LINE@の友だち登録を増やすコツ

LINE@がPRの手段としてついて注目されていることについては前回の記事「レストランや小さなお店でLINE@がスマートフォン世代集客に人気の理由」でも紹介しました。今回はLINE@で、お客様の友だち登録がグングン増えるコツを紹介したいと思います。

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集客の手段としてLINE@を有効活用するには、「お店がLINE@のアカウントを持っている」ということを、お客様に知ってもらい「友だち登録」をしてもらわなければいけません。それにはどんな告知方法があるでしょうか。

リアルの場の告知を利用して仕掛ける

ある歯科医院では、ホームページのほか店舗内のPOPや定期健診案内などの「ダイレクトメール」の中で「LINE@をやっています」と言う告知を載せて、友だち登録の数を増やしています。

また、あるネイルサロンでは、ブログやSNSにLINE@を始めたことを書いているほか、LINEからもらえるPOP(LINE@の申請後、LINEから提供してもらえるPOPやステッカー)を施術用の机の上に置いて、お客様との会話の中で紹介したり、待合スペースに「登録方法説明ポスター」を貼り、待っている間に友だち登録してもらえるよう実店舗でPRする工夫をしています。

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アパレルブランド「ハニーズ」が運営する「パンツワールド」がLINE@利用を開始した際は、オリジナルの店頭POPを作成し、以下のような内容を入れました。

  • 自社のLINE@アカウントがあるということ
  • キャンペーン情報や新作情報など、「どんな情報が発信されるのか」の内容
  • LINE@アカウントの友だち登録の方法

これで「LINE@アカウントを登録したら、お得にお買い物ができる」ことが一目瞭然です。

またレストラン「タイス」では、「友だち登録をすると飲食代が10%オフ」というPOPをレジ脇に置き、その場で登録した人に即クーポンを発行しました。こうしてスタッフが直接お客様にPRしたことで、友だち数の増加に成功しました。

以上の事例ではすべて、ネットの世界だけでなく現場やリアルな場で、紙やスタッフ自身でお客様に直接伝えるPRに力を入れていることがわかります。
LINE@の友だち登録を増やすためには、ネットだけでなく「リアルな場をフル活用すること」「その場で得られる特典をつけること」がとても有効です。

LINE@の告知、これから始めるための実践手順

LINE@は自主的に告知をしなければ、友だちが増えません。
大まかに分けると、以下の2つの状況にあわせた告知方法があります。可能であれば両方ともやってみてください。

1)実店舗でのLINE@集客方法

お店にPOP、ポスター、ショップカード、チラシなどを用意し、LINE@アカウントの事を知ってもらうのはもちろん、スタッフが直接お客様に声を掛けることが有効です。会話する時に「LINE@でもお得な情報を配信している」ことを自然に会話の中に入れてみてください。

2)お店のホームページやブログ、SNSでのLINE@集客方法

お店のホームページの場合は、LINE@の登録を目立つところに掲載し促すのはもちろん、LINE@用の「QRコード」や「LINE@のID」を入れることを忘れずに。
ブログやFacebookなどのSNSで告知する場合も同様に、「QRコード」と「LINE@のID」の記載が重要です。また、「友だち追加用のボタン」をサイトやブログ内に入れることもお勧めです。

LINE@の登録を促すためのアピールポイントは?

こうした地道のアナウンスを頑張ったところで、何の工夫も無く「LINE@やっています」と伝えるだけでは、実際に友だち登録をしてもらうことは難しいものです。
「友だち登録をする価値がある」と、お客様に思ってもらえなければ行動を起こしてくれません。

例えば、店舗に貼っているポスターやお客様に渡すチラシなどであれば、

「友だち登録をすると○%OFF!」

など、LINE@を使うメリットを明確に書く、という手段は大変有効です。

と同時に、「登録の簡単さ」を伝えることも重要です。
簡単にできることを伝えないと、「面倒くさそうだからやめた」となりかねません。必ず告知の際には「友だち登録の方法」を丁寧に解説することも忘れず行いましょう。

それには実際にお客様とコミュニケーションを取るスタッフにもLINE@の使い方を覚えるように徹底させて登録の仕方がわからないお客様に対応できるようにしておくとよりよいでしょう。

実店舗でLINE@を告知する時は、
とにかくその場でお客様に行動してもらうにはどうすべきかアイディアを練ってみてください。

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  • POINT

  • LINE@をはじめたら、登録の付加価値を付けて登録を促す工夫を
  • 店舗などのリアルな場では、できるだけリアルなツールを生かした集客をする
  • スタッフからの声がけも効果的。ただし面倒と思わせない配慮も

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