求人活動の際、自社サイトに求人ページを用意する企業が増えています。
理由は、求人ポータルサイトでは掲載できない会社の雰囲気や求めるスキルや条件などを明確に伝えることで、よりマッチした人材の確保が可能となるからです。
また、採用サイトにエントリーフォームを用意することで、人材サービスを介さずに直接募集できる点もメリットです。
そのほか一連の流れで会社の取り組みやサービス概要を見てもらうなど、採用サイトと有機的に連携できることも挙げられます。
toB向けにコンサル事業を手掛ける「株式会社ミライフォース」のサイトを実例に、「採用」にフォーカスしたサイト作りをレクチャーします。今回は採用サイトに必要な構成要素についてです。
▽関連記事「自社サイトで採用ページを公開する利点」
目次
1. 採用サイトの構成を考える
2. BiNDで採用サイトのテンプレートを選ぶ
1.採用サイトの構成を考える
採用サイトは、シングルページ(1ページだけ)で構成する方法と、複数のページにわたって構成する方法の2つがあります。それぞれ、どのようなメリットがあるか見てみましょう。
<シングルページのメリット>
- 情報がコンパクトに伝えられる
- ページが多少長くなっても、スマホのスクロールなどとの親和性が高い
- 1ページだけなので、ビジュアルにこだわれる
<複数ページのメリット>
- 情報を階層的に伝えられる
- ページそれぞれの内容を切りよく伝えられる
- 情報の整理整頓がしやすい
このように、どちらにもよい点があります。
ミライフォースでは、3つの職種を募集し、それぞれの情報量はそれほど多くしないと判断したことから、シングルページを採用することとし、次のような構成を考えました。
- ロゴ+メニュー
- キービジュアル+コピー
- メッセージ
- 業務内容
- 募集要項(3職種)
- アクセスマップ
- エントリーフォーム
2.BiNDで採用サイトのテンプレートを選ぶ
ミライフォースの採用サイトでは、シングルページにマッチするという条件のもと、次の観点からBiNDにあらかじめ用意されているテンプレートを選ぶこととしました。
- 写真を大胆に使ったデザイン
- レスポンシブウェブデザイン(スマホ対応済みのもの)
実際に選択したテンプレートは、「Certified Tax Accountant Office」です。
ミライフォースで選択したBiNDテンプレート「Certified Tax Accountant Office」はシングルページの設計
次回予告
次回は、決め手となるアイキャッチの作り方や募集要項文言の考え方、スタートアップ企業の採用サイトでなぜこのようなコンテンツを入れたほうがよいのかといった点も丁寧に解説します。
自社の採用サイトを作るなら、豊富なテンプレートから初めてでも作れるBiNDupがおすすめです。
※ASCII.jpより転載
POINT
- シングルページはスマホとの親和性が高く、ビジュアルにもこだわれる
- 複数ページは、情報を階層的にわかりやすく伝えられる
- レスポンシブテンプレートならスマホからの応募にも対応