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ホームページデザインの基本|重要な4原則や色の三属性についても解説


魅力的なホームページを作るためには、デザインの基本を理解しておく必要があります。この記事では、Web担当になったもののホームページデザインの知識がないという人に向けて、ホームページデザインの基本的な知識について解説します。デザインの基本4原則や色の三属性ついても解説するため、ぜひ参考にしてください。

1. ホームページデザインとは

ホームページデザインとは、Web上に表示されるホームページの見た目を整えたり装飾を加えたりすることです。具体的には、レイアウトや文字のデザインを決めたり、配色を選んだりします。ホームページに掲載する画像を作成する場合もあります。
 
ただし、ホームページをインターネット上で見られるようにするには、表面的なデザイン以外にもさまざまな知識が必要です。

1-1. ホームページデザインの作成には基本的な知識が必要

ホームページをデザインするためには、ホームページやデザインに関する基礎知識が必要です。また、基本的な作業方法についても理解しておかなければ、ホームページのデザインをうまく作成できません。
 
なお、表面的なデザインだけでなく、ツールの使い方やコーディングといったプログラミングの知識についても把握しておきましょう。必要なスキルや知識については後述するため、合わせて参考にしてください。

2. デザインの基本4原則

デザインには基本の4原則があります。この4原則はホームページのデザインに限らず、資料作成においても役立つ知識です。ここでは、デザインの基本4原則について解説します。

2-1. 近接 (Proximity)

近接とは、関連している要素を近づけて表示することです。人は、近い位置にあるものは関係があると認識します。情報を整理する際は、関連している情報をグループ化して配置すると見やすくなります。

2-2. 整列 (Alignment)

整列とは、文字や画像の位置を揃えて表示することです。整列を意識するとデザインに統一感が出るため、ユーザーの視線もスムーズに流れます。左揃え、中央揃え、右揃え、上揃えがあるため、ホームページに合わせて選びましょう。

2-3. 反復( Repetition)

反復は、一定のルールに基づいてデザインを同じにする方法です。ホームページに統一感が出るため、ユーザーが読みやすくなります。反復させるとリズムも生まれ、ホームページ全体の雰囲気を揃えられます。

2-4. 強弱 (Contrast)

強弱とは、特に目立たせたい部分を強調することです。たとえば、見出しのサイズを大きくし、本文の字は小さくする方法などがあります。強弱は対比とも表現でき、特にアピールしたい部分にユーザーの目線を集めやすくします。

3. ホームページデザインに欠かせない「レイアウトの基本」

ホームページのレイアウトには、ヘッダー・ナビゲーション・サイドバー・メインコンテンツ・フッターという5つのパーツがあります。レイアウトのパターンはさまざまあるため、ホームページの内容に合わせて最適なものを選びましょう。それぞれのパーツとレイアウトのパターンについて、以下で解説します。

3-1. ホームページを構成するパーツ

ホームページを構成するパーツは、以下の5つがあります。

ヘッダー

ホームページの上部にタイトルやロゴを表示する部分

ナビゲーション

メニューを表示する部分

サイドバー

SNSへのリンクなど、ナビゲーションに表示しきれない項目を表示する部分

メインコンテンツ

メインの内容を表示する部分

フッター

運営会社や利用規約など基本情報をページの下部に表示する部分

3-2. シングルカラムレイアウト

シングルカラムレイアウトは、サイドバーがありません。サイドバーとは、ホームページの左右のどちらかに表示する縦長のスペースです。スマホでの閲覧が想定されているホームページは、シングルカラムの場合が多いです。

3-3. マルチカラムレイアウト

マルチカラムレイアウトは、メインコンテンツの横にサイドバーを設け、レイアウトが2~3列にわかれています。一覧でさまざまなコンテンツが表示されるため、一目で幅広い情報を得られます。2列なら2カラムレイアウト、3列なら3カラムレイアウトです。

3-4. グリッドレイアウト

グリッドレイアウトでは、それぞれのパーツをグリッド(格子)状に分割して並べます。デザインを美しく整えたい場合に最適です。新聞や雑誌などの印刷物では定番のレイアウトであり、グリッドデザインやグリッドシステムなどと呼ばれる場合もあります。

3-5. フルスクリーンレイアウト

フルスクリーンレイアウトは、画面を覆い尽くすように画像や動画を表示させるレイアウトです。イメージによる高い訴求力を期待できます。ホームページを閲覧するときに最初に表示されるファーストビューや、旅行やアパレルなどのホームページなどで採用されています。

4. 文字の大きさや配置など「タイポグラフィーの基本」

タイポグラフィーは、もともと文字の書体・大きさ・行間などを整えることを表していました。Webデザインにおいては、文字をデザインとして扱い、美しく並べて見やすくすることをタイポグラフィーと表現します。見やすいホームページを作成するためには、フォントの種類・サイズ・文字組・行間などを一定のルールに合わせて決めることが大切です。

4-1. ホームページのイメージに合うフォントを使う

フォントとは、文字の書体のことです。フォントはホームページのイメージに合わせて選び、読みやすく配置する必要があります。使用するフォントの数は最小限に抑え、行や文字の間隔にも配慮すると見やすくなります。

4-2. 文字をデザインのひとつとする

Webデザインにおいては、文字もデザインのひとつとして捉えるのがポイントです。数字は形がシンプルなため、装飾するとメリハリが出ます。文字にも商品やサービスに関連したイラストなどを交えると、訴求力が高まります。

5. ホームページデザインのカラーの基本とは

ホームページデザインを考えるときはカラーも重要です。性質を表す色の三属性を意識し、カラーを決めましょう。なお、ホームページをデザインするうえでは、基本となるテーマカラーを決めるとまとまりが出ます。

5-1. 色の三属性とは

すべてのカラーは、色の三属性を持っています。色について理解するためには、まずこの三属性を理解することが大切です。色の三属性とは、色相・彩度・明度のことです。色相・彩度・明度とはどのようなものか、以下でそれぞれ解説します。

色相

色相とは、色みの性質のことです。たとえば、赤や青などの違いを指しています。色相は色相環という図で表されます。隣り合う色は類似色、対になっている色は補色、補色の左右の色は反対色です。

彩度

彩度とは、色の鮮やかさのことです。最も鮮やかな色は純色、鮮やかでないものは無彩色と呼びます。赤・黄・青などの色みを持つ色は純色に分類されるのに対し、白や黒などの色みがない色は無彩色に分類されます。

明度

明度とは、色の明るさのことです。明度が高いほど、白っぽい色になります。反対に、明度が低ければ黒っぽくなります。

5-2. テーマカラーの決め方

ホームページのデザインを考えるときは、テーマカラーを決めると統一感が出ます。テーマカラーは、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3つです。一般的には、ベースカラーを70%、メインカラーを25%、アクセントカラーを5%の割合で使用すると、美しいデザインに仕上がるといわれています。
 
ベースカラーは背景や余白などの色で、白に近い色を使用する場合が多いでしょう。メインカラーはホームページのイメージを決める色で、ロゴや自社の世界観に合わせて選ぶのがおすすめです。アクセントカラーは、メインカラーの反対色が適しています。

6. ホームページのデザインには「コーディングの基本知識」も必要

ホームページをデザインする際は、コーディングの知識も身につけておく必要があります。コーディングとは、プログラミング言語でソースコードを作成する作業です。ソースコードとは、プログラミング言語で記述されたテキストを意味します。
 
コーディングはホームページの設計やテストなどを行うプログラミング作業の一部であり、ホームページをインターネット上で閲覧できるようにするために必要な知識です。

6-1. HTML

HTMLは、Webページを作るために使用されているプログラミング言語です。「Hyper Text Markup Language」を略して、HTMLと表現しています。HTMLでコードを記入すると、文章や文字列が何を表しているかコンピュータに伝えられます

6-2. CSS

CSSは、文章を強調したり装飾を加えたりするためのプログラミング言語です。「Cascading Style Sheets」の略であり、スタイルシートと呼ばれる場合もあります。CSSを使用すると、ユーザーが文章に目をとめやすくなります。

6-3. JavaScript

JavaScriptは、Webページに動きを出すためのプログラミング言語です。JavaScriptを使用すれば、スライドショーやアニメーションを表示できたり、画像を拡大できたりします。

7. 効果的なホームページデザインにするポイント

ホームページデザインの効果を高めるには、さまざまなポイントがあります。具体的に解説します。

7-1. 一目見て内容がわかるデザインにする

ユーザーにホームページを閲覧してもらうには、内容が一目でわかるデザインを意識する必要があります。業種に合う画像やキャッチコピーなどを使用しましょう。また、レイアウト・配色・配列なども整えることが大切です。

7-2. 企業らしさを明確にしたデザインにする

ホームページ全体のデザイン・フォント・画像などは、企業のイメージを伝えるための重要な要素です。ホームページの作成を依頼する際は、デザインのイメージを具体的に伝えましょう。たとえば、全体の印象・色合い・メインビジュアルの見せ方などには特にこだわることをおすすめします。

7-3. プロに相談する

自社でホームページの作成を試みても、うまくいかない場合もあるでしょう。その場合はプロに相談するとスムーズです。自社のホームページのデザインを客観的にチェックしてもらえるため、効果的な改善点も見つけやすくなります。

8. まとめ

ホームページのデザインを決めるときは、さまざまな知識が必要です。ユーザーの目線を考慮し、自社のイメージや伝えたいことをわかりやすく表現できるようにしましょう。
 
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