刺代わりになり、イベントや告知の場所として有効
どうしてWebサイトを作ろうと思ったのですか?
なり氏「Webサイトは“東京グルメラボ”とは何か?を総合的に表す名刺代わりになるからです。YouTube内やInstagram内には、同じようなチャンネルやアカウントを公開しているライバルがたくさんいて、なかなか差別化できません。Webサイトなら、SNSへのリンクを入れることはもちろん、コンセプトを自分の言葉で分かりやすく伝えること、チャンネル登録やフォローを促すハブとしての機能を持たせることもできます。イベントを行う場合は、告知の場所としても有用な場所です。また、検索からの流入も期待できるので、SNSでアプローチできない人々にも知って貰える機会が増えるのもメリット。YouTubeやInstagramをプロモーションに使うなら、持っておいて損はないと思います。」
サイト作りは簡単に済ませるのがコツ
サイトの制作にかかった日数はどのくらいですか?
なり氏「“東京グルメラボ”のWebサイトは素材が揃っていたので1日も掛からず完成しました。Web制作の仕事が本業のため、これまでも多くのサイトを作成していて慣れていることもありますが、BiNDupはテンプレートのデザイン性が高いので、なるべく手をかけないのがコツだと個人的に思っています。」
なり氏「BiNDupとの最初の出会いは、8年前です。Macで使えるホームページソフトを家電量販店で探していた所、唯一使えたのがBiNDでした。コレでいいかと思い使い始めたのがきっかけですが、8年経った今もサービスが残っているので本当に良かったです。豊富なテンプレートと、少し慣れれば誰でも簡単にプロが作ったかのようなWebサイトを作れるところが、非常にいい点だと実感しています。」
Instagramとの連携でビジュアルを印象付ける
テーマ以外の情報は誰も興味ない。特化した内容を投稿する
Instagramの運用で気をつけていることは?
なり氏「最初から、サイトにInstagramを連携させることは想定していました。BiNDupのInstagram連携は、投稿するだけでWebサイト側の表示も反映されるので、更新の手間がかからないのがうれしいです。YouTube用の動画制作とWebサイトの2つを更新するのは大変ですから。Instagramの運用では、2つのことに気をつけています。1つ目は、グルメ以外の無駄な情報は投稿しないこと。2つ目は、Instagramに投稿する画像は美味しく綺麗な写真にすること。グルメに特化しているコンテンツなので、グルメ以外の情報は誰も興味ないと割り切って、グルメだけを投稿しています。」
ブログで動画を紹介することによる相乗効果とは
チャンネル登録の成果や反応はこれから
ブログも運用されていますが、課題はありますか?
なり氏「WordPressを使ったブログも運用しているので、すべてを1人でこなすのが難しいです。WordPressは、更新のしやすさと他者もログインして投稿できるため選びましたが、BiNDupのように簡単にデザインを変えられないのが残念です。チャンネルの成果や反応は、まだ作成したばかりでWebサイトをあまり告知していないので、今後本格的にPRする際に計測して行こうと思います。サイト自体も公開したばかりなので変化は少ないですが、少しずつ検索からの流入も取れています。引き続きブログページで、すでに公開している動画をしっかりと文章に書き起こし、手を加えていくことで、検索からの流入は大いにあると期待しています。」
ありがとうございました
YouTubeでの本格的な動画制作に加えて、Webサイトを使った集客も行っている東京グルメラボのなり氏に話を伺いました。YouTubeのチャンネル登録やInstagramのフォロワー獲得に、Webサイトが役に立つ理由を理解していただけたかと思います。
動画を使ったプロモーションを最大限活用するならBiNDup
BiNDupは、YouTubeの動画やInstagramのコンテンツをサイトで提示することが簡単。専用のブログ機能も搭載されているので、自社サイトに紐づけてアカウントの強化も可能です。動画を使ったプロモーションは今後ますます主流になるでしょう。SNSを最大限活用するなら、ぜひBiNDupをお試しくださいね。
POINT
- 検索流入の期待のほか、SNSやブログなど複数のメディアのハブとしてWebサイトを持つ
- SNSはフォロワーの関心の高いテーマに特化して投稿するように心掛ける
- BiNDupならYouTubeやInstagramとの連携もラク。更新しやすいサイトが1日で作れる