担当者のスキル関係なくできるサイト運用をCMSが実現
企業のホームページは、時代に合わせたスマホ対応はもちろん担当者を選ばず運用し続けられる、扱いやすさが重要です。
サイトを更新する人が、Web制作ツールに詳しい人や、必ずしもそうであるとは限らないため、社内のどんなスキルの人でも更新できるツールであることがベストです。自分で運用する場合でも、更新頻度の高い場所はできるだけ作業をラクに済ませられるようにしておくと、サイト運用の心の負担が軽くなります。
そこで今回は、Webの担当者が更新することの多い新着情報をCMS化している企業サイトを例に解説。最新のBiNDupのテンプレートを使って、サイト運用をラクにするCMS(ブログ)化のノウハウをWebデザイナーが伝授します。
▼名古屋市中区にショップを構える印刷会社「プレス・トーク」さん。
最新テンプレート「BC-TEC」をベースに、情報をすっきりとまとめていて読みやすいサイトです。作業の様子や人の顔が見える画像をふんだんに使用することで、事業内容やメッセージが把握しやすいのもいいですね。
BiND Pressで情報を素早く提供
CMS(ブログ)化の利点
テンプレートは、お知らせの新着情報エリアにBiNDupのCMS機能「BiND Press」を活用しています。
フォーマットが決まっている新着情報などのページは、CMS(ブログ)化することで運用が驚くほどラクになります。
図版とテキストを用意するだけでOKで、毎回ページをデザインする必要がなくなり、カテゴリーやタグを入れるだけで該当のまとめページが自動生成されるなど、ページを増やすことが簡単になります。
BiND Press化したエリアはスマホからも手軽に投稿可能です
新・BiNDupのここで設定
元テンプレートの新着情報エリアはもともとフッターの直前にありましたが、実例サイトではビルボード直下に移動。テンプレートの記事インデックスのレイアウトは見出しだけのタイプですが、図版付きなど任意のレイアウトに変更することも可能です。BiND Pressの記事インデックスは、複数のブログの新着情報を混在させて表示できるので、ブログも含めた新着情報をまとめて提示できるのがポイント。
スマホの設定をより美しく微調整
レスポンシブデザインで気を付けたいスマホ設定
テンプレートを生かして丁寧にサイトを作成しているのが感じられるサイトですが、スマホ表示の際にレイアウトが寄っている箇所や、ブログ記事のリード文がデフォルトのまま書き出されている箇所がありましたので、少し手を加えてみましょう。
スマホのレイアウトを微調整
新・BiNDupのここで設定
ひとつのサイトデザインで、PCもスマホも対応できるのがレスポンシブデザインの利点ですが、プロが作るサイトのような美しさを求めるなら、スマホ表示の際の余白に気を付けましょう。左右どちらかに寄っているレイアウトは余白が中途半端になりがちなので、PC標準の「左右違い(右広め)」をスマホ表示では1カラムレイアウトにするのがオススメです。BiNDupにはダミーの文章があらかじめ入っているので、書き換えもお忘れなく。また、BiNDupおよびBiND Pressはこれからも進化し続けていきますので、アップデータのご活用をお願いします。
CMS化で効率的なサイト運用
いかがでしょうか?
BiNDupの新作テンプレートは「BC-TEC」だけでなく、「office MIYAZAKI」「MURATA Manipulative Institute」も新着エリアがCMS化されており、テンプレートをそのまま活用して気軽に始められます。
今回紹介したサイトを参考に、BiND PressのCMS機能を使ってぜひ更新頻度の高い場所の効率的な運用を実践してみてくださいね。
POINT
- 更新頻度の高い場所はBiND PressでCMS化すると効率的
- 新作テンプレートは新着情報エリアがあらかじめCMS化
- レスポンシブでもスマホ表示の最終チェックを忘れずに