もっと更新しやすいBiNDへ!BiND Press高速化と大型ページへの対応

こんにちは。デジタルステージ開発班の四家です。

異例の猛暑が続いていて、夏休みの引力に吸い込まれそうになりますね。
(もう、目の前の世田谷公園のプールに飛び込みたい…)
そんな中、今日も我々開発班は、BiND新バージョンの開発と既存機能の改善に取り組んでいます。

今日はその中でも、特に大きなアップデートとなりそうな、CMS(ブログ)機能「BiND Press」についてお話ししたいと思います。

新作テンプレートより。トップページにお知らせエリアを作り、各ブログ記事へリンクできる

元々、デザインツールとして設計されているBiNDは、構造的にCMS的な運用が苦手な部分がありました。
ここで言う「CMS的な運用」というのは、定型フォームでの記事の入力や、カテゴリー分けの作業をするだけで自動でページが作られ、目次やメニューが更新されるようなものです。

ここを改善するために、BiND6.5ではスマートモードでの定型フォーム入力を導入し、BiND9では初期のBiND Pressを搭載し、自動でのページおよびインデックス(目次)作成に対応したわけですが、まだまだ使い勝手の面では改良の余地があります。

記事のインデックス(目次)のレイアウトはテンプレートとして複数収録

そこで、新しいBiND Pressです。

最近ではコンテンツ重視のSEOが当たり前になり、自社メディアの重要性は増すばかり。
いわゆるコンテンツマーケティングというものですが、自社サイトを製品やサービスのPRだけではなく役立つ情報を積極的に配信することでサイトへの自然流入を増やそう、という流れですね。

BiND PressはそんなWebのコンテンツ制作を後押しすべく、夏が過ぎたら間もなく以下を強化します!

BiND Pressの進化① 記事更新の高速化と表示の高速化

コンテンツ重視、というからには、ページ内容はもとより旬な情報をタイミングよく発信するなどアクティブにページ更新されることが求められます。と同時に、日々更新していたらページ数も多くなっていきますよね。

ページ数が増えてもストレスフリーな構造へ

そんなアクティブで、ページ数も多くなるブログを想定して、BiND Pressを大量のページにも耐えうる構造へと強化させます。ストレスフリーな記事更新の高速化を図るため、システム設計を根本的に見直すことにしました。

ページ表示の高速化も重要課題に

そしてもう一つ。
皆、ほぼ一日中オンラインで、様々な記事から取捨選択して読む昨今、記事の表示スピードや、更新スピードは、死活問題となりつつあります。
新BiND Pressでは、ページ表示の高速化も最重要課題とし、より快適に運用ができるように対応します。

進化② 大量ページでも見やすく、カテゴリやソート機能を強化

ブログサイトに限りませんが、ページ数が増えると同時に求められるのが迷わない導線。
せっかく自然流入でアクセスしてくれた人が直帰してしまっては元も子もありません。サイトの回遊率を上げるため、オススメ記事、関連記事なども表示して、より情報の導線の設計が重要になってきました。
この辺りは、以前のバージョンでは未搭載だった、カテゴリー一覧、年月一覧、記事ソート、記事検索などにも対応することで解決していきます。
また、サイトの構造的には、新着記事だけで無く、スライドショーにしてビルボードで記事を見せたりできたらいいなと画策中です。

画像はイメージですが、カテゴリで記事をソートできるようになるので、記事が見やすくなります

WordPressとの比較

現在はブログのデファクトスタンダードとしてWordPressが有名で、デジタルステージでもBiNDクラウドのホスティング機能の一部として提供していますが、最近システムの提供サイドとしては、非常に頭を悩ませているのが、WordPressの古いバージョンの放置問題です。
WordPressはバージョンは自分自身でアップデート管理しなければならず、そのままのバージョンを使い続けることはセキュリティ上とても問題です。
BiNDユーザーでWordPressを使っているケースだけでも、実際にハッキングされたために停止せざるを得なかった例は、数百件単位にのぼります。

その点、新BiND Pressは弊社のサービスとして運用するため、ユーザーさんご自身でセキュリティを管理する必要がないため、この辺りも運用する上では安心材料になるかなと思います。

BiND Pressの公開サーバーはどこでもOK!

最後に一点、以前から誤解の多いところなので触れておきますが・・
ブログの公開先は、BiNDのサーバーではないとダメなのか?というと、そんな事はありません。
どこのサーバーに公開されても、記事を読み込んで表示するような設計になっていますので、安心してお使い頂けると思っています。
※ただし、スマホからの更新はサーバーを使うのでBiNDクラウドで更新する必要があります。

新しいBiND Pressの強化はこれだけではありません!続報にご期待ください。
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  • POINT

  • 新しいBiND Pressは記事更新とページ速度の高速化を最重要視
  • カテゴリやタグ、ソート機能を新たに搭載し、導線を強化
  • BiND Pressの公開サーバーはどこでもOK

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