ホームページを作成する際、さまざまな専門用語が出てきてよくわからないという人も少なくありません。用語は数多くあるため、ポイントを押さえて必要な用語を覚えておくとよいでしょう。この記事では、ホームページ制作で知っておきたい用語を紹介します。ホームページの制作を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。
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ホームページ用語は知っておくべき?
ホームページ制作時は、必要最低限の用語を把握しておきましょう。用語がわからないまま制作依頼などを行ってしまうと、制作会社側の話す内容が理解できずに、意思の疎通がうまくできないという可能性もあります。
その結果、希望通りのホームページが作れない、修正のために追加料金がかかってしまうといったトラブルが起きやすくなります。ホームページ制作の際には、依頼側と受注側の意思疎通が重要になるため、最低限の用語は覚えておいたほうが無難です。
ホームページの種類を表す3つの用語
まずは、主な3つのホームページの種類を紹介します。ホームページを作成する目的に合わせて選びましょう。
1.コーポレートサイト
コーポレートサイトとは企業サイトのことで、自社の会社概要や公式の情報を公開するためのホームページです。自社について知ってもらう目的で制作されるもので、名刺のような役割を果たします。
2.ECサイト
ECサイトとは、商品を販売する目的で制作されるホームページです。ECサイトは、ネットショップや通販サイトとも呼ばれており、BtoCだけではなくBtoBでも活用されています。
3.LP(Landing Page)
LPとは、自社の商品やサービス情報などをまとめた単体のページです。ホームページは複数のページから構成されますが、LPは単体ページのため、離脱されにくいという特徴があります。
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ホームページ制作の基本的な5つの用語
ここでは、ホームページ制作において知っておくべき5つの用語を紹介します。いずれもホームページを開設するときに必要になります。
1.IPアドレス
IPアドレスとは、ネットワーク接続がされている機器を識別するために割り当てられた番号のことです。IPアドレスは「123.456.78.9」のような数字で表示されます。
IPアドレスには、プロバイダと契約することでルータに割り当てられる「グローバルIPアドレス」と、パソコンやスマホなどの端末ごとに割り当てられる「プライベートIPアドレス」があります。
2.ドメイン
ドメインとは、IPアドレスを文字列として表したもので、インターネット上の住所のようなものです。例えば、「https://bindup.jp/」の場合には「bindup.jp」がドメインとなります。
3.サーバー
サーバーとは、データを提供するプログラムのことです。サーバーは主に以下の4つに分けられます。
- Webサーバー・・・HTMLやCSS、画像などを格納する
- データベースサーバー・・・データベース上にあるデータをリクエストに応じて送り返す
- メールサーバー・・・メールを送受信する際に必要
- DNSサーバー・・・IPアドレスとドメインを結びつける
サーバーには、1台のサーバーを複数のユーザーで使う共有サーバーと、自社でサーバーを購入・設置して運用する独自サーバーがあります。
4.ブラウザ
ブラウザとは、ホームページなどを閲覧するために必要なプログラムです。例えば、「Google Chrome」や「FireFox」「Safari」などが代表的なブラウザとして知られています。
5.SSL
SSLとは、インターネット通信を暗号化する仕組みです。SSLが導入されている場合、ホームページのURLが「http」から「https」になり、個人情報の流出・改ざんなどを防ぎやすくなります。
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ホームページの構築に関する5つの用語
ここでは、ホームページの制作方法を選んだり、制作環境を整えたりする際に覚えておきたい5つの用語を紹介します。
1.HTML
HTMLとは、マークアップ言語とも呼ばれるもので、ホームページを作るために開発されたプログラミング言語のことです。マークアップとは文章や画像といったホームページを構成する要素をコンピュータが認識できるように、タグ付けを行うことです。例えば、見出しに使われる「<h2>タグ」や画像に使われる「<img>タグ」などがあります。
2.CSS
CSSとは、ホームページの見た目を設定するためのプログラミング言語です。CSSが使われていない場合、テキストを並べただけのスタイルになりますが、CSSを用いることでホームページの装飾が可能で、見た目がよくなります。
3.CMS
CMSとは、ホームページ制作や更新ができるシステムのことです。代表的なCMSとしては、「WordPress(ワードプレス)」が挙げられます。BiNDupも、操作が簡単で初めて利用する人でも気軽に使えるとして人気があります。テンプレートも充実しており、デザインにこだわったWebサイトの制作が可能です。
4.コーディング
コーディングとは、ソースコードを作成するためにHTMLやCSSといったプログラミング言語を記述することです。ソースコードとはどのような動作をさせたいのかという内容を記述したもので、コーディングによってブラウザ上での閲覧や操作が可能となります。
5.ノーコード
ノーコードとは、コーディングとは反対の意味を持つ言葉です。つまり、プログラミング言語を記述せずにホームページやアプリケーションの作成が可能となります。コーディングにはある程度の知識とスキルが必要ですが、ノーコードではコードの記述が必要ありません。そのため、専門的な知識やスキルがなくても気軽に開発できます。
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ホームページの内容に関する8つの用語
ここでは、ホームページを設計する際に必要な用語を紹介します。どこにどのような情報を入れるとよいかをしっかり理解しておきましょう。
1.コンテンツ
コンテンツとは、ホームページに表示されている情報のことです。ホームページの中身に当たる部分で、商品の画像や動画、説明をするためのテキストなどを指します。
2.トップページ
トップページとは、ホームページの入口です。メインページとなる部分で、ユーザーから閲覧されやすいページでもあります。そのため、一般的にはホームページ全体の概要や重要な情報を入れます。
3.下層ページ
下層ページとは、トップページの下層に配置するページです。トップページにすべての情報を載せると情報が探しにくくなるため、「企業情報」や「事業内容」というように階層を分けて整理します。
4.ヒーロー画像(ヒーローイメージ)
ヒーロー画像とは、トップページに表示される画像です。サイズが大きくWebサイトのファーストビューを占めます。ホームページの印象を決定づけるもので、視覚を通してユーザーからの関心を得られます。
5.ヘッダー
ヘッダーとは、ホームページの最上部に表示される部分です。「企業ロゴ」「問合せボタン」「ナビゲーション」「ログインボタン」などが配置されます。
6.フッター
フッターとは、ホームページの最下部に表示される部分です。「企業の連絡先」「著作権情報」などの詳細情報などを伝える役割があります。
7.パンくずリスト
パンくずリストとは、ホームページ内での現在地を示す表示です。「トップ>メイン>コラム>〇〇について」のように表示されるケースが多いようです。
8.モーダルウィンドウ
モーダルダウンとは、Webサイト上に表示される小ウインドウです。「閉じるボタン」を押すなどの特定の操作を行わないと画面が閉じないため、他の操作ができないという特徴があります。
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ホームページのデザイン構築に関する6つの用語
ここでは、ホームページのデザイン構築とレイアウトに関する用語を紹介します。どれも完成イメージを共有しやすくするために必要な用語なので覚えておきましょう。
1.レスポンシブデザイン
レスポンシブデザインとは、パソコンやスマホ、タブレットというように、ユーザーのデバイスに合わせてホームページのレイアウトを最適化し、見やすくするデザインのことです。
2.ワイヤーフレーム
ワイヤーフレームとは、ホームページを制作する際の骨組みです。コンテンツのレイアウトを決定するもので、完成形のイメージや掲載内容の整理がしやすくなります。
3.デザインカンプ
デザインカンプとは、ホームページデザインの完成見本のことです。ワイヤーフレームをもとに、PhotoshopやIllustratorなどのデザインツールで画像配置や色付けなどを行います。
4.UI(ユーザーインターフェース)
UIとは、機器やソフトウェアの使いやすさや操作性のことです。ホームページ制作においては、ユーザーが閲覧しやすいサイトかどうかを意味しています。
5.シングルカラム
カラムとは列のことで、シングルカラムは縦一列のレイアウトを指します。パソコンやスマホなどの異なるデバイスでも同じレイアウトで表示しやすく、多くのホームページで活用されています。
6.マルチカラム
マルチカラムとは複数のカラムで構成されたもので、サイドバーなどが用いられています。情報が多いECサイトやコーポレートサイトなどによく使われます。
7.サイトマップ
サイトマップとは、サイトの全体像を把握できる地図のようなものです。ページ構成が一覧で記載されているため、サイト内容や構造をユーザーにわかりやすく伝えられます。
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ホームページの施策に関する4つの用語
ここでは、ホームページの施策に欠かせない用語を紹介します。意味を理解することで、自社のホームページに関する課題や改善策が見えてきます。
1.SEO
SEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)を略した言葉です。Googleなどの検索エンジンで特定のキーワードを検索した際、より上位に表示されるようにする対策です。自社のホームページが検索エンジンの上位に表示されることで、ユーザーの目に留まりやすくなり閲覧数が増えやすくなります。
2.リスティング広告
リスティング広告とは、検索連動型広告のことです。ユーザーが検索した際に、広告が表示されるという仕組みです。検索結果の上部に広告が表示されるため、ユーザーを獲得しやすくなります。ただし、入札制度のためキーワードによっては入札単価が高くなり、広告費がかさみやすくなるでしょう。
その他にも、Webページの広告枠に表示されるディスプレイ広告、サイトに訪問したことがあるユーザーに絞ったリターゲティング広告、ブログなどで商品を紹介してもらうアフィリエイト広告などがあります。
3.アクセス解析
アクセス解析とは、ホームページの訪問数や時間、スマホやパソコンというようにユーザーが使用したデバイスなどの情報を収集・分析することです。アクセス解析をもとにして、ホームページの改善が行えます。
2023年7月1日にUA(ユニバーサルアナリティクス)の計測が終了するとアナウンスされているため、GA4(Googleアナリティクス4)への移行が急務となっています。
4.オーガニック検索
オーガニック検索とは、検索エンジンに表示される結果から広告を除いたもので、自然検索とも呼ばれます。オーガニック検索は広告枠ではないため、上位表示されてもコストがかからず、低コストで集客できます。
まとめ
ホームページを制作する際には、基本的な用語を把握しておくことが重要です。制作会社に依頼する場合はもちろん、自社でホームページ制作をする場合にもスムーズに制作できます。自社でホームページを作るのなら、BiNDupがおすすめです。
BiNDupは、Webサイト作成ツールで内製化に必要な機能がそろっています。ノーコードで制作できるため、初心者でも簡単に扱うことができ、テンプレートの数は400種類以上と充実しています。BiNDupサポートサイトでWeb用語集やページ構成の基礎知識も紹介しているため、わからない用語があっても安心です。
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POINT
- ホームページ制作を外注する場合にも、意思疎通のため専門用語は知っておくべき
- デザイン構築やレイアウトの用語がわかると完成イメージを共有しやすくなる
- ホームページの課題改善のため、マーケティング施策の専門用語も理解しておく