本日は、ホームページ作成サービス「BiNDup」のデスクトップアプリのワークスペースを切り替えられる『プロファイル切替』機能の設定方法や実用方法を解説したいと思います。
プロファイル切替を設定する事でデスクトップアプリ内に複数のサイトシアターが持てるのですが、どんな場合に有用かと申しますと、
- 複数のBiNDupをコース契約していて、それぞれBiND Box同期したい場合
- 仕事用とプライベート用など用途をしっかり分けて管理したい場合
- マイサイトが多くてサイトシアターの動きが重くなってしまった場合
などがあるかと思います。
3つ目はウラ技的ですが。
端的に云うと複数のデスクトップアプリをインストールしている様な状態が作れると理解して頂ければ間違いありません。
例えば私の場合、プライベートと仕事でBiNDupのコースを使い分けていますが、一台のマシンにインストールされているデスクトップアプリ内で、それぞれのコースに紐づいたサイトシアターに切り替えて使っています。
プロファイル切替の設定方法
それでは早速、設定してみましょう。
プロファイルの追加
上部メニュー『BiNDup』内から『プロファイルを切り替え』を選択します。
Windowsの場合は、キーボードの『Alt』ボタンをクリックするとメニューが表示されます。
『プロファイルを切り替え』を選択するとウィンドウが立ち上がります。
初期はdefaultのみとなっており、それが現在のサイトシアターになります。
ここで『+』ボタンをクリックします。
プロファイル名とプロファイルIDが表示されます。
プロファイルIDは自動で発行されますので、プロファイル名のみを入力します。
ここでは仕事用のプロファイルを作成すると仮定して、「仕事用」と入力してみます。
ここでの設定は以上です。
アクティベーション
最後に『切り替え』ボタンをクリックして再起動しましょう。
再起動すると製品アクティベーション画面が表示されますので、デジタルステージIDでログインして紐付けたいコースを選択すれば完了です。
これで新しいサイトシアターが設定されました。
サイトシアター作成に合わせて新しいデータベースも作成されますので、画像ブラウザの素材やFTP情報などのユーザーセットも初期状態からになります。
再び『プロファイルを切り替え』からdefaultに切り替えれば元のサイトシアターが表示されます。
プロファイル切替かフォルダ管理か
設定自体は簡単ですが、サイトシアターにはフォルダ管理機能がありますので、簡単な分別であればわざわざプロファイルを作り分ける必要はありません。
画像素材や各種設定などが共有出来なくなってしまうので、運用のイメージに添って選択する必要があります。
冒頭の用途で提示した通り、別のデスクトップアプリをインストールして使わねばならない要件があるか等で切り分けてみましょう。
POINT
- プロファイルを設定する事で複数のデスクトップアプリを使用している様な環境が作れる
- 契約コース別や仕事とプライベートなどの使い分けに有用
- フォルダ管理で対応出来るものであれば無理にプロファイル切替は使わない