ホームページに集客する10の方法｜失敗する理由と効果的な作成ポイントを解説

ホームページを作成しても、その後の集客がうまくいかない企業は多いです。集客を成功させるためには、うまくいかない原因とともに適切な集客方法を理解する必要があります。
 
この記事では、ホームページの集客に悩んでいる企業の担当者に向けて、ホームページに集客するための具体的な方法を解説します。状況を改善するために、ぜひ参考にしてください。

1. ホームページで集客できない理由とは？

ホームページの集客がうまくいかないのは、なぜなのでしょうか。まずはその理由について解説します。

1-1. とりあえずホームページを作成した

企業のなかには、目的を定めずホームページを作成しているところも多いのではないでしょうか。しかし、目的がないとユーザーと適切な関係を築けないため、集客に繋がりません。ホームページを作成する目的は、企業によってさまざまです。たとえば、コンバージョンの獲得を目指している企業もあれば、顧客との信頼関係を構築しようとしている企業もあります。

1-2. ペルソナが設定されていない

ペルソナとは、ホームページを訪問してほしいと自社が考えているユーザー像です。ホームページに集客するためには、性別・年齢・趣味・職業など細かい部分までペルソナを設定しましょう。
 
誰にでも好まれるホームページを作ろうとすると、誰にも興味を持ってもらえない可能性が高いです。ホームページの集客では、ペルソナをなるべく具体的に定めなければなりません。

1-3. デザインのみを作り込んでいる

おしゃれでかっこいいデザインのホームページを作れば、企業のイメージもアップする可能性があります。しかし、単にデザインを作り込むだけでは、ホームページを訪れるユーザーを増やせません。集客のためには、デザイン性よりも使いやすさが重要です。また、ユーザーにとって役立つ情報を多く扱う必要があります。

1-4. 作ったまま放置している

ホームページは、作るだけで自動的にユーザーが集まるわけではありません。更新せずに放置していると、ユーザーは集まりにくくなります。
 
ホームページには常に最新の情報を掲載し、ユーザーが求めている情報をしっかり提供できるようにしましょう。ユーザーのニーズを考慮しつつ、新しいコンテンツを追加したり、既存のコンテンツを改善したりすることが大切です。

1-5. アクセス解析をしていない

ホームページの集客状況を知るには、アクセス解析が必要です。アクセス解析を行うと、ホームページへのアクセス数をリアルタイムで確認できます。また、ユーザーがどのようなキーワードで検索し、自社のホームページを訪問したかも一目瞭然です。
 
アクセス解析を参考にしてホームページを改善すれば、質を高めてさらなるアクセスアップを狙えます。

2. 集客できるホームページを作るポイント

ここでは、失敗の原因を解決し、集客できるホームページを作成するために押さえておきたいポイントを解説します。

2-1. ホームページの目的を設定する

ホームページを作成するときは、目的をしっかり定めましょう。たとえば、資料請求や問合せなどを目的にする企業も多いです。
 
また、定めた目的にあわせ、ホームページ上でどのような機能が必要か検討しましょう。目的が資料請求であれば、フォームを作成したり、フォームへ遷移するためのボタンを用意したりする必要があります。

2-2. ペルソナに向けてコンテンツを作る

ホームページの目的を考慮しながら、具体的なペルソナを設定しましょう。ペルソナが抱えている課題を考え、解決策を示すためのコンテンツを用意します。タイトルやキャッチコピーなども、ペルソナの心に響くようなものを考えることが大切です。ホームページのデザインもペルソナの好みにあわせると、より効果的です。

2-3. ユーザーファーストを意識する

自社の都合ではなくユーザーの状況にあわせることもホームページの集客を成功させるために必要なポイントのひとつです。ユーザーにとって使いやすく、すぐに必要な情報にたどりつけるように設計しましょう。
 
スマホからホームページにアクセスするユーザーも多いため、小さな画面でも見やすいように配慮してください。

2-4. 自社を利用するメリットを伝える

ホームページでは単に商品やサービスの魅力を伝えるだけでなく、ユーザーにとって具体的にどのようなメリットがあるかも説明しましょう。たとえば、ホームページのみで獲得できるクーポンを用意し、宣伝するのもひとつの方法です。ホームページから実店舗への来店にうまく繋げている企業も存在します。

2-5. 最新情報や役に立つコンテンツを発信する

ホームページは簡単にアクセスできるため、企業の窓口としての役割もあります。常に最新の情報を更新し、正しい情報を確認できるようにしておきましょう。ホームページの情報が更新されていない場合、ユーザーからの信頼を損ねる原因になります。一方、ホームページに対する信頼を高められれば、集客を成功させやすくなります。

2-6. 集客データを分析する

ホームページに集客するためには、データの分析が必要不可欠です。アクセス解析や広告の効果測定などをこまめに実施し、ホームページの状況を分析しましょう。たとえば、設定した目的やペルソナが最適だったか確認したり、コンテンツは十分であるかチェックしたりします。足りない部分があれば、改善を加えてください。

3. 無料のホームページ集客方法

ホームページの集客方法のなかには、無料の施策と有料の施策があります。ここでは、無料の施策について解説します。

3-1. SEO

SEOとは、ホームページで扱っているコンテンツを最適化し、検索結果の上位に表示させるための手法です。検索結果の上位に表示されればたくさんのユーザーの目に留まりやすくなり、アクセスアップを期待できます。
 
SEOはホームページの集客方法の基本です。ホームページを運営するうえでは、必ず意識する必要があります。

被リンク対策

被リンクとは、ほかのホームページに自社のホームページのリンクを貼ってもらうことです。被リンクが増えると、SEOの評価が高まるといわれています。
 
ユーザーにとって役立つコンテンツを作成できれば、被リンクの数も自然に増える可能性が高くなります。外部のホームページの影響力が大きいと、その分しっかりと集客できます。

3-2. SNS

SNSは拡散力に優れており、SNS上で自社のホームページやコンテンツが話題になれば、認知度が急上昇する可能性があります。各企業は、Twitter・Facebook・InstagramなどさまざまなSNSを活用しています。SNSの種類によってユーザー層が異なるため、ホームページの目的やペルソナにあわせて使い分けましょう。

3-3. プレスリリース

プレスリリースとは、報道機関向けに自社の情報を発信するためのものです。プレスリリースの内容が大手メディアに取り上げられた場合、一気に自社のホームページの認知度が高まります。プレスリリースの配信ができるサービスは、無料のものと有料のものがあります。まずは無料で配信を開始し、状況に応じて有料のサービスに切り替えるとスムーズです。

3-4. オフラインでのアプローチ

インターネット上だけでなく、オフラインでもホームページを宣伝しましょう。たとえば、チラシや名刺にホームページのURLを掲載しておくと、興味を持ったユーザーがアクセスしてくれる可能性があります。

4. 有料のホームページ集客方法

予算を確保できる場合は、有料の集客方法を利用するのもひとつの方法です。ここでは、有料の集客方法について解説します。

4-1. リスティング広告

リスティング広告とは、検索結果の上部にホームページを掲載する広告です。SEOで上位に表示されているコンテンツよりも、ユーザーの目に留まりやすくなります。少額からでも始められるため、気軽に挑戦できます。

4-2. 純広告

純広告とは、ほかのホームページが販売している広告枠を買い取って掲載する広告です。記事広告やバナー広告などさまざまなタイプがあります。契約期間中は必ず表示されるため、自社のホームページの露出を増やせます。

4-3. ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、検索エンジンと連携しているホームページやサービスなどに表示される広告です。関連性の高いさまざまなホームページやサービスに広告を表示できるため、自社が設定したペルソナに対して効率的にアプローチできます。

4-4. SNS広告

SNS広告とは、Twitter・Facebook・InstagramなどのSNS上に掲載される広告です。タイムラインに溶け込むように表示されるため、自社のホームページをユーザーに対してさりげなくアピールできます。

4-5. アフィリエイト

アフィリエイトとは、個人が運営しているブログなどで自社のホームページを紹介してもらい、商品やサービスの購入に繋がった場合に報酬を支払う方法です。アカウントを維持するための固定費もかかりますが、基本的には成果の分だけ費用が発生するため効率的です。

5. 自社に最適な集客方法の選び方

自社のホームページに適した集客方法を選ぶにはコツがあります。ここでは、具体的な選び方について解説します。

5-1. 短期間で集客したい場合

なるべく短期間で集客するためには、有料の集客方法がおすすめです。費用がかかるものの、着実にユーザーからのアクセスを獲得できます。ただし、広告の配信をやめればアクセスも一気に減るため、広告を運用しながらSEOやSNSによる集客にも力を入れるのが理想的です。

5-2. 中長期間で集客したい場合

中長期的にアクセスアップを目指したいなら、SEO施策に取り組みましょう。キーワードにあわせてコンテンツを最適化し、検索エンジンからの評価を高めていきます。
 
SEO施策の効果が出るまでには、4か月～1年程度かかるといわれています。時間がかかりますが、SEO施策にしっかり取り組むとアクセス数が安定しやすいです。

6. ホームページの集客は定期的な改善が必要

ホームページは作るだけで満足せず、常に更新を続けることが大切です。先述したとおり、逐一更新している企業は信頼されやすく、ホームページへのアクセス数も増えやすいです。
 
また、ホームページの集客状況を定期的にチェックし、施策が適切かどうか見直しましょう。不十分な部分は改善し、最適な状態に整える必要があります。

7.まとめ

ホームページに集客するためには、さまざまな対策が必要です。無料の方法と有料の方法があるため、自社の状況にあわせて最適な対策を実行しましょう。ホームページは常に状態をチェックして更新する必要があることから、システムの利便性も重要です。
 
株式会社デジタルステージのBiNDupは、自分でスムーズにオリジナルのホームページを作成できるCMSです。日本国内で開発されており、有料コースのサポート体制が充実しています。最大30日間無料で利用できるため、ぜひ試してみてください。