社内SNSの個別運用は、集客効果が半減

宮崎 綾子

ホームページだけでなくTwitterやFacebookにブログの運営…こうした複数のメディアの運用が、今ではすっかり集客に欠かせなくなりました。小さな会社、個人事業やお店など「ウェブ担当者」が居なくても、ソーシャルメディアの運営はネットプロモーションにおいて重要です。むしろ、お金をほとんどかけずに済み、工夫次第で費用対効果はぐんと大きくなります。180926354

集客にはSNSとホームページの連動が不可欠

SNSとひとくちにいっても、最近はTwitter、Facebook、Google+、mixiなどのテキスト中心のものと、Instagram、Pinterest、YouTube、Tumblrなどのビジュアル中心のもの、はてなブックマーク、Pocketなどメモして生産性を高めるものなど、さまざまな種類があります。

それぞれに愛好者と得意分野がありますから、一概に「このサービスは不要」とも「このサービスは重要」とは言えません。たとえば、知人・友人との情報共有についてはFacebookが人気ですが、個人の趣味や匿名で語りたい話題などについてはmixiのほうが適していたり、一方で、ファッションやデザイン、若い女性向けのコンテンツの拡散力はInstagramの人気が高くなっています。

どれを使うかは自分たちのビジネスに合わせて決めるにせよ、SNSを単独でいくつも運営していても効果は半減です。
集客まで考えるなら、ホームページとの連動を常に考えて効果を高めるとよいでしょう。

SNSの効果を発揮するには受け皿が必要

SNSのメディア特性として、「今すぐに」「ファンや顧客に直接知らせる」ことができる瞬発力がある代わりに、持続力がありません。どんなに人気がある記事も、数日で話題から消えていきます。Twitterなら24時間以内、フォロワーが多いユーザーでも3日程度できれいさっぱり「過去」のことに。人気コンテンツであっても寿命は短く、すぐに忘れられてしまうのです。

ところがブログやホームページといった受け皿にコンテンツの本体を置けば、SNSからの流入が見込めるだけでなく、そこから他ページのコンテンツを読んだ人によって、再びSNSへ拡散されるという循環が起きて、話題を持続させたり、再燃させることもできます。SNSとホームページをうまく繋いでいくことこそ、効果的な集客には重要です。

ホームページにSNSの利点を取り入れよう

連携するといっても特に難しいことはありません。SNSの投稿に、誘導先としてホームページへのリンクをつけて投稿するのが基本です。この際、どのような書き方、時間帯、写真の添付が効果的かは「Twitter Analytics」や「Google Analytics」を定期的に見て、効果測定をするとよいでしょう。

では逆に、ホームページのコンテンツをSNSで拡散させるにはどうすればいいでしょうか?
もっとも簡単な方法は、ページやコンテンツごとに「ソーシャルボタン」を配置することです。(最近では1文ごとにシェアできるようなサイトも出てきています。)これは内容に共感したり、あとで読みたい人がアクションを起こすためのボタンになるので欠かせません。

さらには、シェアされた情報から新たに来る読者にとってもわかりやすいページであることがベストです。また、「ソーシャルストリーム」と言われる、TwitterやFacebookなどのタイムラインをサイト内に挿入する方法があります。デザインを整えてホームページのトップなどに挿入すれば情報を即時に伝えられるほか、SNSのフォロワーを増やすなどの相乗効果が期待できます。

BiNDクラウドでは、設定が意外と面倒な、ソーシャルボタンやストリームの埋め込みを、瞬時にページに設置できます。
BiNDクラウドのソーシャル連携機能を見る

自社のSNS対策がまだ手薄、という方、まずはTwitterやFacebookなどの定番SNSのクチコミボタンをページに貼ってみましょう。そして、過去の埋もれたコンテンツなども活かして、SNSで積極的にシェアし再熱化を図るなどといった取り組みを始めてみましょう。とにかくまずはやってみると、自ずとサイトの強み・改善点も見えてきます。