Webサイトを巡回していると、こんなリンクの貼り方を目にすることがあります。
Webサイト内のページからページ、外部サイトへの誘導にやってしまいがちな方法ですが、実はこれSEO的にはNGな手法なのです。検索順位を下げてしまうだけでなく、文字をクリックした後にどんなページが表示されるのか、分かりにくいという問題もあります。
テキストリンクの貼り方
リンク先の内容を具体的に説明する
検索エンジンは、リンクが貼られているテキスト(=アンカーテキスト)を巡回の対象にしています。リンクを指定するテキストは、リンク先のページの内容を具体的に、かつ簡潔に表す表現とすることが求められます。
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同じような言葉を使いまわさない
期待する検索ワードをアンカーテキストで多用することは、不利だとされています。会社名や商品名などの固有名詞を含む、複数の単語を組み合わせましょう。
画像のリンク設定
ファイル名はできるだけ固有名詞を使う
画像をアップロードする際、「DSC_1234.jpg」など。デジカメで撮ったままのファイル名になっていませんか? 画像のファイル名は、内容を表す製品名、サービス名にしましょう。
「altテキスト」を丁寧に設定
画像を使用する際、ファイル名とは別に画像の説明文「altテキスト」を設定できます。アンカーテキストと同様、具体的で簡潔なテキストを設定しましょう。なお、極端に長いテキスト、キーワードの詰め込み、コピー&ペーストでの使い回しは逆効果と言われています。
「新規ウィンドウで開く」は嫌われる?
リンクを設定する際、「新規ウィンドウ(タブ)で開く」に設定していませんか? 不必要に新しいウィンドウやタブが開くサイトは、サイト訪問者に煩わしさを感じさせます。特に、スマートフォンからWebサイトを閲覧している場合、PCよりも大きく画面が変わるため、敬遠されやすくなっています。
POINT
- リンクを貼るテキストは具体的・簡潔な説明文にする
- 画像のファイル名・altテキストには固有名詞を
- SEOワードを複数組み合わせて多様性を持たせる