新時代のWebツールへ~BiNDupはこう進化する!
夏、といえばデジタルステージの開発クルーはBiNDの集中開発の季節。
例に漏れず、2019年秋もホームページ作成サービス「BiNDup」は新たなBiNDとしてリリースします!
これまでと違うのは、すばり年1回だったアップデートが年3回になって、ハイスピードで進化していきます。(けれどBiNDup2にはなりません。BiNDupの名前のまま進化していきます)
そこで掲げたのは「サイト運用をもっと面白く身近に感じていただけるようなサービスにしていく」こと。
早速どんな進化を遂げるのか、開発リーダーの四家和彦とプロジェクトマネージャーの洪泰和にインタビュー。開発真っただ中の現場からお届けします。
年1回⇒3回で進化スピードは3倍?!新機能アップデート
新機能と既存機能をメキメキ成長させていく環境に
これまで年1だったアップデートが年3回になりますが、今秋のBiNDupで、すでにいつものバージョンアップくらいの進化を遂げますよね。
そうですね、3回かどうか決めてるわけではないですが数回にはなりますね。アップデートが分散されるというよりも、どんどん進化スピードが上がっていけるといいなと思ってます。
その過程ではもちろん、新機能アップデートだけでなく既存機能のファインチューンも含まれます。あとは、なかなか手が出せなかった細かいけどあると嬉しいニッチな機能にも手を付けたいですね。
個人的には音楽系や映像系のサービスの連携とかやりたいですね。年1となるとどうしても最大公約数を狙わざるを得ませんでしたけど、今後は小さなところにも挑戦したい・・。
そう考えると例年より豪華かもしれません。使い続けるほどサービスの進化を実感できるようにしていきたいですね。
サイト運用をもっと面白く、身近に感じるものにしたい
初!成果を実感できるマーケティング機能を搭載
毎日、ログインしたくなるサービスに
ちなみに今回のテーマは「BiNDupがもっと身近な存在になって、ユーザーさんをサポートしていけるサービスになること」。私はユーザーさんに触れる機会が増えてますが、見ていると皆さんサイト作りは上手になっていても、サイトの運用や成果が出なくて困っている方が多い。
ただ存在していればいいだけのホームページではなくなってきてますからね。Webの常識やルールに則って運用しないと、あっという間に時代にサイトが取り残されてしまう。
そこをサービスとしてBiNDupがお手伝いしたい、という思いがありますね。
デザイナーもそうですが、マーケティングがメインの仕事でない限り、Googleアナリティクスで数字を見る機会があったとしても、どう解釈すればいいのかがわからない。BiNDが、成果が出ない原因がサイトのどこにあるのかを教えてくれるようなサービスになれたらいいなと。作るだけのBiNDupではなく、運用まで任せられるBiNDupを目指したいです。
新たなマーケティング機能は、Googleアナリティクスの結果を初心者にもわかりやすく噛み砕いた形で提案を促します。集客やサイト運用を頑張らなくても、成果が目に見えるからついつい毎日BiNDにログインしたくなるような、ちょこちょこ触って改善しちゃうサイクルを生むものにしていきたいですね。
また、常時SSL対応はもはやマスト。すでにBiNDupは無償で対応できますが、不慣れだとスムーズにできないという声に応えて、設定完了までのフローをもっと簡単にします。
さらに、BiNDはナビゲーション機能がちょっと弱かったので、そこを強化します。
メニューエリアの表現力がアップ
サイトの中の導線は、コンバージョンに直結しますからね。我々のサービスサイトの改修もそこに注力しています。さらにスマホで見たときの導線も細心の注意を払いたいところです。
これまでにないメニュー、メガメニューが登場します。グローバルメニューの中に写真や動画をレイアウトできるメニュー表現のひとつです。3年くらい前から大規模サイトでよく見かけるようになり、色々な表現ができるので、BiNDでも対応したいと思っていました。
サイト全体の構造が見えやすくなるので迷子になるページが減るかもしれません。レイアウトは基本テンプレートから選べばいいので簡単。メニューを告知の領域として使うといった使い方もできるのでメニューエリアの可能性が広がります。
BiNDで可能な様々な表現ができるように、タブなどと同じブロックレイアウトに実装しました。
最新のトレンドを追求するWeb表現も健在
5年ぶり、今の時代に合った新SHiFTがお目見え
BiNDならではトレンド表現も外さない意味で、スライドショー機能の「SHiFT」の刷新もありますね。初搭載の頃からインターフェースや機能が変わっていなかったので、設計から見直して今の時代に合った機能に生まれ変わります。
ここまで大きく変わるのは5年ぶり??でしょうか。最近、だいぶWebのトレンドも変わりほかの機能に押されてる感ありましたが、ここにきてまたつい使いたくなるSHiFTに躍り出るのではないかと期待してます。
リッチな表現のアニメーションを使ったWebサイトは、ページ速度やスマホ表示の問題であまり見かけなくなりました。逆に小さな画面の限られたエリアでたくさんの素材を見せられる点では表現として需要があります。これまで提供していた古いスライドデザインは一掃して今の時代に使いやすいものを新たに採用しました。
テンプレートの選び方が簡単に。気に入ったもので最短で作れる
BiNDはテンプレートから作るユーザーさんがほとんどなのですが、長年テンプレート選びで困っていた課題を解決するためサイトシアターが大きく変わります。これまでは、テンプレートのデザインが気に入っても目的が違うとサイト設計が活かせないとか課題があったんですが、「デザイン×目的」の組み合わせで選べるようになります。カラーバリエーションも3から5に増え、新テンプレートの数はおよそ3倍になります。
年3回アップデートのタイミングが増えることで、新テンプレート提供のタイミングも変わるかもしれませんね。
新機能を積極的に使ってもらうためにも、搭載のタイミングに合わせてそれらを活かしたテンプレートを提供していけたらいいですね。
Webアプリの速度を今よりも大幅にアップさせたい
高速化とサーバー機能の充実、快適なサービスへ
昨年BiNDupは正真正銘、デスクトップアプリとWebアプリが融合したサービスになったので、みなさんWebアプリが使えるんですが。実はWebアプリは使ったことがないという方がいまだ多いんですよね。
開発者としてはとても寂しいところでして・・理由を聞くと、反応スピードが遅いことがネックになっていたので、Webアプリのスピード改善も密かに進めています。と言いますか、今回のアップデートで間違いなく相当な時間もお金も費やしている機能の一つ、です。笑
なかなかデスクトップアプリの速さには近づけませんが、最終的にはデスクトップアプリと同じ速さを目指して研究を重ねています。
はい、我々デザインチームも楽しみです。笑
Webアプリは環境に縛られないので、いざというときやっぱり便利で、これがあるとないとでは安心感が大きく違います。
BiNDupはWebサービスでありながら、どこのサーバーでも公開できるのでそういうユーザーさんもいますが、実はBiNDのサーバーに公開すると設定も全然ラクで、HTTP2が有効になるので、公開しているサイトの閲覧スピードが高速化できるという利点もあるんですよ。
安いサーバーの場合、同時セッションが制限値を超えてしまうなどの理由で閲覧エラーが発生することがあるのですが、BiNDのサーバーはチューニングをしっかりと行っているので安心です。
デスクトップアプリしか使ってこなかったという方にこそ、これを機に使ってほしいですね。
ちなみに次の新BiNDupは、もうパッケージを作りません。BiNDupの購入=1年間のご契約ですが、更新をしなければWebアプリやサーバー機能は使えなくなるものの、デスクトップアプリはそのまま利用できるし、こういったら何ですがユーザーファーストです。笑
そうですね、安心して購入してもらいたいと思います。もちろん、使い続けることで利便性を享受できるような進化を目指しますので楽しみにしていてください!
BiNDupについて
次回は、スライドショー機能「新SHiFT」の誕生秘話を細かくインタビュー!
※新BiNDupは開発中のため、内容は変更となる可能性があります。
POINT
- 今年からBiNDupは年1⇒年数回の機能アップデートに!
- サイトの成果を図る、マーケティング機能やナビゲーションが充実
- BiNDupのWebアプリは、構造を大改革して高速化を目指す