SEOや集客にも影響?最適なホームページの更新方法とは 

みなさんはホームページをどのくらいの頻度・タイミングで更新されていますか? 更新を放置してしまっているという人も多いのではないでしょうか? また気持ち新たに、今年こそホームページに力を入れるぞ!とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

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なぜ、ホームページを更新する必要があるのか?

「ホームページを更新しない」ということは皆さんが考えている以上に、集客に大きな影響を与えます。まず、最終の更新日付や最新のニュースが1年も前だったりすれば、そのサイトのお店は「営業していない」と誤解される場合があるのです。みなさんも、情報が古いサイトを見ると、つい、新しい情報を乗っているサイトを探し直してしまったことはありませんか?

更新されないホームページは「新鮮な商品が入ってこないお店」と同じでお客様は良い印象を持ちませんよね。それと同じで、新しい情報を発信して、お店がきちんと活動していることをお客様に伝えることが大切です。

一方、「SEO対策になる」というのは誤った考えです。実際、Googleのジョン・ミューラー氏は、更新頻度を高めたからと言って、上位表示に結びつくわけではないと語っています。あわせて、同氏は、「記事に書かれている文字数や更新頻度は関係なく、重要なのは品質」と発表しています

つまりは、安易に更新頻度をあげる必要はありませんが、ユーザーに応じた適切なコンテンツを用意する必要があります。

例えば、飲食店の場合であれば、新メニューや休業情報などは、ユーザーにとって有益な情報ですので、そういった情報は随時更新していくことが良いでしょう。

機械的に更新するだけでは逆効果:サイト更新の鉄則

ホームページを更新しないということは大きな問題ですが、「じゃあ機械的に、些細な事でも更新情報として頻繁に発信すればいい」と考えるのはちょっと待って! 場合によってはお客様を失ってしまう結果にも。ホームページの更新頻度や内容には鉄則があるのです。

対象顧客が興味のない情報を投稿しても意味が無い

第一に、「このホームページは自分の役に立たない」と思われて、見てもらえなくなります。「お客様が興味を持つ内容」を更新情報として発信しましょう。

  1. 性別、年齢、趣味、生活の悩みなど細かく「お客様の人物像」をイメージする
  2.  1. で考えた事を基に「お客様が持つ悩みの解決方法」などを情報からピックアップ
  3.  更新情報として発信

という手順を踏んで更新を行ってください。

1. のイメージが練られていないと、情報がバラバラな誰にも興味を持たれないホームページになってしまいます。

写真が汚いと見てもらえない

たとえば、新商品のジャム発売のお知らせを写真付きでホームページで載せたとします。しかし、暗くて中身が何かわからない写真だと買おうと思いますか?また、商品の写真が汚かったら目を引くことができるでしょうか?写真が汚いと、どんなに良い物でも「質の悪い商品」に見えてしまいます。

特に通販の商品なら、お客様は商品を手に取って見ることができません。お金を払うのに、質が悪そうな商品を買いたいとは思わないでしょう。写真はインパクトがあり、お客様の気持ちに大きく影響します。ホームページに載せる写真は必ず、「画質が良い」「商品のイメージを良くする」ものを厳選してください。

キャッチコピーがわかりにくいと目に留まらない

目を引くようなキャッチコピーでないと、「ながら読み」となり顧客の印象に残りません。その結果、他店や他のサイトにお客様が流れてしまうのです。

たとえば「○月○日 更新情報」という見出しでは、どんな情報が書かれているのか分からず読みたいと思う人は少ないでしょう。

では、

「【プレゼントにも♪】大人も子供も楽しめる!絵本作家○○の新作入荷」という見出しならば?

贈り物にも使える絵本が入荷したということが伝わり、「贈り物を探してる」「○○のファン」「子供に絵本を買いたい」という人たちの興味を引きます。
キャッチコピーは「情報の内容が’一瞬’で分かるか?」を意識して書いて下さい。そうでなければ、訪問者はすぐに他のホームページに行ってしまいます。

更新内容の変更による改善例

更新内容を心がけるだけで本当に改善するの?と思われるかもしれませんが、本当です。
株式会社アントでホームページの更新をお手伝いして、集客に成功した事例をご紹介します。

【建設業者 A様】

リフォームを中心とする建設業者A様ではホームページからのリフォーム依頼が少ないことに悩まれていました。自社の技術紹介について情報を更新されていましたが、お客様にとってより分かりやすい判断材料になる「導入事例」や「実績」のページが更新されていませんでした。

そこで、「お客様の声」や「施工実績紹介」に新たな事例を追加。施工部分の写真を「ビフォー・アフター」の2種類載せることで技術の高さを分かりやすくしました。さらに、ホームページの更新情報を記載するスペースにも「「お客様の声:2世帯住宅リフォーム S様」を追加いたしました。」と事例の詳細を記載し、きちんと読んでもらえる確率を高めています。

この施策を行った後、ホームページの更新情報から、お客様の声や施工写真を見た方の問い合わせが増え、リフォーム依頼の増加へとつながりました。

【飲食店 K様】

イタリア料理店のK様は新規客が少ないことに悩まれていました。ホームページは更新頻度が3ヶ月に1回ほど、「ワイン1杯サービス」などのキャンペーンが中心でした。更新頻度が少ないため活気が感じられず、ホームページを訪問した人、来店したいと思える状態ではありませんでした。そのため、更新頻度を上げる施策をまず始めました。
そして更新内容として、「季節のおすすめメニュー」と「扱っているワインと相性の良いメニューの組み合わせ紹介」を載せ、「旬の食材を食べたい人」「ワイン好きな人」に興味を持たせるようにしました。

また、料理写真は撮影用の照明を使った美味しそうな写真にすることで、「食べてみたい」という思いを喚起させるようにしました。これらの施策によりホームページ更新後、「ホームページに載っていたメニュー」を注文する新規客が増加しました。

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  • POINT

  • サイトの更新頻度は、集客に関わる大きなポイント
  • むやみに更新頻度が高ければよいのでなく、内容が肝心!
  • 顧客の関心のない情報、品質の低い写真、わかりにくいキャッチコピーは逆効果に

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