サイトのアクセス解析で見るべき数値とSEO対策
「コンテンツ・イズ・キング」という風潮が重視されるようになった近年。読者にとって良い内容(コンテンツ)を載せていることが強いサイトの条件とされ、コラム記事を書き溜めている企業の方も多いかと思います。
そんな中「こんなに記事を書いているのに商品が売れない」「申し込みに繋がっていない」という方も多いようです。サイト上で成果が出せない原因が、実は、アクセス数を稼げていないことである場合はとても多くあります。アクセス数が少ない/伸びていかないと、サイトの更新も滞りやすくなってしまいます。
そこで、今回は、サイトのアクセス数を分析する方法を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。どのような数値をもってアクセス解析と言えるのか、数値の分析例や手法も盛り込みながらお伝えしていきます。SNSの運用や社内広報にも応用できる考え方なので、ぜひチェックいただけたらと思います。
この記事でわかること
- サイト運営のために追うべき数字がわかる
- SEOの仕組みがわかる
- サイトの更新を通じて成長が感じられる
サイトのアクセス数が伸びない3つの理由
最初に重要な問いかけをします。サイトのアクセス数が伸びないのは、なぜでしょうか?どのようにすれば、自社サイトを見てもらう人を増やせると思いますか?サイトのアクセス数を増やすためには、以下、3つの観点が必要です。
・見るべき指標を把握する
・数字の変化を追う
・SEOを意識する
ひとつずつ解説していきます。
見るべき指標を把握する
望む成果を得るために、現状を把握することから始めましょう。アクセス解析のために見るべき指標は、たったの3つです。
- アクセス数と伸び率
- サイトの訪問者
- 最初の訪問を呼んでいる記事
アクセスを解析するためのツールには、Googleアナリティクスを使用します。「Googleアナリティクス」はGoogle社の提供しているツールで、実に日本の上場企業の6割以上が使用しています。Googleアカウントがあれば無料で始められるので、この「Googleアナリティクス」を使って、さくさくとアクセス解析をしていきましょう。
【アクセス数と伸び率】
まず、何人のユーザーがサイトを訪れ、どれくらいのアクセス数があるかを見ます。サイトに流入したユーザーがサイト上でどのように行動をしたのかも「セッション」という数値で計ることができます(セッション数については、後に詳しく解説します)。
POINT
- アクセス数の第一目標は、1サイトに1万PV/1カ月を目指そう
- 最初の訪問を呼んでいる記事におけるユーザーの行動をチェックしよう
- 記事のタイトルは3語のキーワードを掛けあわせてターゲットの悩みに刺さりやすくする