対企業のビジネスでは、競合他社を長期間検討する場合が多いので、サイトで最新情報を常に提供しコンテンツを充実させるなどしてリピーターになってもらうのも大切なことです。
ただしコンテンツの充実にはそれなりに手間が掛かるので、業務のすき間時間を活用してどこからでも更新できるブログの活用がオススメ。スマホからの更新も外せません。
技術への取り組みや姿勢、体制など社内のリアルな強みを届けることで、企業文化に共感し、関心を抱いてもらえる最大のチャンスを作りましょう。
BtoBのためのサイト作りのノウハウを伝える連載より、toB向けにコンサル事業を手掛ける「株式会社ミライフォース」のサイトを実例に、ブログを使ったスマホ更新の環境作りをレクチャーします。
▽関連記事「企業サイトの集客と成果に繋がるブログとフォームの作り方」
第6回:更新しやすいサイト作りのコツ
BiNDクラウドは、クラウドサービスなのにオフライン編集やローカルにサイトデータの保存ができ、ローカルデータとクラウドは自動同期機能で常に最新のサイトデータを同期しているので、異なる環境でも同じサイトの編集が可能という珍しいサービス。
そのためインストールされていないPCはもちろん、スマホからの更新も可能です。詳しくご紹介しましょう。
スマホから更新できるブログ記事の設置で更新性を上げる
ようやく完成したウェブサイトですが、そのお知らせも、タイムリーに公開したいものです。打ち合わせなどで外出中の「すきま時間」を使ってブログ記事が投稿できると効率的ですし、投稿そのものへのモチベーションが高まります。
また、スタッフブログなどで、スマホで撮影した写真を添えたカジュアルな記事、日々の活動のアクティブさを伝える記事は、会社の魅力を伝えるために有効です。顧客の親近感を高め、さらなるブランディングにつなげましょう。
BiNDクラウドでは、スマホからのブログ記事の投稿に対応しています。
1.スマホブラウザーからBiNDクラウドのコントロールパネルにアクセスし、「BiND Cloudを起動」をタップ
2.ブログコーナーが設定されているサイトが一覧表示されるので、記事を投稿したいサイトを選択(どのサイトにもブログコーナーが設定されていない場合、サイトは表示されないので、あらかじめ設定しておく)
3.記事エディタ画面で「新規記事」を押すと、記事入力画面が開く
4.タイトルや本文を記入し、「保存」を押せば記事が公開される(非公開としたい場合は「下書き保存」をタップする)
ブログを書くなら、サイトの中と外のどちらがよい?
ブログは、自社のコーポレートサイトの中で更新するのと、外部のブログサービスなどで更新するのでは、どちらのほうがよいでしょうか。結論からいえば、サイトの中で更新するほうがメリットが大きいでしょう。
まず、記事が増えれば増えるほど、自社サイト(ドメイン)への検索エンジンからの評価が高まり、検索結果で上位に表示されやすくなります。次に、サイト内の固定的なページとするのは適さないけど、ブログには適する内容が投稿できる点です。自社サービスについて別の角度から魅力を伝えたり、活用法をカジュアルに伝えたり、といったことができます。
このような記事作成をもっと本格的に行うと、最近流行している「オウンドメディア」の取り組みに近づいていきます。オウンドメディアは、そのまま訳せば「自社メディア」という意味ですが、一般的には「メディア化された自社サイトや関連サイト」を指します。
たとえば、3Dプリンターのスタートアップ企業があるとします。自社サイトで、3Dプリンターの魅力や裏側のしくみ、注目の最新情報などに関する記事を、ある程度の頻度で公開しつづけることで、サイト全体がメディア(媒体)としての魅力を帯びてきます。コンテンツの充実によって、検索エンジンからの来客も増えるでしょう。
当然ですが、広告料はかかりません。
ブログを書くことで、ウェブサイトへの集客、ひいてはコンバージョン(お問い合わせや資料請求など)の増加やビジネスへの貢献が期待できるのです。
次回予告
次回からは、ランディングページとして「採用サイト」を作成する方法に進みます。採用情報はコーポレートサイト内で公開してもよいのですが、求める人材に関する考え方をいっそう力強く伝えるには、コーポレートサイトとは異なるデザインや画面構成のほうが望ましいケースが多いものです。BiNDupでの採用サイトの作り方を解説していきます。
※ASCII.jpより転載
POINT
- スタッフブログは顧客の親近感を高め、会社の魅力や相性を伝えるのに有効
- ドメイン強化のために、更新頻度の高いコンテンツはコーポレートサイト内に
- BiNDクラウドは、スマホからのブログ記事の投稿に対応