ホームページの作成方法|作成にかかる費用を一覧で確認
ホームページを作成する際、どのぐらいの費用がかかるのかわからない人も多いでしょう。この記事では、ホームページの作成にかかる費用を知りたい人に向けて、一般的な作成費用の相場から、費用がかかるポイントまで詳しく解説します。また、ホームページ作成を外注する際のポイントについても紹介するので、参考にしてください。
1.ホームページの作成方法について解説
ホームページ作成にかかる費用について解説する前に、まずはホームページの作成方法について解説します。
1-1.サーバーを用意する
サーバーとは、インターネット上でサービスを提供するためのコンピューターのことです。サーバーは土地のような役割で、サーバーをレンタルしてホームページを作成します。レンタルサーバーの料金相場は、月額500~1,000円程度です。
1-2.ドメインを準備する
ドメインとは、コンピューターやネットワークを識別するためのものです。サーバーが土地なら、ドメインは住所と考えるとわかりやすいでしょう。ドメインを取得して、ホームページに住所を割り当てます。料金相場は、年間数百円~数千円と幅があります。
1-3.ページを作成する
ページの作成はHTML・CSSで作成する方法とCMSサービスを使用する方法があります。HTML・CSSはプログラミング言語を記述して作成する方法、CMSサービスとはソフトウェアを用いて作成します。初心者ならCMSがおすすめです。
1-4.ホームページを公開し、運用する
作成したホームページを公開し、運用します。ホームページ公開後はSNSなどで共有し、閲覧者を増やしましょう。また、コンテンツの追加やSEO対策の実施、サーバー・ドメインなどの契約管理が運用作業に含まれます。
2.自分でホームページを制作するメリット
自分でホームページを制作すると、費用やデザイン、編集面でメリットが得られます。ここでは、各メリットについて解説します。
2-1.作成費用を抑えやすい
自分でホームページを作る場合、制作費用を抑えられます。自分で作るときにかかるのは、ドメインやサーバーの料金、CMSの利用料金のみです。
しかし、制作会社などに依頼する場合は、外注費が上乗せされます。ビジネス向けだと料金が高く設定されていたり、上位プランの契約が必要になったりするケースもあるので注意してください。
2-2.自由にデザインを変更できる
自分で作る場合は、制作会社などに依頼するよりも自由度が高くなります。自社のイメージや商材、コンテンツ内容などにあわせてデザインを自由に変更したい場合は、自分で制作した方が良いでしょう。
2-3.いつでも編集可能
制作会社などに外注した場合、何らかの編集が必要になれば、その都度担当者へ連絡して対応してもらわなければいけません。編集のたびに料金が発生するため、費用も多くなってしまいます。
一方、自分で制作する場合、編集したいと思ったらいつでも変更できます。作業に慣れれば、スピーディーに編集できるのもメリットです。
3.自分でホームページを作成する場合の注意点
自分でホームページを作成する場合には、注意したいポイントもあります。ここでは、注意点をふたつ解説します。
3-1.作成に時間がかかる
作業に慣れていない場合、時間がかかってしまいます。ホームページの作成に時間を取られて本業がおろそかになったり、本業が忙しくてホームページ作成の時間が取れなかったりして、余計に時間がかかるケースもあります。
3-2.運用担当者を用意しなければいけない
ホームページは作るだけでなく、しっかりと運用していくことが重要です。そのため、運用担当者を用意しなければいけません。担当者を用意せず運用すると、ホームページが表示されないなどのトラブルに発展する可能性があります。
4.一般的なホームページの作成費用を一覧で確認
作成内容 | 作成費用 |
---|---|
テンプレデザインを使用したホームページの作成 | 約3万円~ |
オリジナルデザインを使用したホームページの作成 | 約20万円~ |
テンプレートのカスタマイズ | 約20万円~ |
独自システムの作成 | 約100万円~ |
バナーデザインのみ作成 | 約5,000円~ |
テンプレデザインを使用する場合、新しくデザインを作る必要がないため、ホームページ作成の中でも比較的安価で済みます。
一方、オリジナルデザインを使用する、独自システムの構築や機能の追加などは、ノウハウやスキルが必要な作業のため、費用は高くなりがちです。
また、同じホームページでもスマホ対応(レスポンシブWebサイト)にすると、費用は上乗せされます。
5.ホームページの作成で費用がかかるポイントとは
ホームページ作成では、どこに費用がかかるのでしょうか。ここでは、ホームページ作成で費用がかかるポイントについて解説します。
5-1.ドメインの取得
ドメインの取得は、ホームページ作成で必ずかかるランニングコストのひとつです。「.com」や「.net」などがあり、種類によって費用は異なります。あくまでも目安ですが、年間1,000円前後、高くても1万円程度が相場となります。
5-2.サーバーの利用料
ホームページを作成する際には、お金をかけてレンタルサーバーを借りることがほとんどです。あくまでも目安ですが、相場は月額500~1,000円程度、容量などによっては2,000円以上かかるケースもあります。
5-3.サイトのデザイン
サイトのデザインは、どのページかによって費用が異なります。レスポンシブ対応の場合、トップページなら8~16万円、下層ページなら2~7万円、ランディングページなら10~25万円が相場ですが、これはあくまでも目安です。
5-4.コーディング
プログラミング言語を用いてソースコードを作成する「コーディング」は、トップページは2~3万円、下層ページは8,000~2万円、ランディングページは1~8万円程度が相場です。あくまでも目安として覚えておきましょう。
5-5.SEO対策やアクセス解析などのサポート
SEO対策やアクセス解析といったサポートにも費用がかかります。SEO対策は施策の幅が広く、一概に相場を出せません。アクセス解析の場合には、あくまでも目安ではありますが、5万円程度からが相場となっています。
5-6.メンテナンス・更新
ホームページのメンテナンスや更新の際には、その都度費用がかかります。相場はあくまでも目安ですが、1ページの更新で2~3万円程度かかるといわれています。例えば、毎月10ページ更新する場合は20~30万円程度が目安となるでしょう。
6.依頼先の値段設定によっても異なる
どこに依頼するのかによっても、かかる費用は異なります。以下では、制作会社とフリーランスの相場について解説します。
6-1.制作会社の相場
制作会社に依頼する場合の目安としては、30~100万円ほどとなります。ただし、会社の規模が大きくなれば、さらに費用は高くなるため注意しましょう。また、依頼を外注している制作会社の場合、マージンがかかり15%~程度上乗せされます。
6-2.フリーランスの相場
フリーランスの目安は、約15万円になります。制作会社と比較すると費用は安く抑えられる傾向にあります。ただし、トラブルが起こった場合の対応が十分でなかったり、品質に不安が残ったりするケースもあるため注意しましょう。
7.ホームページの作成費用をかけるべきところとは
ホームページを作成する際にどこに注目するのか、例えばデザイン性を重視したい、システムにこだわりたい、便利な機能をつけないなど、要望は企業によってさまざまです。
ただし、デザインはあくまでもホームページを見てもらうための工夫のひとつにすぎません。自社が何を伝えたいのか、重視すべき点はどこかを明確にします。
8.ホームページ作成を外注するときに確認すべきポイント
ホームページの作成を制作会社などに外注する際には、以下で解説するポイントを確認しましょう。
8-1.知識量
例えば、デザインだけでなくコーディングにも流行りがあるため、それらの最新知識やトレンドを把握しているかどうかは、クオリティに大きな影響を与えます。制作実績が多数掲載されているか、トレンドを抑えたデザインかどうかなどを確認しましょう。
8-2.コミュニケーション
ホームページ作成の依頼において、コミュニケーションは重要です。要望や理想をくみ取ってくれるか、意志の疎通がしっかり図れるか確認しましょう。話していてもうまくかみ合わない場合などは要注意です。
8-3.制作・修正対応のスピード
ホームページの制作だけでなく、修正対応がスピーディーに行われるかも重要です。サポート専任のスタッフがいるか、急ぎで対応してもらいたい場合には対応してもらえるか、追加費用はどの程度かなどを確認しましょう。
8-4.柔軟性
柔軟な対応をしてくれるかも、比較ポイントとなります。例えば、修正が必要な場合にマニュアル対応ではなく、柔軟に対応してくれるか、費用などの交渉や話し合いに応じてくれるかどを重視しましょう。
8-5.対応可能な作業・得意分野
制作会社によって、対応可能な作業や得意分野は異なります。制作実績を確認して、自社の業界を得意としているかチェックしましょう。担当者に実績を確認し、こだわりや実際に上がった効果などを確認してもよいでしょう。
9.まとめ
ホームページの作成にはさまざまな費用がかかりますが、自分で作れば費用を抑えられるなどのメリットがあります。自社ホームページをしっかり作りたいなら、CMSがおすすめです。
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