ネットショップを開設したい方向けに、通販サイトの具体的な作り方を7つのステップで解説。ASPやオープンソースなど利用できるサービスの種類や特徴、運営を成功させるための重要なポイントも紹介します。
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1. 通販サイトと実店舗の違い
まずは実店舗と比較した通販サイトの、メリット・デメリットを解説します。
通販サイトのメリット
通販サイトなら実店舗では必要だった、さまざまなコストを削減できます。 例えば、人件費や商品を販売・展示するためのテナント料、在庫保管費用などがあります。
また、通販サイトならユーザーがいつでもどこでも商品情報にアクセスできます。 世界中に自社商品の魅力を発信できるうえに、コストパフォーマンスに優れているのが通販サイトの強みです。
通販サイトのデメリット
メリットが多い通販サイトですが、主なデメリットがふたつあります。
ひとつは顧客が商品を手にとって見られないことです。 店員による実演販売や、商品についての質問の直接回答もできません。通販サイトではこれらのデメリットを解消するために、サイト上の商品情報を充実させ、顧客からの問い合わせに丁寧に対応する必要があります。
ふたつめのデメリットは、通販サイトの作成方法によっては、プログラミングなどのスキルが必要になることです。 この問題を解消するには、知識がなくても利用できる通販サイト作成サービスがおすすめです。カスタマイズ性が高く、SEO対策ができるものもあるため、目的にあわせて活用しましょう。
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2. 通販サイト開設の流れ
それでは、通販サイトの作り方の一般的な流れを6つにわけて紹介します。
ラインナップ(商品)選び
まずは通販サイトで販売するラインナップの選定を行います。 店舗と同じ商品を通販サイトに並べてもよいのですが、効率的な運営のためには、通販に適した商品を重点的に売り出すのもおすすめです。
通販サイトで売れやすいといわれるのは、手に取らなくても購入しやすい商品や、大きさ・重量などにより持ち帰るのが難しい商品です。 定期購入する消耗品や、物珍しい商品などにも需要があります。
作成方法と予算の検討
通販サイトを有料の作成ツール・サービスを利用して自作する方法や、制作会社へ依頼する方法があります。 有料ツールで通販サイトを自作するメリットは、多種多様な機能を利用できることです。専用のサポートがついているものもあるため、不明点や疑問をすぐに解消できます。また、複数の料金プランから選ぶことができます。
デメリットは、多機能のツールを利用できる環境にあっても、知識がなければ機能を使いこなせない可能性があることです。
有料での自作がおすすめの人
通販サイトの作成・運用はもちろん、さまざまな機能がそろっている作成ツールを活用できる知識がある場合は、有料ツールでの自作がおすすめです。 また、専用のサポートを受けながら、通販サイトの作成・運用を行いたい人にも向いています。
ショップコンセプトの決定
通販サイトの運営では、コンセプト作りやブランディングが成功の鍵を握ります。 インターネット上にはさまざまなショップがあり、差別化によって顧客からの支持を得る必要があるためです。 ショップ名は特に大切なので、コンセプトに合致し、シンプルで記憶に残るものにしましょう。
例えば、総合ショッピングモールの「楽天市場」という名前は、「さまざまな商品・サービスが活発に取引される場である『楽市楽座』に、明るく前向きな『楽天』のイメージをあわせること」によって生まれたといわれています。
通販サイトの商品在庫確保
通販サイトの方向性が決まれば、次は商品在庫の確保を行います。 手間やコストをかけてサイト運営をしていても、商品が在庫切れではビジネスチャンスを逃すことに繋がります。
顧客が欲しいと思ったときにすぐに注文・購入できるよう、在庫管理は重要です。
通販サイト作成サービスの選定
通販サイトの作成方法には、いくつか種類があります。 それぞれメリットやデメリットがあり、必要となる知識や費用も異なるため、自社の目的にあったものを選ぶのが大切です。 作成サービスの種類と詳細については後述します。
梱包・配達手段の整備
通販サイトでの販売では、運送会社を通して商品が顧客の元に届きます。破損などがなく、状態のよい商品を届けるためには、しっかりとした梱包が求められます。
また、通販ショップを利用する顧客の中には、決まった日までに商品が欲しいという人も少なくありません。配達予定日までに確実に商品を届ける方法を、整備しておくことが大切です。
丁寧な梱包や商品の早い到着は、顧客からの心象をよくし、リピーターの獲得に繋がります。 梱包や配送については手順を定め、遅滞なく行える体制を整えましょう。
通販サイトの宣伝・集客
通販サイトで商品を売り上げるためには、できるだけ多くの人にサイトを訪れてもらうことが大切です。 多くのユーザーがいるSNSなどで、印象に残る広告を打ち出すのも顧客拡大の手段のひとつです。
また、よい口コミの獲得や拡散も大きな集客に繋がります。口コミ投稿によって、ギフトなどを贈るキャンペーンを開催するのもおすすめです。
3. 通販サイト作成サービスの種類
通販サイト作成サービスは、主に「フルスクラッチ」「ECパッケージ」「オープンソース」「ECモール」「ASP」の5種類に分けられます。
フルスクラッチ
フルスクラッチとは、ゼロから自力で通販サイトを作ることを指します。 サーバーや決済代行会社との契約、継続的なサイトの運営などを自社で行うことになります。サイトの自由度は高いですが、その分SEOなどの知識やプログラミングスキルが必要です。また、作成費用も数百万円からと高額になります。
ECパッケージ
通販サイト作成では、既存のECパッケージを利用する方法もあります。 ECパッケージとは、基本的な機能が搭載されているシステムを指します。
フルスクラッチほど自由度が高いわけではありませんが、比較的高いカスタマイズ性を備えています。 費用もフルスクラッチより安く済み、相場は数百万円からとなっています。
オープンソース
インターネット上にはオープンソースと呼ばれる、ソフトウェアの設計図となるソースコードが無償で一般提供されています。知名度の高いオープンソースとしてはWordPressが挙げられます。 オープンソースには無料のものも多く、コストを抑えた通販サイト作成に利用できます。
ただしオープンソースの使用には、ソフトウェアやプログラミングの知識が求められます。エラーやバグなどが発生した際にも、自力で修正しなければならないため、対応が難しい場合があるかもしれません。
ECモール
ECモールと呼ばれる、事業者が提供するプラットフォーム上に通販サイトを置く方法も選択肢のひとつです。 ECモールとして知名度の高いものは、「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」などです。
これらのプラットフォームに通販サイトを出店すると、集客力が高い反面、出店料や販売手数料の負担が大きくなります。
ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)
ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)とは、システム開発の必要がなく、比較的簡単に通販サイトが開設できるサービスです。 前述した方法と比べるとカスタマイズ性は下がりますが、洗練された通販サイトを開設できます。
ASPはコストパフォーマンスがよく、費用相場は高くとも数十万円ほどです。月額無料で利用できるものもありますが、機能に制限があることも少なくありません。 有料のものならサイズ容量に余裕があり、サイトの自由度が高くなります。そのほかにもSEO対策に強く、独自ドメインが利用できるといった、さまざまな利点があります。
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4. 通販サイトを成功させるポイント
ここでは通販サイトを成功させ、商品を売り上げるためのポイントを紹介します。
通販サイトの継続・更新
通販サイトは開設して終わりではありません。継続的に更新し、最新の情報にアップデートし続ける必要があります。 サイト開設時から更新マニュアルや担当者を定めるなど、持続可能な運営方法を決めておくと安心です。 また、サイト更新が煩雑ではないサービスを利用することも大切です。
安心して利用できるサイト作り
実店舗と違って店舗の様子や店員が見えない通販サイトでは、顧客からの信頼が何より重要です。 顧客が安心して商品を購入できるように、商品情報を詳細に記載し、画像を充実させましょう。
また、FAQコーナーを充実させておくと、顧客の疑問が解消され、より利用しやすいショップになります。SSL証明書(通信の暗号化)の導入は、個人情報を扱う通販サイトでは必須です。
そのほか、サイト運営者や作り手の写真、商品へのこだわりなどを掲載しておくと、顧客との距離が近くなり、親しみが生まれやすくなります。顧客の商品購入の動機が生まれ、自社のブランディングにも繋がります。
適切なSEO対策を行う
せっかく通販サイトの内容や商品のラインナップを充実させても、ユーザーのサイトへのアクセスがなければ商品は売れません。 数あるショップの中から、ユーザーに自社通販サイトに来てもらうためには、SEO対策が不可欠です。
SEO対策とは検索エンジンの最適化を意味し、適切に行うことで自社通販サイトが検索結果の上位に表示されるようになります。 SEO対策には専門知識が必要となりますが、サイト作成サービスには、SEO対策機能を備えているものもあります。
決済方法を充実させる
通販サイトの売上を増やすためには、決済方法を充実させましょう。 利用者の多い決済方法に対応することで、顧客にとっての利便性が上がります。
一般的に利用されることが多い決済方法は、クレジットカード決済・商品代引き・コンビニ決済・銀行振込、電子マネー決済です。
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5. 通販サイトを作るならASP
初めて通販サイトを作る場合は、簡単に本格的なサイトが作れるASPの活用がおすすめです。
ASPならプログラミングなどの知識がなくても、カスタマイズ性が高くSEO対策された通販サイトを作成できます。 サービス元がセキュリティ対策も行っているため、煩雑な手続きもなく、安全にサイト運営が可能です。
6. まとめ
通販サイトには、実店舗にはないメリットがあります。自社で通販サイトを作る場合はさまざまなスキルが必要となり、運営の手間がかかりますが、ASPを活用すれば比較的簡単に洗練されたサイトを作成できます。
自社で通販サイトを作るなら、BiNDupの「BiNDカート」がおすすめです。 デザイン性が高く、本格的な通販サイトが簡単に作れます。ショップ運営に必要な機能が搭載されているうえに、サイトの更新も簡単で、負担なく継続的な運営が可能です。
また、SEO対策として「SEOアシスタント」の機能が備わっているため、検索エンジンに評価されやすいサイト作りに役立ちます。有料コースなら専用サポートも利用でき、困ったときも安心です。
POINT
- 通販サイトを開設するためには、商品選定やコンセプト決定にはじまり、在庫確保、作成サービスの選定、配送手段の整備、集客といった一連の流れ(7ステップ)を理解する必要がある。
- サイトの構築方法には、手軽に始められる「ASP」や、WordPressなどを利用する「オープンソース」などがあり、予算やスキルに合わせて最適なサービスを選ぶことが重要である。
- 通販サイトを成功させるためには、公開後の継続的な更新、ユーザーに安心感を与えるサイト作り、SEO対策、そして決済方法を充実させることが鍵となる。