自分でプログラミングしてホームページを作成すると、非常に手間がかかります。本業の合間にホームページを作成するなら、より効率的な方法を検討しましょう。この記事では、企業の担当者や個人事業主に向け、ホームページの作成に必要なプログラミング言語や、ホームページを作成する手順を解説します。プログラミングをしないでホームページを作成する方法も紹介するので、お役立てください。
ホームページ作成でプログラミング言語が必須な理由
コンピュータは人間の使う言語を理解できません。そのため、コンピューターでWebサイトを作る際には、プログラミング言語が必要です。
プログラミング言語は、コンピューターが理解できる言語です。Webサイトやアプリケーションなど、作成するものにあわせて適切なプログラミング言語が取捨選択されます。
ホームページ作成に必須のプログラミング言語
以下のプログラミング言語なしでは、ホームページを作成できません。Webサイトには静的サイトと動的サイトがあります。それぞれのWebサイト別に、必須のプログラミング言語を紹介します。
【静的サイト】HTMLとCSS
静的サイトは、誰がアクセスしても同じ画面を表示するホームページです。あらかじめ用意したHTMLファイルをそのまま表示する仕組みのため、内容を変更するにはHTMLを書き直して差し替える必要があり、結果として更新頻度の低い固定ページになりやすい傾向があります。
静的サイトは、一般的にHTMLとCSSが使われます。HTMLは、テキストや画像などの配置、タイトルや見出しの設定などができ、CSSでは背景の装飾、テキストの色やサイズなどの変更が可能です。
【動的サイト】JavaScript
動的サイトは、アクセスするたびにサーバー側でページが生成される仕組みのホームページです。データベースと連携して情報を出し分けられるため、ユーザーごとに異なる画面を表示できるほか、CMSを使えば管理画面から手軽に更新できる点も特徴です。
多くの動的サイトには、HTMLやCSSに加え、JavaScriptが使われます。JavaScriptは、画像をスライドショーにする、背景の色が変化するなど、「動き」にかかわるプログラミング言語です。
JavaScriptを使用するときは、フレームワークを利用するのが一般的です。フレームワークについては後ほど詳しく解説します。
プログラミングによるホームページ作成の5ステップ
プログラミングによりホームページを作成するステップを紹介します。まずは、ホームページを構成するファイルを作りましょう。
1.ファイルを作成する
HTML・CSS・JavaScriptなどのプログラミング言語でコードを書き、ホームページを構成するファイルを作成します。
コードを書く際は、パソコンに搭載されているメモ帳、テキストエディタなどを利用します。動きがないシンプルなサイトであれば、JavaScriptのファイルは不要です。
2.ドメインを契約する

ホームページを作成する際には、ドメインとサーバーが必要です。ドメインとは、ホームページを表示させるURLの一部です。
使いたいドメインでも、誰かが先に契約していれば使えません。また、ドメインはドメイン登録サービスや、レンタルサーバーを通じて購入できます。
3.サーバーを借りる
サーバーとは、ユーザーからの要求に応じてブラウザにデータを表示させるシステムです。ホームページの担当者は、あらかじめサーバー上にデータをアップしておかなければなりません。
また、データとは、最初に作成した、HTML・CSS・JavaScriptなどのファイルを指します。ファイルをサーバーにアップする方法は、後ほど解説します。
4.サーバーにドメインを紐付ける
ドメインを契約するのみでは、ホームページが表示されません。サーバーを機能させるためには、ネームサーバー申請が必要です。ネームサーバー申請とは、ドメイン名とIPアドレスとを紐付ける作業です。
5.サーバーにファイルをアップする
FTPソフトにサーバーの情報を登録して、ホームページを構成するファイルをアップロードしましょう。
FTP(File Transfer Protocol)とは、ファイルの転送を行うための通信規格の一種です。サーバーなどコンピューター間でデータのやり取りを行う際にFTPソフトが使われます。
より高機能なホームページ作成に必要なプログラミング言語
より高機能なホームページを作成する場合は、以下のプログラミング言語も使いましょう。
PHP
PHPは、Webサイトやアプリケーションの開発によく使われるスクリプト言語です。スクリプト言語はプログラミング言語の一種で、人間の話す言葉に似た感覚で使えるため、学習が容易な一面があります。
JavaScriptと同様に、PHPも動的なプログラミング言語です。ただし、PHPはサーバー側で、JavaScriptはブラウザ側で実行されます。
Ruby
Rubyも動的なプログラミング言語です。Rubyは日本語に近いスクリプト言語であり、国内のエンジニアにとって親しみやすいツールといえます。また、Rubyはフリーソフトウェアのため、無料で複製・変更・再配布が可能です。
Java
Javaは、主にホームページ作成・アプリ開発・IoTやAIの開発にも使われる汎用性が高い言語です。
IoTとは、身の回りのあらゆるモノがインターネットに繋がる技術を指します。スマホで操作できる家電は、IoTの一種です。AIは人工知能であり、大量のデータをもとに学習し、精度の高い分析が可能です。
なお、JavaとJavaScriptは似た名称ですが別物です。
ホームページ作成を効率化するフレームワーク&ライブラリ
便利なツールを活用し、ホームページをスムーズに作成しましょう。フレームワークとライブラリを使うと、プログラミングを効率化できます。
フレームワークとは?
フレームワークとは、システムの基本要素が詰まったテンプレートのようなものです。フレームワークを使うと、基礎的なコーディングが不要となり、プログラミングの効率化につながります。また、複数の担当者で作業を分担しても、コードを統一できます。
Rubyなら「Ruby on Rails」、PHPなら「Laravel」や「CakePHP」が代表的なフレームワークです。
ライブラリとは?
ライブラリは、プログラミングでよく使われる処理をまとめたツールです。プログラミング言語ごとに、適したライブラリが用意されています。なお、フレームワークとは異なり、ライブラリ単独ではシステムが機能しません。
Vue.js
JavaScriptのフレームワークであるVue.jsを使うと、DOM操作が不要になり開発が効率化します。DOM操作とは、JavaScriptからHTMLファイルにアクセスし、CSSを反映させる作業です。また、以下で紹介するjQueryでは、DOM操作を省略できません。
jQuery
jQueryはJavaScriptのライブラリです。jQueryを使うと長いコードを短縮して記述できます。また、jQueryにしかできない機能も搭載されています。利便性の高さから、JavaScriptとjQueryをセットで学習するケースが多いといわれています。
BootStrap
BootStrapはCSSのフレームワークです。BootStrapには豊富なテンプレートやテーマが備わっており、Webデザインの知見がない人でも優れたホームページを作成できます。また、BootStrapはマルチデバイスに対応しています。
ホームページ作成に使えるプログラミング言語を学ぶ方法
プログラミング言語は以下の方法で学べます。
- オンラインサイトで独学する
- プログラミングに関する書籍を購入して独学する
- オンラインスクールを利用する
- 教室に通って学ぶ
独学では、モチベーションの維持が難しい、わからないときに質問をしにくいなどの問題があります。初心者が効率よくプログラミングを身につけるためには、オンラインスクールや教室のほうが向いているかもしれません。
近年は、ChatGPTなどの生成AIにコードの書き方を質問したり、AIにコードを生成させてから自分で調整したりする学習方法も広がっています。独学のハードルだった「わからないときに質問できない」という悩みも、AIに聞きながら進めることである程度解消できるようになりました。
ただし、AIが生成したコードが必ず正しいとは限らないため、基礎知識を身につけたうえで、AIの回答を確認・修正できる状態にしておくことが大切です。
ホームページ作成に使えるプログラミング言語を学習するメリット
HTML・CSS・JavaScriptは、いずれも基礎的なプログラミング言語です。ホームページ作成に必要な言語を習得すると、ほかの言語の学習にも活かすことができます。
プログラミング以外でホームページを作る3つの方法
プログラミングの知識やスキルがなくても、ホームページの作成は可能です。プログラミングなしにホームページを作成する方法を紹介します。
CMSを使う
CMSとは、プログラミングなしでホームページを作成できるツールです。CMSにはテンプレートが用意されており、テキストや画像を設定するだけでホームページが完成します。
例えば、国産CMSのBiNDupは、業種別のテンプレートが豊富で、デザイン性と操作性でも評価されています。BiNDupにはカート機能、Webフォーム機能、SEOに有利なアドバイス機能など、さまざまな機能が搭載されています。

ホームページ作成ソフトを使う
ホームページ作成ソフトも、プログラミングをせずにホームページを作成できます。ホームページ作成ソフトは、パソコンにインストールして使うソフトウェアです。ホームページ作成ソフトごとに、使用できるプログラミング言語が決まっていることに注意しましょう。
ホームページ制作会社に依頼する
ホームページ制作会社に依頼すると、クオリティの高いホームページを手間なく作成してもらえます。ドメインの契約から、サーバー設定まで任せられる制作会社も少なくありません。
ホームページのクオリティは予算に左右されます。予算を決め、デザインや機能に優先順位をつけてから制作会社に依頼しましょう。
BiNDupによるホームページの事例3選
先ほど紹介したBiNDupを利用して制作されたホームページを3つ紹介します。デザインの参考にしましょう。
ジャパンドローンセンター
17年にわたりBiND製品を使い続けているWebデザイナー・岩切宏樹氏が手がけたサイトで、ドローンという専門性の高い分野をわかりやすく伝える情報設計がされています。
専門性を保ちながらも初めて訪れる人が迷わない導線を意識した構成になっており、スマホ閲覧を前提としたシンプルなナビゲーションも特徴です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
キモノの気持ち
着物のクリーニング事業などを手がける企業のインハウスデザイナーが制作した、着物文化を発信するオウンドサイトです。
社内1〜2名という少人数体制でも、和の雰囲気を大切にした温かみのあるデザインを実現しており、専門知識がなくても直感的な操作でクオリティの高い運用ができることを示す事例です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
セヌフォ堂
ブランディング・デザイン事務所を営むデザイナーが手がける、アフリカの民芸品を扱うブランドサイト兼ECサイトです。
BiNDカート機能を活用し、商品ページやスライドショー、ブログ機能などを組み合わせて世界観を丁寧に伝える設計になっており、Web制作の実務経験が浅くても本格的なECサイトを構築できることがわかる事例です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
プログラミング言語は、ホームページ作成に必須です。ただし、プログラミングができなくても、便利なツールやサービスを使えばホームページを作成できます。効率よくホームページを作るなら、BiNDupがおすすめです。
BiNDupは、プログラミング不要(ノーコード)でホームページを作成できます。「スマートモード」と「エディタモード」のどちらもノーコードで編集でき、カスタマイズも容易です。専用サポート(有料コースのみ)や、無料トライアルもご活用ください。
