Webデザインのトレンド10選|人気の手法とトレンド予測も解説

Webサイトの情報を確実に伝えるためには、Webデザインが重要です。新しいWebサイトの開設を考えているものの、デザインに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。この記事では、そのような人に向けて、Webサイトのデザインのトレンドを解説します。これからのトレンド予測も、合わせて参考にしてください。

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押さえておきたいWebデザインのトレンド10選

Webデザインのトレンド10選のイメージ
Webデザインにも流行があるため、魅力的なWebサイトを作るためにはトレンドを押さえておく必要があります。ここからは、流行のWebデザインについて10個を厳選して解説します。

1.立体的に見せる3Dグラフィック

3Dグラフィックとは、まるで目の前に本物があるようなリアルな表現方法です。グラフィックやアニメーションなどを活用し、インパクトのあるデザインにできます。
3DグラフィックでWebデザインを行うためには、ある程度以上の高い技術力が必要です。以前の3Dグラフィックは派手な演出が一般的でした。しかし、最近では上品な印象のある3Dグラフィックが人気となっています。

2.ニューモーフィズム

ニューモーフィズムのイメージ
ニューモーフィズムとは、立体的で質感がありながらもシンプルなデザインを追求した表現方法です。必要な表現を最小限に絞り、目立たせたいものを浮き上がらせたり、くぼんでいるように見せたりします。ベースを1色で統一し、派手になりすぎないようにするのがポイントです。かつてトレンドになったスキューモーフィズムからさらに進化し、よりシンプルな雰囲気が追求されています。

3.非対称レイアウト(ブロークングリッドレイアウト)

非対称レイアウト(ブロークングリッドレイアウト)は、あえて非対称なレイアウトにしてデザインに動きを出す表現方法です。Webデザインが大胆な印象になり、自由なイメージを表現できます。
常識にとらわれないWebデザインが可能になるため、他サイトとの差別化にも繋がります。非対称レイアウト(ブロークングリッドレイアウト)を活用する場合は、デザインの基本をしっかり理解しておきましょう。

4.ダークモード

ダークモードのイメージダークモードとは、
ブラックなどのダークカラーを背景に設定する方法です。その代わり、文字やアイコンなどは明るい配色にします。ダークモードのWebサイトは眺めていても目が疲れにくいというメリットがあります。

ダークモードは2020年頃から継続的に流行しており、実際に取り入れているWebサイトも多いです。トレンド感を演出できるうえに、高級でシックなイメージも与えられます。

5.温かみのある優しいデザイン

温かみのある優しいデザインの人気も高まっています。具体的には、パステルカラーや自然な色味を用いているWebデザインが該当します。Webサイトがふんわりとした雰囲気になり、閲覧時に目が疲れにくくなる効果も得ることが可能です。

温かみのある優しいデザインを選ぶ場合は、色味だけでなくレイアウトにも工夫が必要です。レイアウトにゆとりをもたせたり、落ち着いた印象の写真を組み合わせたりしましょう。

6.ミニマルデザイン

ミニマルデザインとは、シンプルで洗練された表現方法のことです。手法そのものは以前からありますが、安定的に高い人気を誇っています。

最近のミニマルデザインには、従来よりも幅広い表現が加えられています。たとえば、アニメーションを活用したり、細部のデザインにこだわったりしているWebサイトも多いです。シンプルだからこそ、さまざまなアレンジを楽しめます。

7.アブストラクト・アート

アブストラクト・アートのイメージ
アブストラクト・アートとは、抽象的な図形を活用する表現方法のことです。単に丸や四角などのシンプルな図形を組み合わせるだけでなく、より幅広い図形を組み合わせたWebデザインが主流になりつつあります。図形の種類・構図・配色などを工夫すると、幅広い表現ができます。華やかさや力強さなど、表現の幅はとても広いです。

シンプルながら印象的なデザインにできるため、ユーザーの記憶に残りやすくなります。

8.スクロールエフェクト

スクロールエフェクトとは、ユーザーが画面をスクロールする動きを考慮して背景を別々の速度で動かす表現方法です。ユーザー自身が画面を動かしている感覚を与えられる点が大きな特徴で、そのWebサイトならではの世界感を表現しやすくなります。

スクロールエフェクトでは配色を変えてシンプルに表現したり、複雑なアニメーションを活用したりできます。Webサイトのイメージに合わせてスクロールエフェクトを取り入れましょう。

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9.動画コンテンツと音声コンテンツを織り交ぜる

最近は動画コンテンツや音声コンテンツの人気が高まっており、Webサイトのデザインの一部として取り入れるケースも増えています。たとえば、YouTubeの動画を埋め込んで自由に閲覧できるようにしているWebサイトも多いです。

Webサイトに動画コンテンツや音声コンテンツを取り入れると、テキストだけでは伝えられない要素も補完してくれます。それに伴い、従来のWebサイト以上にたくさんの情報を伝えられる可能性があります。

10.レイヤーエフェクト

レイヤーエフェクトとは、テキストを画像やイラストと重なるように配置する表現方法です。あえて重ねて配置することで、それぞれの繋がりや奥行きなどを表現します。Webサイトのデザインにインパクトを与えられるため、他のWebサイトと差別化できます。デザインに動きが出て視覚的に楽しめるところも魅力的です。

レイヤーエフェクトを上手に活用すれば、洗練されたおしゃれな雰囲気のWebサイトを作成できます。

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これからのWebデザイントレンド予測

Webデザインの世界では、どんどん新しいトレンドが生まれています。これからはどのようなデザインがWebサイトのトレンドになるのでしょうか。ここでは、今後のWebデザインのトレンド予測について解説します。

グラスモーフィズム

グラスモーフィズムのイメージ
グラスモーフィズムは、上述のニューモーフィズムの次に流行するといわれている表現方法です。具体的には、ぼかしの効果を使用してすりガラスの向こうにデザインがあるような質感を表現します。
奥行きや透明感などを出せるため、Webサイトの幅をさらに広げることが可能です。ぼかしの効果により奥にあるデザインの視認性が維持され、Webサイトの使い勝手も維持できます。

アイソメトリック

アイソメトリックのイメージ
アイソメトリックとは、横幅・奥行き・高さの3方向の角度がそれぞれ120度になるようにイラストを描く方法です。アイソメトリックでイラストを描くと、斜め上から見ているような印象を与えられます。立体感や奥行きを表現でき、Webサイトの世界観をよりしっかり伝えられます。イラストを多用するWebサイトを作る場合は、アイソメトリックを取り入れると今どきの雰囲気になるでしょう。

マイクロアニメーション

マイクロアニメーションとは、ユーザーのアクションに連動する表現方法のことです。主にECサイトで活用されており、ユーザーが商品を選ぶ際の流れをスムーズにできます。

たとえば、化粧品を扱うECサイトのなかには、顔写真にメイクを施して使用時のイメージをシミュレーションできるようにしているところもあります。ユーザーの購買意欲を刺激できるため、売上向上も目指しやすくなるでしょう。

リッチな表現に!After Effectsを使った動くSVGアニメーションの作り方と実装方法|BiNDup

まとめ

Webサイトを作成するなら、最新のトレンドを押さえてデザインを考えましょう。さまざまな表現方法があり、Webサイトをより魅力的にできます。

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  • POINT

  • ユーザーの購買意欲を刺激するために、デザインは重要
  • 視差効果や動画など、Webサイトに立体感や表現の幅を持たせるデザインがトレンド
  • テンプレートの種類が豊富なCMSを選ぶと、トレンドを押さえたデザインを簡単に表現できる

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