SNSを活用したプロモーションには様々な方法があります。
前回の記事で、自社の商品やサービスにマッチしたSNSの選定や、目標設定を学習できたと思います。今回はFacebookページを例に、目標に向けてどのような施策を打っていったら良いか企業の事例を交えてご紹介します。
ポイントはSNSの特性を理解しつつ、企業アカウントだからといって固くならずいかにファンの視点に立てるかです。
Facebookページを活用した施策
まずはじめに、企業活動やPRのためにFacebookを利用する場合は、個人用のFacebookアカウントではなく「Facebookページ」を利用しましょう。
簡単に説明すると、Facebook上のホームページのようなもので、その特徴も紹介します。
Facebookページの特徴
・企業名やサービス名などで登録が出来る
・Facebookページに「いいね!」を押してくれた人は友達ではなく「ファン」として扱われ、ファンの人数は無制限
・Facebookにログインしていない人でも閲覧できる
・複数の人数で運用管理が出来る
・Facebookページとしてメッセージを受け取れるので、お問い合わせフォーム代わりに使ったりすることが出来る
・Facebook上での広告を打つ事が出来る。
・インサイト(投稿や広告に対しての反応を調べる機能)が使える
・投稿した内容は、YahooやGoogle等の検索エンジンの検索対象になる
Facebookページを活用している事例
①日清
チキンラーメンやカップヌードルでおなじみの「日清」は商品ごとにFacebookページのアカウントを開設していて、クスッときて思わずシェアしたくなるような投稿が多く見られます。
また、新商品の告知やキャンペーン告知など宣伝色の強い投稿はユーザーから避けられやすい傾向にありますが、日清はギャグ要素を入れて面白くしたり、「ひよこちゃん」というキャラクターが運営している体で、柔らかい文体で宣伝色をなくし、ユーザーに楽しんでもらいながら上手に商品をPRしています。
<ポイント>
POINT
- Facebookページで投稿した内容もGoogleでの検索の対象になる
- 宣伝色の強い企業アカウントは避けられるのでユーザー視点に立つことが重要
- SNSの施策は企業規模や広告予算に関係なく効果が見込めるのがよいところ