今やホームページ訪問者の7割以上がスマートフォンから閲覧しています。スマホで見づらいホームページは、それだけで問い合わせや売上の機会を逃してしまいます。
本記事では、スマホ対応(レスポンシブ対応)ホームページの基本と、ノーコードで導入する具体的な方法を解説します。
スマホ対応ホームページとは?
スマホ対応ホームページとは、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットなど、画面サイズの異なる端末でも見やすく表示されるホームページのことです。
現在多くのサービスで採用されているレスポンシブWebデザインという技術を使うと、1つのホームページデータだけで、閲覧している端末の画面幅に合わせてレイアウトが自動的に調整されます。
たとえば、パソコンでは横並びに表示されていた3つのメニューが、スマホでは自動的に縦一列に並び替わる、といった具合です。訪問者からすると、どの端末で開いても文字が読みやすく、指でタップしやすい大きさのボタンが表示されるため、ストレスなく情報にたどり着けます。

BiNDupのテンプレート VERT. houseplant shop|レスポンシブデザインになっているホームページはスマホ表示の際に最適化された構成になっている
レスポンシブデザインの仕組み
レスポンシブデザインは、あらかじめ設定された画面幅の区切り(ブレイクポイント)ごとに、文字サイズや余白、写真の配置、メニューの形状などを自動で切り替える仕組みです。
以前はPC用ホームページとスマホ用ホームページ(m.example.comのような別ドメイン)を別々に用意する方法が一般的でしたが、この方法だと更新のたびに2つのホームページを同じ内容に直す手間がかかり、担当者の負担が大きくなりがちでした。
レスポンシブWebなら、ホームページは1つ、URLも1つで完結するため、ブログを1本追加したり、営業時間を1か所修正したりする際も、更新作業は1回で済みます。
また、検索エンジンにとっても、PC用・スマホ用でURLが分かれていない方が情報を把握しやすく、評価がまとまりやすいというメリットがあります。ホームページ更新を片手間で行っているスモールビジネスの担当者にとって、この1つで完結するという点は、日々の運用負担を左右する重要な違いです。
なぜスマホ対応が重要なのか
総務省が公表した令和7年版情報通信白書によると、2024年時点の個人のインターネット利用率は85.6%で、端末別に見るとスマートフォンからの利用率が74.4%と、パソコン(46.8%)を27.6ポイントも上回っています。この差は年々広がる傾向にあり、パソコンを持たずスマートフォンだけでインターネットを利用する人も一定数存在します。
つまり、今ホームページを訪れる人の多くはスマートフォン経由であり、名刺代わりのコーポレートサイトであっても、来店・問い合わせ前の下調べであっても、最初に開かれる画面はスマホである可能性が高いということです。
スマホでの見やすさは、もはやあると望ましいレベルではなく、なければ機会を逃すレベルの前提条件になっています。
スマホ対応の遅れが招く機会損失とは?
とりあえずパソコンで見やすいホームページを作ったという状態のまま放置していると、スマホ経由の集客で不利になる場面が増えていきます。
想定読者であるスモールビジネスやフリーランスの場合、更新作業に割ける時間が限られているため、スマホ対応を後回しにしがちですが、これは想像以上に大きな機会損失につながります。
代表的なのが、直帰率の上昇です。文字が小さい、ボタンが押しにくいといった理由で、訪問者はページを開いた数秒で離脱してしまいます。せっかく検索や広告経由でホームページにたどり着いても、最初の数秒で見づらいと感じられてしまえば、サービス内容やこだわりを伝える前に離脱されてしまいます。
また、検索エンジンはスマホ版の表示内容を基準にホームページを評価する傾向が強く、スマホでの見づらさは検索結果での露出にも影響しかねません。
さらに、問い合わせフォームや予約ボタンがスマホで操作しづらいと、せっかく興味を持ってくれた見込み客を逃すことにもなります。特に医療・美容・飲食など、来店や予約につなげたい業種では、スマホからの行動導線の使いやすさがそのまま売上に直結します。
こうした課題は、デザインが古い・情報が足りないといった内容面の問題ではなく、多くの場合表示の仕組みそのものに原因があります。
つまり、コンテンツをどれだけ工夫しても、土台となる表示の仕組みがスマホに最適化されていなければ、努力が正しく伝わらないということです。
レスポンシブ以外にも、スマホ向けのホームページ以外で注意したい点は、以下の記事を参考にしてください。
スマホ非対応のホームページで起こる3つの落とし穴
スモールビジネスのホームページでよく見かける失敗を3つ紹介します。いずれも作ったときはPCで確認しただけというケースで起こりがちです。
1|PC版をそのまま縮小表示しているだけ
専用のスマホ表示を用意せず、PC版のレイアウトを単純に縮小しただけの状態です。文字や画像が小さくなりすぎて読みにくく、指で拡大しないと内容が把握できません。
横スクロールが発生してしまうケースもあり、これでは読み進めてもらう前に離脱されてしまいます。特に、PCで作りこんだ複数カラムのレイアウトは、スマホの縦長画面ではそのまま情報量が詰まりすぎて見えることが多く、注意が必要です。
2|ナビゲーションが使いにくい
スマホ向けのメニュー設計がされておらず、リンクが小さすぎてタップしにくかったり、目的のページにたどり着くまでの手数が多かったりするケースです。
特に予約や問い合わせなど、行動を促したいページへの導線が分かりにくいと、成果に直結する機会を失います。指での操作を前提に、ボタンの大きさや間隔を見直すだけでも、使い勝手は大きく改善します。
3|表示速度が遅い
画像サイズを最適化せずに掲載していると、スマホの回線環境によっては表示に時間がかかり、読み込み中に離脱されてしまいます。
せっかく興味を持ってホームページを訪れてくれても、表示が遅いだけで機会を逃すのはもったいないことです。写真を多用したい業種ほど、画像の圧縮や表示速度への配慮が欠かせません。
スマホ向けの画像サイズの目安は下記の記事を参考にしてください。
解決アプローチ|レスポンシブ対応をノーコードで実現する方法
これらの課題は、専門的なコーディング知識がなくても、ノーコードのホームページ作成ツールを使うことで解決できます。
BiNDupには、あらかじめレスポンシブWeb対応で設計されたテンプレートが350種以上用意されており、テンプレートを選ぶ時点でスマホ表示の基本部分は完成した状態からスタートできます。スマホ対応をどう実装するかで悩む必要がなく、コンテンツ作りに集中できるのが大きな利点です。
BiNDupのブロック編集機能では、PC表示とスマホ表示を切り替えながら、ブロック単位でレイアウトを個別に調整できます。
たとえばスマホでは写真を大きく見せ、PCでは全文を掲載してスマホでは要点だけを表示するといった、PCとスマホでの情報の出しわけも設定可能です。
さらに、ハンバーガーメニューやタイル表示など複数のデザインから選べるスマホメニュー編集機能や、実機がなくても公開前に主要なスマホ・タブレットでの見え方を確認できる多デバイスプレビュー機能も搭載されています。詳しくは下記の記事をご覧ください。
画像についても、公開時に自動で画質を保ったままファイルサイズを圧縮する最適化機能があり、コーディングの知識がなくても表示速度に配慮したホームページ運用がしやすくなっています。
スマホでも美しく見えるホームページの作り方
実際にスマホ対応ホームページを作る際の基本的な流れを3つのステップで紹介します。
STEP1|レスポンシブ対応テンプレートを選ぶ
まずは業種や目的に近いレスポンシブWeb対応テンプレートを選びます。BiNDupではテンプレート一覧から業種・目的別に絞り込みができ、飲食、美容、士業、医療・福祉など、想定読者に近い業種のデザインも見つけやすくなっています。
この段階でスマホ表示の骨格はすでに完成しているため、以降の作業はコンテンツの入れ替えと微調整が中心になります。

STEP2|PC・スマホの表示を見比べながら編集する
テンプレートを選んだら、テキストや画像を実際の内容に差し替えていきます。BiNDupのエディタ上でPC表示とスマホ表示をいつでも切り替えられるので、見比べながらスマホだと文字が詰まって見える、この写真はスマホでは小さく表示したいといった調整をその場で反映できます。
ブロック単位で編集できるため、スマホ表示だけ写真の枚数を減らす、文章量を短くするといった細かい出しわけも、専門知識なしで設定可能です。
STEP3|公開前に複数デバイスでチェックする
公開する前に、多デバイスプレビュー機能を使って主要なスマホ・タブレットでの見え方を確認しましょう。
特に問い合わせフォームや予約ボタンなど、行動を促す要素がスマホでも押しやすい位置・大きさになっているかは必ずチェックしておきたいポイントです。
公開後も、実際のアクセス状況を見ながら少しずつ調整していくことで、スマホ経由の反応をさらに高めていけます。
スマホ対応ホームページ作成の第一歩を踏み出そう
今のホームページがスマホでどう見えているか、実はまだ確認していないという方は、まず自分のスマホで現在のホームページを開いてみるところから始めてみましょう。そのうえで、レスポンシブ対応ホームページを眺めてみると、今のホームページとの違いを具体的にイメージしやすくなるはずです。
スマホ経由のアクセスが7割を超える今、スマホで見づらいホームページはそれだけで機会損失につながります。
BiNDupなら、レスポンシブ対応テンプレートに加えて、PC・スマホの表示を見比べながら編集できるエディタや、スマホメニューの編集、多デバイスプレビューといった機能が標準で使えるため、コーディングの知識がなくてもスマホで見やすいホームページを自分の手で作り、育てていくことができます。
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