無料のYouTube動画と差別化!オンラインレッスンを成功させるアイディア

長期化する外出自粛に伴いオンラインの需要は格段に広がっていますが、その中の一つがオンラインレッスンです。趣味・ビジネス問わず様々なスクールでオンラインレッスンを始める人が増えていますが、無料のノウハウ動画との差別化や機材など環境の整備に苦戦されている方も多いのではないでしょうか?

急な時世の変化で準備期間も少ない中、なるべく良いレッスン環境を整えるために、先日のオンラインレッスン実施のポイントをまとめた記事も今注目されています。

習い事をオンラインに!リモートでレッスンするための機材や課金方法


今回は、早速オンラインレッスンを積極的に取り組まれているドラムスクール「EXIT-DRUMLESSON」の出口氏に、オンラインならではの工夫や具体的に実践しているポイントをインタビューしました。

YouTube連携や教材販売など充実したホームページ

EXIT-DRUMLESSONサイトトップ
大阪を中心に様々なコースを用意したドラムスクールをされている「EXIT-DRUMLESSON」のWebサイトはホームページ作成ツール「BiNDup」で作られています。実施しているレッスン内容の情報や申し込みフォームだけでなく、YouTubeと連動した動画配信、譜面の販売、教材や器具のレビューなど多くのコンテンツを展開されており、ドラムレッスンに興味がある訪問者の目線を意識した内容になっています。

オンラインレッスンによって経済的・体力的にも効率化

遠方でも対応できるオンラインのパーソナルトレーナーに

オンラインレッスンを始めたきっかけや理由はなんでしょうか?

出口氏「きっかけはいくつかありますが、一つ目はやはりコロナの影響により対面でのレッスンを一時休業したためです。今後の状況が見えない中で対面でのレッスンのみのやり方では難しい時期になってくるなと感じ開講しました。もう一つは受講者のお住まいの地域に関係なく当レッスンを気軽に受講できる環境を整えたかったためです。過去には東京や福岡などに出張してきたこともありましたが時間的・金銭的に経費が高く発生してしまうのと体力的にも負担がかかってしまうため、オンラインレッスンの方が効率的に行えると思い今回を機に始めました。」
オンラインレッスンの詳細ページ
出口氏「オンラインレッスンを始めるにあたり意識したことはオンラインのパーソナルトレーナーになることです。現在はYouTubeなど動画配信サービスでのレッスン動画が盛んですが、それらは再生回数を稼ぐために内容が大衆的になったり、断片的なノウハウ解説になりがちです。もちろん素晴らしい内容の動画もたくさんありますので私自身も参考にさせていただいていますが、自ら知りたい情報を探すにはそれなりに時間もかかりますし、情報の選択も主観的になりがちです。筋トレなどでも同じかと思いますがネットで調べて自分なりにやってみるのと、トレーナーの指示通りにやるのとでは全然違うものになるのではと思います。”あぁここ効かせてなかったな”とか”トレーニングの強度が足りてなかったんだ”というのは熟練者でなければ主観的にはなかなか判断しづらいものですので客観的な視点から”こういう練習をするといいですよ” ”ここを改善していきましょうか”というものや講座的な内容をオンラインで提供していければと考えています。」

オンラインなら経費削減でレッスンの低価格化を実現

オンラインレッスンのメリット・デメリットは何でしょうか?

出口氏「生徒側の一番のメリットはわざわざ教室まで向かわなくて済むことでしょうか。自宅でも近隣のスタジオでもどこでも受講できるのがよいと思います。移動って案外時間も経費も掛かるので、その時間が無くなれば例えば休日なら余った時間にさらに別の用事を入れたり、浮いた時間と交通費で近くのカフェでまったりしたり、家で受講してその日は引きこもったりもできるわけです。時間ってとても大事だと思うのでそれを有効活用できるのはメリットだと思います。講師側のメリットも同じで、私のレッスン環境は自宅の一室を事務所にしておりますので自宅にいながら仕事ができ正直とてもラクです!講師側も経費が少なくて済みますのでレッスン料金の低価格化も実現できています。」

通信環境の安定性が課題のひとつ

出口氏「デメリットとしては“通信環境にレッスンのクオリティが左右される“ということと“手取り足取り指導するのが難しい“の2点です。ZoomやSkypeなどビデオ通話でのレッスンでは通信環境やデバイスによってはやりづらさを感じると思います。講師側は有線LANで安定した通信環境を心がけておりますが、やはり双方向のやり取りなのでレッスン中に稀に通信が不安定になることもあります。あとはスマホで受けていただくことも可能なのですが、スマホだと自立できませんし画面が小さく見づらいのでスマホスタンドや譜面台をうまく利用するか、自立できるカバーを付けたタブレットやPCなど画面が大きい方が好ましいです。快適なレッスン環境を作るためには受講者の用意も必要になってくる点がデメリットだと感じます。」

オンラインレッスンの様子

動画でオンラインレッスンの様子が解るので受講者がイメージしやすくなっています。

オンラインでは難しい手法ではカバーできる工夫が必要

出口氏「指導する際もドラムという楽器の性質上、全身を使う楽器ですので受講者に触れてフォーム指導をしていくことができません。フォーム指導の際、講師がタッチして感覚的に教えるという手法が使えないため、言い回しやカメラアングルを上手に使って講師のフォームを注意深く見てもらうなどの工夫が必要になりました。ただやはり伝わるスピード感が遅いのでフォーム改善のレッスンは不向きだと感じます。ほかには自宅の部屋を見られたくないというプライバシー的な点も挙げられます。女性の方は特に気にされる方もいらっしゃるとは思います。そういった方は近隣のスタジオに出向くなどで解決できますのでデメリットというほどではないですがヒアリングしているとそういったご意見もありました。」

受講者の目的に合わせた2つのレッスン形式

オンラインレッスンの内容や施策はどんなものでしょうか?

出口氏「当レッスンではリアルタイムのビデオ通話によるAコースと、動画添削型のBコースの2つがあります。Bコースのレッスンについてはレッスンを受講するまとまった時間の取れない方や、教えられた内容を何度も確認・練習したい方、YouTubeなどに演奏動画を載せたいけども改善したほうがいいところがあるかチェックしてほしい方におすすめのコースです。スピード感という点ではリアルタイムのレッスンの方がすぐに情報を知れるのですが、受講中の時間は拘束されています。Bコースだと、リクエストされた内容に合わせて講師が動画を作成しますので、通勤や通学の移動中などYouTubeを見るようにどんなタイミングでも習うことができるのがメリットです。」
Aコース

  1. 通信確認
  2. カウンセリング
  3. 本日のレッスンメニューの提示
  4. レッスン開始

Bコース

  1. メールで知りたい内容をリクエスト
  2. 動画・資料の準備
  3. 受講者がそれを確認、練習したものを動画撮影
  4. 講師が確認、評価やアドバイス
レッスンメニュー

レッスンメニューでも楽しそうな写真を多く掲載されています。スマホからの流入を意識するなら、マウスオーバーのテキストは表示されないのでキャプションをつけてもいいかもしれません。

出口氏「音楽のオンラインレッスンはまだ市場としては小さいと思いますし、ちゃんとレッスンが受けられるのか懸念されている方もいらっしゃると思うのでお試しとして無料体験レッスンの実施しています。他には最新の電子ドラムを導入しましたのでこれまでより良質な音質でのレッスンを提供できるようになりました。」

無料レッスンやYouTubeの動画コンテンツで集客を図る

YouTubeチャンネルではどんな動画が人気でしょうか?

出口氏「派手なフレーズやテクニックの解説動画、ドラムソロの動画が人気です。ミュージシャンは目立つことを重視する人も多いのでそういった派手なテクニックを身に着けたい方が多いのではないかと思います。個人的には“奇数連符“や“ポリリズム“といったマニアックなリズムアプローチによる演奏を推しているのですが…。やはり需要のあるものや旬なものにどんどん取り組んだり、わかりやすく面白いことをしているものが見られるコンテンツになるのではないかと思います。再生数は別として、近年の自分のチャンネルでは“ただ自分がやりたいことを披露する“に徹しています」
EXIT-DRUMLESSONのYouTubeチャンネル

エンゲージメント向上に繋がるSNSや無料レッスン

サイト内のコンテンツの反応はどうでしょうか?

出口氏「YouTubeやSNSをご覧になっていただいていた方からのレッスンのお申し込みが多い傾向にあります。”どんなことを教えてくれるんだろう”よりも”この先生に習ってみたい”が大事だと思いますのでレッスン内容やよく使う教材などはオープンにしています。書評は教材探しをされていた受講者から大変参考になったとのご感想をいただきました。無料オンラインレッスンはよくアクセスされているようなのでこれからも内容の拡充に努めていこうと考えています。」

擬似体験を提供し、モチベーションを上げるオンラインサロン

これからやってみたい施策や、Webサイトでの取り組みはありますか?

出口氏「Webについては準備にとても時間がかかるのでまだまだ先ではありますが、無料オンラインレッスンの内容を拡充し教則サイトのようにしたいなと考えています。多くのノウハウはすでに世に広まっているのでそのまとめページを作ったり、“これなら自分でもできそう“と思えるのが何かを始めるきっかけになると思うので、Web上ではっきりと“こういうプランで指導していきます“というのを提示していけたらと考えています。」

お客様の声ページ

受講者の声でインタビューの他にも活動作品の試聴やオフィシャルSNS等にリンクさせるなど、喜ばれる工夫がされています。

出口氏「また、オンラインサロンにも興味があります。このご時世、対面でのグループレッスンは難しいので、“オンラインドラム道場!“みたいにして、LINEグループやFacebookなどで“今週のお題はこれ!“と提示してメンバーそれぞれが練習動画を披露したり、ざっくばらんにコミュニケーションをとったり。誰かに見てもらったり評価してもらうことはモチベーションの一つになると思うので、YouTubeなど完全にオープンな環境で披露するのは恥ずかしいかもしれないですが仲間内なら少しの勇気でできると思います。一人で演奏をするのもよいですが、やはりみんなと音を合わせることは演奏の醍醐味だと思うので何かを一緒に取り組むというのはそれの疑似体験ができるのではないかと思います。」

ありがとうございました

様々なニーズに対応してオンラインレッスンを行なっている出口氏にお話を伺いました。音楽系に限らずどんなジャンルでもこれからのスクールはオンラインレッスンに対応していることがスタンダードになっていく可能性があります。選ばれるオンラインレッスンには低価格化や動画での復習などオンラインならではのメリットを付加価値として提供できることも求められてきます。オンラインレッスンを検討していたり、やり方を改善したい方はぜひ参考にしてみてください。

スクールのホームページを簡単に作成できるBiNDup

BiNDupのスクール向けテンプレート

バレエ教室を想定したテンプレート「MARKSMAN Ballet Studio

BiNDupではスクール向けのテンプレートも様々なデザインで用意されています。オンラインレッスンを始めるにはWebサイトは必要不可欠。レッスンの申し込みフォームやサイトコンテンツを充実させることで新規獲得にも期待できます。各種SNSやYouTubeと連動できる機能も揃えているので、ぜひご利用ください。

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