自社のホームページを作りたいけれど、どのソフトを選べばいいか迷っていませんか。ホームページ作成ソフトは選択肢が多く、機能や料金もさまざまで、比較するだけでも時間がかかります。この記事では、2026年現在の主要10ツールの特徴と選び方の基準を整理し、あなたのビジネスに合ったソフト選びをサポートします。
ホームページ作成ソフトの3つのタイプ
ひと口に「ホームページ作成ソフト」といっても、その仕組みや用途は大きく3タイプに分かれます。どれが自分に向いているかを知るだけで、選択肢はぐっと絞りやすくなります。
クラウド型(SaaS):手軽さとメンテナンスのしやすさが魅力のCMS
クラウド型はブラウザやアプリから操作し、サーバーへのアップロードや環境構築が不要なタイプです。Wix、Jimdo、BiNDupなどが代表例です。
最大の利点は、アカウントを作るだけですぐに使い始められる手軽さです。ソフトウェアのアップデートやサーバー管理はサービス側が行うため、ホームページの管理に時間をとれないスモールビジネスの方にとって運用負担が少ない選択肢といえます。
スマホからでも更新できるサービスが多く、外出先での情報変更にも対応しやすい点が実務上の強みです。
一方で、カスタマイズの自由度はサービスごとに異なります。サービスを乗り換える際にはデータの移行が手間になるケースもあるため、長期的に使い続けられるサービスかどうかを事前に確認することが大切です。
インストール型:セキュリティ重視・買い切りで使いたい方へ
インストール型は、PCにソフトをインストールして使うタイプです。ホームページビルダー(ジャストシステム)がこの代表格で、長年にわたって国内の個人・中小企業に支持されてきました。買い切り型のモデルで月額費用がかからず、インターネット接続なしでオフライン作業もできます。
ただし、作成したファイルをサーバーにアップロードする手順が必要なため、FTP操作など技術的な知識が求められる場面があります。スマホからの更新には対応しておらず、外出先での素早い情報変更は難しい点も念頭に置いておきましょう。
オープンソース型:カスタマイズ性とSEOを重視したい方へ
オープンソース型の代表がWordPressです。世界中のウェブサイトの約40%以上で使われている(※)コンテンツ管理システムで、プラグインやテーマと呼ばれる拡張機能を活用してあらゆる機能を後から追加できます。SEO対策の自由度が高く、URLからmetaタグまで細かく制御できます。
※W3Techs調べ
一方で、セキュリティ管理や定期的なアップデートはすべて自分で行う必要があります。人気があるゆえにサイバー攻撃の標的になりやすく、エンジニアや専門知識を持つ担当者がいない環境での安定運用は一定の学習コストが必要です。
失敗しないための5つの選定基準
ホームページ作成ソフトの選び間違いで最もよくある失敗は、「作れたはいいものの、その後の更新が続かなかった」ケースです。以下の5つの基準を事前に整理しておくことで、長く使い続けられるソフト選びができます。
目的は何か?
まず「何のためにホームページを作るのか」を明確にしましょう。名刺代わりに会社の基本情報を伝えたいだけなのか、SEOで集客したいのか、オンラインショップを開きたいのか、採用情報を掲載したいのか。どんな内容を掲載したいのかよって必要な機能はまったく変わります。
飲食店が予約受付を自動化したいなら予約管理機能が必須ですが、士業の事務所が実績と連絡先を掲載したいだけであれば、シンプルなクラウド型で十分なことが多いです。
ITスキルはどの程度か?
「ノーコード」と謳っているサービスでも、ブロック編集の直感度や設定項目の多さはサービスによって大きく異なります。「ブログやSNSは自分で更新できる」程度のスキルがあればクラウド型のノーコードツールは扱いやすいでしょう。
プラグインの設定や独自のコード追加が必要な場面が出てくるソフトは、専門知識を持つ担当者がいない場合はトラブル時に対応が難しくなります。
総コスト(TCO)はいくらか?
月額費用だけで比較すると、思わぬコストが後から発生することがあります。よく見落とされがちなのが、独自ドメインの取得・更新費用、クラウド型に含まれない場合のサーバー費用、有料テーマや有料プラグインの費用、予約・フォーム・ECなど追加機能のオプション費用です。
初期費用が安く見えても、運用コストの積み上がりによって1年後の総支払い額が大きく変わることがあります。初期費用・月額費用・オプション費用をあわせた年間コストで比較する習慣をつけましょう。
SEO対策機能は十分か?
ホームページを集客に使いたいなら、ページのタイトルやdescriptionを自分で設定できるか、サイトマップを自動生成できるか、ページの表示速度は最適化されているかを確認しましょう。特にスマホ対応(レスポンシブデザイン)は現在のSEOの必須要件です。
Googleはモバイルフレンドリーであることをランキング要素のひとつとしているため、選ぶソフトがレスポンシブに対応しているかは必ず確認してください。
サポート体制は充実しているか?
問題が起きたときに頼れるサポートがあるかどうかは、Web制作の経験が浅い方には特に重要な基準です。
意外と見落とされがちな観点ですが、海外発のサービスは日本語サポートが手薄な場合があります。トラブルが起きたときに英語でやり取りしなければならなかったり、日本の商習慣に合わない仕様だったりするケースも実際にあります。
長期運用を見据えるなら、国産サービスで日本語サポートが充実しているかどうかも選定基準のひとつに加えておくと安心です。
【目的別】おすすめホームページ作成ソフト比較表
| ツール名 | タイプ | 手軽さ・無料利用 | ビジネス・信頼性 | デザイン・自由度 | EC・販売 | 月額費用の目安(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| BiNDup | クラウド型 | ◎ 最大30日無料 |
◎ 国産・日本語サポート |
◎ グッドデザイン賞受賞 |
○ BiNDカート搭載 |
基本コース:2,728円〜 |
| WordPress | オープンソース型 | △ 環境構築が必要 |
◎ 実績・拡張性 |
◎ テーマ次第 |
◎ WooCommerce等 |
サーバー代別途(1,000円〜) |
| Wix | クラウド型 | ◎ 無料プランあり |
○ | ◎ ドラッグ&ドロップ |
○ 有料プランで利用可 |
無料〜2,900円程度 |
| Jimdo | クラウド型 | ◎ 無料プランあり |
○ | ○ | ○ 有料プランで利用可 |
無料〜2,800円程度 |
| ペライチ | クラウド型 | ◎ 無料プランあり |
○ | ○ | △ 決済機能は限定的 |
無料〜3,278円程度 |
| STUDIO | クラウド型 | ○ 無料プランあり |
○ | ◎ デザイン自由度高い |
△ | 無料〜3,980円程度 |
| Ameba Ownd | クラウド型 | ◎ 無料プランあり |
△ 個人向け寄り |
○ | × | 無料〜 |
| Google サイト | クラウド型 | ◎ 完全無料 |
△ 社内利用向け |
△ テンプレート限定 |
× | 無料 |
| ホームページビルダー | インストール型 | △ PC必要 |
○ 長年の実績 |
○ | △ | 買い切り型(1万円台〜) |
| HubSpot | クラウド型 | ○ CMS Hub無料あり |
◎ CRM連携 |
○ | △ | 無料〜(有料は数万円〜) |
※各ツールの料金・機能は2026年5月時点の公開情報をもとにしています。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
主要ソフトの徹底解説
それぞれのツールがどのような方に向いているのか、公開情報をもとに特徴を整理しました。
BiNDup

BiNDupは、株式会社WEBLIFEが提供する国産のノーコードCMSです。累積20万人以上に選ばれており、スモールビジネスのホームページ制作・運用ニーズに幅広く対応しています。
最大の強みは、ホームページ制作に必要な機能をひとつのサービスで完結できる点です。ブログ機能(BiND Press)、お問い合わせフォーム、オンライン予約システム、オンラインショップの機能が揃っています。外部ツールの連携設定が増えると運用の手間やコストが積み上がりますが、BiNDupはその手間をまとめて解消できる設計になっています。
BiNDupで作られたホームページを実際に見てみましょう。どちらも自分たちでデザイン性の高いサイトを運用している実例です。
新潟県の「山口工務店」

BiNDupを10年以上活用し、施工事例ページに仕様・性能まで数値で公開することで、住宅検討者がほかの工務店と比較しやすい判断材料を提供しています。
オンラインショップ「HUG you」

スポーツ用吸水ショーツを扱うオンラインショップ「HUG you」では、BiNDカートを使って商品販売までサイト上で完結する仕組みを構築しています。
デザイン面ではグッドデザイン賞の中小企業庁長官特別賞を受賞しており、400種類以上のテンプレートはすべてレスポンシブ対応です。国産サービスのため、日本語サポート・国内サーバーが整っており、トラブル時も安心して相談できます。初期費用・サーバー代不要で最大30日間の無料トライアルから始められます。
WordPress
WordPress(ワードプレス)は世界最大のシェアを持つオープンソースCMSです。数万種類以上のプラグインを活用して、ブログ、ECサイト、予約システム、会員サイトなどあらゆる機能を実装できます。コンテンツSEOを本格的に運用したい企業には選ばれやすいツールです。
一方で、サーバー契約・ドメイン取得は別途必要で、セキュリティのアップデートやバックアップ管理も自己責任です。定期的なメンテナンスを怠ると不正アクセスのリスクが高まるため、技術的なサポートができる担当者がいる環境向けのツールといえます。
Wix
Wixはイスラエル発のクラウド型サービスです。ドラッグ&ドロップで直感的にデザインを編集でき、豊富なテンプレートから選んで作成できます。
無料プランがあり試しやすい一方、無料プランではWixの広告が表示され独自ドメインは利用できません。また、一度テンプレートを選んだあとで別のテンプレートに切り替えるとコンテンツが引き継がれないため、デザイン変更には注意が必要です。
Jimdo
JimdoはドイツのJimdo社が提供するクラウド型サービスです。AIによる自動サイト生成機能を持ち、簡単なアンケートに答えるだけでサイトの原型を作れます。シンプルな設計でECや予約といった機能を充実させたい場合は有料プランへのアップグレードが必要です。
ペライチ
ペライチは日本発のクラウド型サービスで、1ページ完結型のシンプルなホームページを簡単に作れます。フリーランスや個人事業主が自己紹介・サービス案内・問い合わせを1ページにまとめて公開するのに向いています。
複数ページの本格サイトやSEOを意識した継続的な運用には機能的な限界がある場面もあります。
STUDIO
STUDIOは国産のノーコードWeb制作ツールで、Figmaのような感覚でWebデザインを組みながらそのまま公開できます。
デザインの自由度が高い分、操作に慣れるまでに時間がかかる面もあります。予約・EC等の業務機能は限定的なため、集客・予約・販売まで完結させたい場合は別ツールとの連携が必要です。
Ameba Ownd
Ameba OwndはサイバーエージェントのAmeba事業部が提供するサービスで、無料でホームページ・ブログを公開できます。個人のポートフォリオやブログ的な用途に向いており、ビジネス機能は他ツールとの連携が必要です。
独自ドメインの設定には有料プランへの加入が必要です。
Google サイト
Google サイトはGoogleが提供する完全無料のホームページ作成ツールです。
GoogleドキュメントやGoogleカレンダーとの連携がスムーズで社内情報共有ページとして活用されますが、集客を目的とした本格的なビジネスサイトとしての利用には機能的な制約があります。
ホームページビルダー
ホームページビルダーはジャストシステムが開発する国産のインストール型ソフトで、1996年の発売以来、長年にわたって国内の個人・中小企業に支持されてきた実績を持ちます。
買い切り型でランニングコストがかかりにくい一方、作成したサイトをサーバーに公開するにはFTPアップロードの操作が必要で、クラウド型に比べると公開・更新の手順が多くなります。
HubSpot
HubSpotはアメリカ発のCRMプラットフォームで、マーケティング・営業・カスタマーサービス機能を統合したビジネスツールです。
CRMとホームページを一体で管理したいビジネスに向いていますが、営業・マーケティング活動のデジタル化を本格的に進めたい段階の企業向けのツールといえます。ホームページ単体の作成・更新ツールとして選ぶには機能が多すぎる面もあります。
【重要】無料ソフトと有料ソフトの決定的な違いとは?
「無料で使えるなら十分では?」と感じる方は少なくありません。しかしビジネス利用を前提とするなら、無料プランのままでは支障が出る場面が具体的にあります。
独自ドメインの重要性
無料プランの多くは「〇〇.wixsite.com」のようにサービス名が入ったサブドメインしか使えません。お客さまの立場で見ると、サブドメインのURLはサービスに依存した一時的なものに映りやすく、会社・お店としての信頼性に影響することがあります。
またSEOの観点でも、ドメインは長く使い続けるほど検索エンジンからの評価が積み上がる性質があります。無料プランのサブドメインを使い続けたあとで独自ドメインに移行しても、それまでに積み上げた評価は引き継がれません。
最初から独自ドメインで始めることが、長期的な集客にとって合理的な選択です。
広告表示の弊害
無料プランでは多くのサービスがサービス提供会社の広告をサイト内に表示します。自社のサービスや商品を紹介するページの中に制御できない広告が入ることは、ビジネスのイメージとして好ましくありません。
お客さまが広告をクリックして他のサービスへ移ってしまうリスクもあります。
サポートの有無
無料プランではサポートの範囲が限られているサービスがほとんどです。問い合わせ対応がない、対応に時間がかかるといった状況は、トラブルが起きたときに業務への影響が出ることを意味します。ビジネス利用であれば、問題が起きたときにすぐ相談できる環境は運用の安心感に直結します。
月額数千円の投資で独自ドメイン・広告非表示・サポートを確保できることを考えると、費用対効果は十分に高いといえます。
スモールビジネスのホームページ作成には「BiNDup」がおすすめ
ここまで10種類のソフトを比較してきましたが、改めて選び方の判断基準に立ち戻ってみましょう。
まず確認したいのが、必要な機能がひとつのツールで完結できるかという点です。
サイト制作とは別に、フォームは外部サービスA、予約はサービスB、ショップはサービスCと連携させると、それぞれに月額費用がかかるうえ、設定・連携のメンテナンスも増えます。
運用の手間を減らしたいスモールビジネスにとって、追加契約なしで制作・フォーム・予約・ECを完結できる環境は大きなメリットです。BiNDupはSmoothContact(フォーム)・SmoothBooking(予約、ビジネスコース)・BiNDカート(EC)も搭載しており、ひとつの管理画面で運用できます。
次に大切なのが、日本の中小事業者向けに設計されているかという視点です。海外発サービスは機能が豊富な一方で、日本語サポートが手薄なケースや、日本の商習慣に対応した設計になっていないケースがあります。
BiNDupは国産CMS・国内サーバー・日本語サポートを備えており、困ったときに日本語で問い合わせできる体制が整っています。
また、デザイン性と更新しやすさが両立しているかも重要な分岐点です。デザインの自由度が高いほど操作が複雑になりがちで、最初はきれいに作れても「自分では更新できない」状況に陥ることがあります。BiNDupのブロック編集は特許取得の独自技術で、直感的な操作とデザイン性の両立を実現しています。
そして、累積20万人以上が選んだ実績があることも、長く使い続けるツールとして選ぶ際の安心材料です。多くのユーザーに使われることで継続的な改善が加えられ、サポート体制や機能の充実度にも反映されています。
BiNDupは最大30日間の無料トライアルから始められます。まずは、業種・目的別で400種類以上が揃っているテンプレートを眺めながら、自分のサービス・業種に合うデザインがあるかを確認するところからはじめてみるのも良いでしょう。
まとめ
この記事では、2026年時点のホームページ作成ソフト10選を比較し、選び方の基準を整理しました。
ホームページ作成ソフトは大きく分けてクラウド型・インストール型・オープンソース型の3タイプがあります。スモールビジネスには運用負担が少なく機能が揃っているクラウド型が向いているケースが多いです。
ソフトを選ぶ際は、月額費用だけでなく独自ドメイン・サーバー・オプション機能を含めた年間トータルコスト、サポート体制(特に日本語対応)、更新しやすさとデザイン性のバランス、必要な機能がひとつで完結するかどうかを確認することが大切です。
ビジネス利用なら無料プランの広告表示・独自ドメイン制限・サポート不足は実務上の制約になるため、有料プランを選ぶことが長期的に合理的な判断です。どのソフトが自分に合うか迷ったときは、まず無料トライアルで実際に操作してみることをおすすめします。比較表や文章だけではわからない、使い心地の違いが実感できるはずです。
BiNDupは最大30日間の無料トライアルを提供しています。初期費用・サーバー代不要で始められるので、まずは気軽に試してみてください。


