レストランや小さなお店でLINE@がスマートフォン世代集客に人気の理由

「お店の宣伝を行っても、お客さんが来ない。」という悩みをお持ちではないですか? もしかするとそれは、宣伝に使っているツールに問題があるのかもしれません。

今、日本で約3400万人が利用しているコミュニケーションツール「LINE」を使ったLINE@が小さなショップやレストランの集客方法として人気を集めています。

⇒参考記事「メルマガに代わる新たな集客法!?話題の「LINE@」とは」

LINE@ロゴマーク

LINE@は、「LINE」を使ってメッセージを送る集客ツール

すでに多くの人がスマートフォンでLINEを連絡手段として利用していること、メッセージが届いた時は「ポップアップ」など目立つ通知方法が使われるため、LINE@のメッセージは「届いてすぐに読まれる確率が高い」と言われています。メールのように読むのを後まわしにされたり、Twitterのように時間と共に投稿が画面の下の方に移動してしまい見逃されることも無いため、「宣伝内容を見てもらいやすい」のがもっとも大きなメリットです。とても効果的な使い方をしているお店を以下に紹介します。

美容院で売り上げが2倍に

ある美容院は、カットを受けたモデルさんの写真をLINE@のタイムラインに載せて、スタッフの技術やセンスを実際に見てもらったり、「今日は予約に余裕があります。今日限定の20%オフクーポンを配布しますのでぜひご来店ください」というような、来店状況にあわせたクーポンを配信することで、利用者が増えて売り上げが2倍になりました。

居酒屋で割引イベントを告知。来店者数増加

ある居酒屋ではお店で行っているイベントの告知に、LINE@を絡めて集客に結び付けました。店舗で行っている「毎週金曜はスタッフとじゃんけんをして勝ったら、飲食代30%オフ」という割引キャンペーンの告知を、LINE@で行ったところ、反響を呼び、来店者が10%増加しました。

レストラン集客メルマガよりもLINE@クーポンが効果

レストラン「タイス」では、1度来店してくれた人をリピーター客にするために「次回来店時ワンドリンク無料クーポン」をLINE@の友だち限定で配信しました。いつも持ち歩くスマホに直接届くクーポンは、メルマガよりもその場で見てもらえる確率が高いため、お店の事を思い出してもらいやすく、すぐ「クーポンを使いたい」という気持ちにさせやすいのです。200人の友だちのうち、クーポン配信後に来店した人は50人にのぼり、売り上げを1.5倍にアップさせました。

LINE@が小さなお店の宣伝に効果的な理由は?

「LINE@アカウント」を作り、お店の「友だち(メッセージを受け取れるように繋がった状態)」になってくれたLINE利用者に向けて、メッセージを送る「LINE@」は、企業、個人関係なく誰でも利用ができます。現在は、お店が宣伝のために利用することが多いようです。なぜ、お店にLINE@が人気なのでしょうか?

一斉送信でも、個人向けでも送れる

多くの人に知ってほしい情報は「一斉送信」個人からの問い合わせに答える時は「1:1トーク」と、やり取りの方法を変えることができます。

セールや割引情報は「一斉送信」、商品在庫や予約状況などを聞かれた時は「1:1トーク」と言うように使い分けてみてください。

スマホ用ホームページが作れる

お店の情報などを書く「アカウントページ」を持つことができます。住所や営業時間、最新情報を記載することで問い合わせが入る機会を高めます。

アカウントページに書く文章は、LINEの「友だち検索機能」にヒットしますので、お店と関連性のある言葉は必ず入れるようにして下さい。

LINE@用のホームページ

クーポンが作れる

「PRページ」というLINE内で見れるリンクやクーポンを付けたページを作る機能で、クーポンを作りメッセージとして送ることができます。「ケーキセット30%オフ」と言うクーポンと、ケーキセットの画像や動画付きのPRページを作れば、文章だけでは伝えられない魅力を伝えられ、来店したいと思わせることができます。

LINE@のクーポン券

自動返信機能で返信できる

お客様から送られてくるメッセージ全てに、手動で返信を行うことは大変です。LINE@ではあらかじめ作っておいた文章を自動で送りかえすことができます。

自社のLINE@アカウントを友だち登録してくれた人に、「クーポン付のメッセージ」を返してお礼したり「ランチ」とメッセージを送ってきた人には「当店の今日のランチは”ハンバーグランチ”です」など関係のあるキーワードを返して、PRをしてみましょう。

ほかにも「リサーチページ」という機能を使って、お客様にアンケートを出したり、タイムラインに記事を投稿し記事をストックできます。新商品情報やお店の裏話など、「メッセージとして配信するほどではないけど、お客様に知ってほしかったり、好感を持ってもらえるような内容」を載せることもできます。

LINE@アンケート画面

そして、費用面も月間1,000通未満のメッセージ送信なら無料なためコストもかかりません。カウントは「回数」ではなく「通数」で数えるため、999人友だちがいる場合、月に1回しか全員へのメッセージが送れないことに注意しましょう。

操作が簡単、分析も可能

LINE@はスマホでもパソコンからも操作できます。店内でパソコンで落ち着いて作業をすることが難しい場合、スマホから行えることは大きなメリットです。

また、メッセージを送るだけでなく「LINE@マネージャ」を使って、友だちがどのくらい増えたかなどを確認でき、「どんなメッセージを送ると、皆が読んでくれるのか」、「受信拒否されてしまうメッセージはどんな物か」を知ることもできます。つまり、簡単な解析機能も利用できるわけです。

LINE@を使った上手な集客法

LINE@を使って集客をするには、次のようなポイントがあります。

リアルタイムに合わせた発信をする

LINEはメッセージが届いたら、その場ですぐに見てもらえる確率が高いため、リアルタイムに合わせた発信が重要です。

「雨が降ってきたから、今から『雨の日クーポン』を配信して、お客さんに来てもらおう。」というような「その場の状況にあわせた集客」ができます。

LINE限定の情報発信やキャンペーンを行う

LINEで友だちになってくれた方限定に「クーポンの配信」や「画面を見せたり、声をかけてくれると特別プレゼント」など、「LINEで友だちになっていないと、得られないお得な情報」を配信して、LINE限定キャンペーンを企画してお店に来てもらうようにします。

読む側も発信する側もスマホで「直近の」「今の状況に合わせた」情報を「直接」やりとりしているかのように発信・受信できるので、ホームページやFacebookなどの「たまに見に行く」メディアと違うのが、@LINEの特徴です。

日々の営業時間の中で、空き時間で対応できる使い方をすることで、ホームページやそのほかのソーシャルメディアとは違うメリットを生かすことができます。

その他、LINEを使った集客術を読む

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  • POINT

  • LINE@は月間1,000通無料から始められるLINEを使った集客ツール
  • 1:1のトークだけでなく、自動返信や一斉送信も使える。モバイルならではの「今だけ」「私だけ」のように発信できる強みを活かす利用法が効果的
  • お店のスタッフがスマホで仕事の空き時間に更新することも簡単なので、発信者の手間も軽減できる

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