今秋からスタートするホームページ作成サービスBiNDupのアップデートでは、今までCSSやDressを操作しなければ表現できなかった高度なデザインの一部がブロックエディタで簡単に設定できるようになります。
事前にユーザーの皆さんに調査した、ブロックエディタへの要望(BiNDup Growth Projectで実施)も採り入れ、UIの一部を大幅にリニューアル!使いやすさがアップしたBiNDupについて、制作担当したデザインチームのプロジェクトマネージャーの洪泰和とUI/UXデザイナーのニタバルが解説します。
使用頻度の高い既存機能の使いやすさを見直し
今回は、普段BiNDupを使ってサイトを制作・運用しているユーザーの皆さんが今どんなことを求めているかという点を重視しました。もっとこうしてほしい、ここがわかりづらい、といった声には以前から応えたかったのですが、おおかたの機能が充実してきた今だからこそ注力できたかと思います。
ブロックエディタのUIを大幅にリニューアル
編集時に重宝、エディタ画面のウィンドウサイズを自在に変更できる
ブロックエディタはレスポンシブWebに対応したBiND8の時にリニューアルしましたが、あくまで以前のUIを継承するものでした。今回は、パーツの並べ方を見直したり従来Dressを使わないと出来なかったことを出来るようにしたり、発展的な改修を加えています。
編集画面のウィンドウサイズが自在に変えられるようになったのもようやく要望に応えられた点です。編集後に適用を押さずに閉じようとした場合、確認アラートが出るなども細かいけど欲しかったところです。
よく使うデザインの微調整をDress不要で簡単設定
ブロックの設定画面もできることが増えました。たとえば、幅や余白の%指定に対応したり、カラム間隔を数値入力する、ピクセル単位で選べるなどデザインの微調整がDressを使わずとも設定できます。テキスト周りでも、たとえばテキスト行間指定で一部の文字だけ大きい場合など部分的に指定できるようになります。
デザインの可能性が広がる、BiNDup新機能のココに注目!
デザイナー待望、ダイナミックな背景設定を可能に
リクエスト多数!Dressを使わずにできるカラムの表現をパワーアップ
知らないとSEO評価を下げてしまう画像サイズもシステム側でフォロー
Webを作るときに気にしなければいけないことはたくさんあるんですが、その中でも重要な点の1つとして挙げたいのが、掲載する画像の適正なリサイズです。最近は解像度の高いカメラが多くなっているので、数枚の写真を掲載するにしても、ページに合ったサイズになっていないとすぐページが重くなってしまいます。意識していないと見落としがちな点なので、読み込んだ画像に自動リサイズをかけてくれる機能を搭載することになりました。去年のWebP対応も含めて、画像関連の処理はこれで一通りフォローできるかと思います。
画像パーツは幅の上限を1440px、背景は2560pxとし、オーバーする画像は自動的にリサイズされるようになります。現在使われている主要なディスプレイにほぼ対応できるようになっています。
今後も使い勝手に着目したUI/UXの改善を継続
今回の改修では、しばらくアップグレードしてない人にはUIがかなり見やすく、使い続けてる人にはよく利用するものが使いやすくなって、かゆかったところに手が届くバージョンになっていると思います。
今後としては、個人的にはサイトコンテンツを作る上でブログ機能がとても重要になってくるので、BiND PressのUIを見直して機能を向上させていきたいですね。
いかがでしたか?
次回からは、実際の新しいBiNDupをお見せしながら、ブロックエディタがどう使いやすくなったかを動画で紹介予定です!どうぞお楽しみに。
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※ 記事内のイメージは開発中のものであり、仕様などは変更になる可能性があります。
POINT
- 新ブロックエディタは使用頻度の高いパーツや機能をすぐに選択できる
- カラム比率やブロックをまたいだ背景設定などデザイン表現の幅がアップ
- SEO評価に影響する画像サイズを自動で最適化