狙ったキーワードで上位表示できる、行政書士サイトを自分で作るコツ

滋賀県で建設業の申請手続きを専門に取り扱う「ゆい行政書士事務所」は、事務所サイトをPV数やコンバージョンの獲得を目指してリニューアル。ドメインへのこだわりと常時SSL化で、狙った検索キーワードでの上位表示に成功していると言います。
リニューアルの際は、利用者を意識した導線作りで、離脱を減らす工夫をしたとのこと。同社の代表でありサイトを運用している中村昌矢氏にお話を伺いました。

取引先から仕事を頼まれるほどのサイトが独学で作れるように!

ゆい行政書士事務所」は代表である中村氏ご自身がサイトの制作・運用をされています。現在はお取引先のサイトの制作・運用も手掛けているというだけに腕前はプロのWebデザイナーのような完成度です。

中村氏がホームページ制作サービスBiNDを使い始めたのは2年前。今回の事務所サイトのリニューアルではPV数やコンバージョンを獲得できるサイトをテーマとして作成されたとのことで、独自ドメインの取得や常時SSLの自動化、ボタンなどをポップアップ表示するといった、BiNDの新機能を積極的に活用されています。
狙ったキーワードで上位表示できる、行政書士サイトを自分で作るコツ

Webデザイナーでなくても作り込める自由度の高さが魅力

無料サービスに使いにくさや物足りなさを感じている人に最適

狙ったキーワードで上位表示できる、行政書士サイトを自分で作るコツ

BiNDupを選んだ理由は何でしょうか?

中村氏「無料のサイト制作サービスの浸透などにより、ここ数年で見栄えの良いサイトが増えてきましたが、テンプレートを使用して制作するサービスは、どうしても自由度が低くなってしまいます。簡単に作れるのはいいのですが、ある程度の知識や技術がある人にとっては物足りなさを感じるところも否めません。サイトを育てて長く運用していくには、画像やテキストの配置などのデザイン面はもちろん、SEO対策の面でもとことん作りこめる仕様である必要があります。」

中村氏「BiNDはその点、基本的なSEO対策機能も揃っていて、デザインの作り込みも可能なところが気に入っています。特にテンプレートは、最初はデザインやアニメーション機能などに目が行っていたのですが、使用を続けていくうちに、それ以上に作りこめる自由度の高さが魅力だと感じるようになりました。」

競争の激しい士業で、狙い通りの検索キーワードで上位表示

検索キーワードとドメインを決定してから、サイト制作を開始

行政書士という、士業ならではのSEO対策はあるのでしょうか?

中村氏「行政書士の業務は非常に種類が多いため、総合的な事務所サイトではいったい何屋なのかわからなくなってしまいます。そればかりか、狙った検索キーワードでの上位表示も難しくなってしまいます。そこで弊所では、取扱業務ごとに検索キーワードを変えた専門サイトを複数運用することで、狙った検索キーワードで上位表示させるようにしています。そのため検索キーワードとドメインを決定してから、サイト制作を開始するようにしています。」
狙ったキーワードで上位表示できる、行政書士サイトを自分で作るコツ
Google検索の「滋賀 建設業 行政書士」などのキーワードでトップページに表示されています

サイトの信頼性と検索順位アップのためにSSL化

サイトの常時SSL化も行っていますが、理由やきっかけは何ですか?

中村氏「第一にサイトの信頼性を上げるためです。表示のされ方にも明らかに差が出てきていますし、今は本当に安心できるサイトからでないと問い合わせは来ない時代ですよね。次に、検索順位に良い影響があるためです。SEO対策としてのウェイトはそんなに大きくないのかもしれませんが、ここ数年で常時SSLが標準装備かのようになっています。そのため、SSL化というひと手間で競合負けするのは悔しいですよね。」

中村氏「BiNDは、独自ドメインの設定から常時SSL化までスムーズにできるのが便利だと思います。説明も丁寧にされているので誰でもできると思います。GoogleアナリティクスとGoogle Search Console設定は少し戸惑ってしまいましたが。」
狙ったキーワードで上位表示できる、行政書士サイトを自分で作るコツ
BiNDupから取得したドメインなら面倒な常時SSL化が自動で行えるので簡単。迷わずセキュリティを強化できます。閲覧者の動向や傾向がわかるGoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleの組み込みにも対応しています。

内部リンクのチェック機能が自動で行えるのが便利

そのほかにSEO対策で行ったことは何ですか?

中村氏「SEO対策のひとつとして、内部リンクの設定は重要な要素だと思っておりますが、弊所のようにページ数が多いサイトでは、内部リンクを充実させると、どうしてもリンク切れの心配が出てきてしまいます。BiNDupのSEOアシスタントは、基本的なSEO対策のチェックに非常に役立つ機能だと感じました。特にサイトのページが多くなってくると、人の力でチェックするのは大変な作業になりますので、こういう機能があらかじめ備わっているのはいいですね。」
狙ったキーワードで上位表示できる、行政書士サイトを自分で作るコツ
SEOアシスタントはサイト内のリンク情報、タイトルの付け方など、SEO対策に必要な様々な情報を自動チェックします

どんな人が、どんな状況で、何のためにサイトを見るかを意識

単純な動線でサイト全体を把握できるように工夫

リニューアルにあたって、一番こだわったのはどこですか?

中村氏「サイトの制作にあたり、一番こだわったのはサイトの構造の部分です。内部リンクと、それに伴うデザインを充実させることで、PV数やコンバージョンを獲得できるサイトを目指しました。実は今回の建設業許可代行サービス京都・滋賀と同じテーマで制作した旧サイトがあったんですが、運用中のページの追加等で、かなり複雑なサイト構造になっていました。そのため、サイトを訪れてもすぐに離脱する、コンバージョンにつながりにくいといった問題がありました。」
中村氏「そこで、単に使いやすいかどうかだけではなく、どんな人が、どんな状況で、何のために使いやすいと感じるのかを意識してサイト構造を構築するようにしました。」
狙ったキーワードで上位表示できる、行政書士サイトを自分で作るコツ
中村氏「まず、トップページを上から下までスクロールするだけで、事務所の強みや特徴が一目でわかるようにしました。“サービスの概要⇒事務所の強み⇒サービスの料金⇒問い合わせ方法”というように単純な導線で全体像を把握してもらう仕組みにしています。ここでは、建設業者の人が、許可が必要な状況で、専門家を探すために使いやすい構造を第一に考えました。特に、専門家を比較検討している人に、簡潔にサービスの特徴や、事務所の強みを伝えるための構造にする必要がありましたのでそれを実践しています。」
狙ったキーワードで上位表示できる、行政書士サイトを自分で作るコツ
↓があるのはアンカーリンク、ないものは通常のリンクなど、ボタンのデザインを機能によって使い分けているのも見やすさのポイント。

中村氏「ヘッダー部分のグローバルナビゲーションはコンバージョンにつながる重要なリンクだけを最小限に配置するようにし、すっきりとしたデザインにしました。ユーザーが知りたいであろう情報にたどり着きやすくすることで、離脱防止の効果を狙っています。反対に、フッター部分にはサイトの主軸ではないリンクも含めた配置にしています。サイト全体のリンクを配置することで、サイトマップの役割も果たしています。デザインはごちゃごちゃしますがサイトをじっくり閲覧していただく人向けです。」
狙ったキーワードで上位表示できる、行政書士サイトを自分で作るコツ
ヘッダーとフッターで出す情報を分けることで、ページ数は多いけれどもわかりやすい導線設計になっています。

色々な環境で操作できるのも自分に合っている

オンラインでもオフラインでも操作できるのが魅力

BiNDupでサイトを運用してよかったことは何ですか?

中村氏「BiNDupのパソコンにインストールしてオフラインでも、Web上でオンラインでも操作できるソフトは貴重だと思います。エクスポートしたサイトデータをオフラインでもオンラインでも簡単に復元できるのもありがたい機能ですね。また、弊所のように対象をわけてサイトを複数作成しているような場合には、サイトからサイトへページを丸ごと移動させることもできるのも便利です。公開に至らなかったサイトのコンテンツを、新しい別のサイトのコンテンツとして使えたりとデータ管理の自由度が高いのもいいですね。PV数やコンバージョンを獲得できるサイトをこれからもブラッシュアップして運用しつづけていくことを考えると、自分のやり方に合っていると感じています。」

ありがとうございました

ホームページがただあるだけでなく、成果を狙うために何を意識すべきかの話を伺えました。
士業の方はもちろん、様々な業種にも活用できるヒントがたくさんです。ぜひ参考にホームページを作ってみて下さい。
BiNDupを使ってみる

  • POINT

  • 取引先から仕事を頼まれるほど完成度の高いサイトを独学で習得
  • 競争の激しい士業で、狙い通りの検索キーワードで上位表示
  • 離脱を防止するためにTOPページの導線とコンテンツを吟味

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